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海外製のインゴットは売れる?密輸の危険?買取の注意点。 

こんにちは!買取リッチ東京 東小金井店です。

海外製の金のインゴットを買取不可にするお店が増えています。

頻発する海外からの金のインゴットの密輸を撲滅すべく、2019年から関税局が関係業界に協力を呼びかけたためです。

しかし、日本で海外製のインゴットが全く売却できないというわけではありません。

今回の記事では、金のインゴットと密輸の関係を説明しながら、海外製の金のインゴットの買取の注意点をお伝えします。

お持ちのインゴットが海外製のものである方は必見です!

※2022年9月現在、買取リッチ東京では海外インゴットの買取を停止しています。

 

インゴットの基礎知識

インゴットとは、英語で”ingot”=金属の塊という意味で、その名の通り金属を型に流し込み固めた金属の塊を指します。

インゴットの種類は金だけでなく、銀、プラチナ、パラジウムもあります。

金の場合は「金のインゴット」、銀の場合は「銀のインゴット」と呼びます。

日本語では、インゴットは「金地金(きんじがね)」、「金の延べ棒」、「ゴールドバー」と表現されます。

インゴットは1kgから1gまで重量別に10種類が製造されています。

重い順に、1kg、 500g 、100g、 50g、 20g、 10g、 5g、 2g、 1gです。

製造でも型に流し込んで作った「モールドタイプ」、金を圧縮して精製した「プレスタイプ」があります。

20~50g以下であればプレスタイプが多いです。

軽い物だとペンダントにしている方もいます。

 

また、インゴットは製造元や商品情報が刻印されています。

品位の999.9か99.99、素材のFINE GOLD 、重さの〇〇g、ブランドマーク、シリアルナンバーです。

ブランドマークとは、製造したメーカーのマークのことで、ここで日本製か、海外製かを判断します。

シリアルナンバーとは、ブランドが商品管理のために刻印する番号で、数字やアルファベット、アルファベットと数字の組み合わせで作られています。

国内・海外ともに様々なメーカーがインゴットを製造しており、買取店には様々なブランドマークを持ったインゴットが持ち込まれます。

その中でも、国際的な認定を受けたブランドは「国際ブランド」と呼ばれ、そのブランドが製造したインゴットは「グッドデリバリーバー」と称されます。

グッドデリバリーバーはインゴットの国際取引の指標となるロンドン貴金属市場協会の厳しい基準を満たすものとされています。

品位は純度99.99%と定められており、信頼性の高さから投資の為の購入は国際ブランドを選ばれる方が多いです。

国内では以下のブランドが国際ブランドとなります。

・三菱マテリアル株式会社
・田中貴金属工業株式会社
・三井金属鉱業株式会社
・住友金属鉱山株式会社
・日鉱金属株式会社
・株式会社 徳力本店
・同和鉱業株式会社
・石福金属興業株式会社
・松田産業株式会社
・アサヒプリテック株式会社

買取リッチ東京ではこれらの国内ブランド以外で製造されたインゴットもお買取りしています。

 

 密輸と海外インゴットの関係

金のインゴットは日本に密輸されやすい品物の一つです。

密輸は違法な方法でお金を儲ける手段の一つであり、金の密輸では消費税をうまく利用し利益を出す仕組みになっています。

海外では金を購入する際に消費税がかかりません。

そして日本は販売に消費税がかかります。

そこで、密輸した金を購入した金のレートと同じレートの時期に販売すれば、消費税分だけ儲けることができるのです。

金は加工がしやすく、形の変形、小さく分割することも容易なため飛行機での密輸も絶えません。

靴の中敷きに隠すという典型的な方法から、バッグのチェーンに作り替える、円柱状に加工し電子タバコの筒の中に忍ばせるなど様々な手法があるようです。

そこで日本の関税局は密輸防止策のために、2019年から各業界に協力を呼びかけました。

税関の水際対策の強化だけでなく、海外製金のインゴットの国内販売ルートを狭めれば金の密輸も縮小されるためです。

その流れを汲んで海外インゴットを買取しない業者や買取店が増えました。

密輸対策はさらに強化されるとみられ、今後取り締まりがより厳しくなる前に売却するのがおすすめです。

 

 

海外インゴットの国際ブランド

海外インゴットの中にも信頼性の高い国際ブランドが存在します。国際ブランドであれば買取可能、買取もスムーズに行われる場合があります。

その国際ブランドを紹介します。

アメリカ

Asahi Refining USA 
Metalor USA 
Johnson Matthey 

カナダ

Asahi Refining Canada
Johnson Matthey
Royal Canadian Mint

オーストラリア

GOLDEN WEST REFINNING
Johnson Matthey
PERH MINT

スイス

Argor S.A.
Argor-zHeraeus S.A 
Credit Suisse
METALOR
PAMP
Swiss Bank
UBS AG
Union Bank of
Switzerland
Valcambi S.A.

フランス

Comptoir Lyon Alemand Louyot
Engelhard-CLAL

ドイツ

Degussa AG
METALOR

シンガポール

DEGUSSA SINGAPORE
METALOR

イギリス

Engelhard
Engelhard-CLAL
Johnson Matthey

香港

Johnson Matthey
METALOR

韓国

LG Metals
LG-NIKKO
LS-NIKKO

ウズベキスタン

Navoi Mining and
Metallurgical Complex

南アフリカ

Rand Refinery

ベルギー

Umicore

こうしてみるとスイスのブランドが多いことが分かりますね。

現在スイスに金鉱はありませんが、金の取引が世界一位。

世界の金の3分の2がスイスで精製されています。

また、金の4大市場がNY、チューリッヒ、ロンドン、香港にあり、それぞれの国で複数の国際ブランドがあります。

 

海外インゴットの買取の注意点、査定の流れ

海外製のインゴットの買取が可能であるとHPに記載されている業者であっても、インゴットの状態によってお買取り不可になる可能性があります。

その例としては
・ブランドマークやシリアルナンバーがない、または削れて確認出ない
・100g以上の重さのあるもの
・購入証明書がないもの

数十年前に購入したインゴットだと刻印されたマークや数字が擦れて見えなくなることがあります。

しかし、金の密輸においては、シリアルナンバーからの追跡を恐れてか、削る・研磨するなどしてシリアルナンバーを故意に消している事例が多いです。

また、ブランドマークも同じで、インゴットを再精製する際に消失したというパターンがあるためです。

重さに関しては100gを超える偽物が多いこと、業者としてのリスク回避が主な理由です。

購入証明書がない場合、必ずしも買取不可になるわけではありません。

しかし、購入ルートが不明なものは買取したくないのが業者・買取店の実情です。

反対に購入証明書や状態が良いものであれば、査定から買取成立までは比較的スムーズでしょう。

査定から買取成立までの流れとしては、ざっくりと

・店舗にインゴットを持ち込む
・査定
・価格提示、買取成立

というように通常の商品の買取の流れと同じように進行していきます。

ただ、持ち込む海外インゴットの重さや状態によっては、詳細な検査のために預かり期間が設けられることもあります。

また、重さによっては運転免許所や健康保険所などの身分証明書とは別に、住民票の原本が必要になる場合があります。

買取リッチ東京では2023年2月現在、一部の海外インゴットのお買取を停止しています。

国内製のインゴットは1gからお買取りしておりますので、お気軽にご利用ください。

 

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