こんにちは、買取リッチ東京 東小金井店です。
金のネックレスを売ろうと思ったけど、これ本当に金なの?と疑問を持っている方のために、金かどうかを調べる簡単な方法をご紹介します。
金製品の種類
金製品には他の金属も含まれている
金の延べ棒(インゴット)は純金で作られることがほとんどですが、アクセサリーなどの金製品は、ニッケルや銅、亜鉛などの「割金」と呼ばれる金属と、「金(ゴールド)」を混ぜて形成されることがほとんどです。金は柔らかい性質をもつため、金100%での精製は難しく、衝撃に弱いのでアクセサリーには向きません。
金の割合は商品によって異なり、金の割合が少ないほど安価になります。
売却の際は買った値段に関わらず、金の純度に応じた金額で売却することになります。
金メッキ、金張り、金箔
これら3つは、製法は異なるものの、「真鍮などの金属や素材に、薄い金の膜や板を張り付けた製品」です。安価な価格帯で金の風合いを感じられ、変色しにくいというメリットがあります。
シャネルなどのブランド品をのぞいて金メッキの買い取りは難しい商品になります。しかし、厚メッキと呼ばれる真鍮などの金属に分厚く金をかぶせたものは、検査をすることで全体の金の割合を算出できるので買取り可能です。
金の刻印のある偽物
金メッキを含め金製品には商品の本体に金の含有量を示す刻印があります。
しかし、ここで厄介なのは、刻印に対して金の含有量が実際よりも少ない偽物が販売されていることです。そのため、金と思って高額で購入したものが、実は安価なメッキだったということが起こってしまいます。
磁石をあててみる
まずは刻印を確認する・・・と言いたいところですが、刻印が小さくてルーペなしでは読み取れないこともあるので、一瞬で判別できる方法をご紹介します。
金メッキかどうかを判別する最も簡単な方法は、磁石をあててくっつくかどうか試してみることです。
金やプラチナは磁石にくっつかない性質があります。一方で、金以外の金属が多く使用されている金メッキなどの製品は磁石に反応し磁石にくっついてしまいます。
使用する磁石は強力なものがあればよいですが、100円ショップで買えるような一般的な磁石で大丈夫です。
ほとんどの非金の製品は磁石にくっついてしまうため、多くの商品がこの方法で金か非金か判別することができます。
刻印を確認する
磁石に近づけてくっつかないことが分かったら、いよいよ本体に刻まれている刻印を探しましょう。
<刻印の場所>
製品 |
場所 |
ネックレス/ ブレスレット |
留め具や、ペンダントトップの裏、ペンダントとチェーンをつなぐ部品。 |
指輪 |
内側。古い物だとスレによって消えてしまっている場合もあります。 |
イヤリング |
イヤリング・・・本体のどこか。見えにくい部分に刻印があるときも。 |
ピアス |
本体のどこか。ピン部分に刻印があることも。キャッチにも刻印があります。 |
金貨、メダル |
表面か裏面。999.9や1000、750など |
金杯 |
裏返した底の部分。 |
インゴット |
表面。 |
ネクタイピン |
本体のどこか |
置物 |
本体のどこか。 |
<刻印の種類>
刻印 |
金の含有量 |
買取 |
純金 /K24 /999.9 /999/FINE GOLD |
100% |
〇 |
K22 /916 |
91.6% |
〇 |
K20 /833 |
83.3% |
〇 |
K18 /750 |
75% |
〇 |
K14 /585 |
58.5% |
〇 |
K10 /416 |
41.6% |
〇 |
K9 /375 |
37.5% |
〇 |
18K、24Kなど後ろにKがあるもの |
検査による |
検査による |
GP/GF |
金メッキ |
△ |
刻印無し |
検査による |
検査による |
メイプルリーフ金貨など、海外の金貨にはK24が使われることが多く、999.9と刻印されています。インゴットは999.9やFINE GOLDと表記されています。
アクセサリーはK18が圧倒的に多く、K18または750と刻印されています。どちらも同じ意味になります。K18GP、K18GFなどGP/GFの表記はGold Plated/Gold Filledを意味し、金メッキの製品です。
メッキの製品は金としてではなく、商品として価値がある場合お買取り可能です。
18Kなど、数字の後ろにKが付いている刻印は、海外の金製品に見られることがあります。そのままK18であることもあれば、実際より含有量が低い場合もあります。
比重を計る
金の比重を計るというのは、水を同じ量(体積)だけ用意し、それが水よりも何倍重いかを計算することで金かどうか判別する方法です。
計算式:商品の重さ÷水中での重さ=比重値
計算で出た比重値が金の比重値に当てはまる場合、金の含有量を知ることができます。
水中での重さをはかる方法は簡単です。
1.まず、秤と高さのある容器(プラスチックのカップでもOK)を用意します。
2.容器の中に水を入れ、金製品を糸につなぎます。
3.容器を秤の上に置き、数値をゼロにします。(ゼロにできない場合はそのままで)
4.金製品を水の中に入れ、底につかないようにし、重さを記録します。(数値をゼロにできていない方は、今の重さからカップと水の重さを引きます)
記録した水中の中での金製品の重さを、公式にあてはめます。
商品の重さ÷水中での重さ=比重値
<金の比重値>
金の純度 |
比重値 |
K24 |
19.13~19.51 |
K22 |
17.45~18.24 |
K20 |
16.03~17.11 |
K18 |
14.84〜16.12 |
K14 |
12.91〜14.44 |
K10 |
11.42~13.09 |
当てはまる比重値が調べた金製品の金の純度です。比重値から大きく外れるときはメッキなどの製品の可能性が高いです。
ただし、20グラム以下の製品では上手く水中の重さを計れず、比重値に当てはまらない時があります。
色味を見る
刻印がない・不明瞭である場合は色味で金の純度を推測することができます。
K24は橙色の強い黄色をしています。K18~K14は黄色、さらに純度が低くなってK10になるにつれ、黄色みが弱く色が暗くなっていきます。
メッキ製品は不自然な光沢や、見た目の大きさに比べ重さが軽いという特徴があります。
少々感覚的なものになってしまいますが、手持ちの金の純度が明らかなアクセサリーなどと並べて色や質感を観察するのも判別の一助になるでしょう。
削る、切断する
メッキや厚メッキの場合はやすりなどで削る、切断することで中の金属が露出します。
金であれば、切れたネックレスや壊れた指輪も買取可能です。
また、古いものでメッキであれば、上皮の金が剥がれて地の金属が見えていることもありますので、ヘリや擦れやすい部分を観察してみてください。
査定に出す
刻印探すのも、比重もめんどくさい!という方はリサイクルショップなど、買取店に持ち込んで査定に出すのがお勧めです。大抵のお店は見積もり無料、金かどうかだけ知りたい、どのくらいの価値があるのか知りたいという方の利用も可能です。
買取リッチ東京 東小金井店では金製品の査定も無料で行っています。
値段だけ知りたい方も大歓迎。金かどうか自信がなくても大丈夫です。予約は不要ですのでお気軽にお越しください。
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