高く売れにくいモデルの特徴とは?
こんにちは!東村山市の買取専門店 買取リッチ東京 東村山店です。
近頃は外国人観光客も目立っていますが、高級時計店にも多くの観光客が訪れているようです。
特に、以前から混雑していたロレックスの正規店は、タイミングによっては入りにくいほどになってしまいました。
正規で買えば売るときに損をしないということは、いまや世界中の人が知るまでになっているようです。
一方、プレミアモデルではない「売却時に買値を上回りにくいモデル」については、そこまで広く知られているわけではないようです。
今回はそんな非プレミアモデルの簡単な特徴をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
高く売れにくいロレックスの特徴① ダイヤ付きモデル
高く売りにくいロレックス1つめはダイヤ付きモデルです。
いくつかのモデルには上位版という立ち位置でダイヤ付きモデルが存在します。
よく知られているのは、お馴染みのゴールドダイアルの上にダイヤが散りばめられているデイトジャストでしょうか。
ダイヤはストレートにラグジュアリー感をプラスしてくれるオプションで、ドレッシーなデイトジャストとは好相性です。
派手な見た目を避けがちな日本人にも受け入れられている珍しいダイヤ付きのロレックスの1つでもありますね。
オールステンレスとスムースベゼルでは非常にスポーティな見た目ですが、
コンビでフルーテッドベゼルのダイヤ付きでは全く反対の印象になるデイトジャストの幅の広さにも驚きです。
さて、このスポーティなデイトジャストとダイヤ付きデイトジャストを比べた時、
高く売れやすいのはステンレスモデルということが言えます。
世代差などは考えないことを前提にした概ねの話ですが、理由は大きく2つあります。
とにかく定価が高いダイヤモデル
1つは定価の違いです。
デイトジャストに限らず、ダイヤ付きはダイヤなしに比べて、当然ながら定価が跳ね上がります。
もちろん買取価格もダイヤ付きの方が高くなる場合が多いですが、定価の差ほどは上がりません。
ステンレスというトレンド
2つめはトレンドに沿っているかどうかという問題です。
ダイヤが付くモデルには貴金属が使われるため、「ステンレスモデル」という最も大きなトレンドからは外れてしまいます。
換金率で考えた時にダイヤ付きを選ぶ場面はかなり限られるでしょう。
高く売れにくいロレックスの特徴② シェル文字盤
高く売りにくいロレックス2つめはシェル文字盤です。
いくつかのモデルの最上位版という立ち位置でシェルダイアルモデルが存在します。
名前の通り貝殻を使ったダイアルのことで、シェルダイアルを高級モデルに採用しているメーカーはロレックス以外にも少なくありません。
ピンクシェルダイアルなどは特に有名でしょう。
天然素材のため1点物であることが特徴で、工業製品である時計にも関わらず、どこか芸術品のような価値を足してくれるダイアルです。
女性からの人気は高く、ロレックスに採用される数少ない天然素材の1つとなっています。
希少でも人気は高くないシェルダイアル
そんなシェルダイアルですが、換金率に優れない理由はダイヤと同じく、定価が高くトレンドに沿わないという理由です。
ロレックスの場合、シェルダイヤルにはダイヤがつくことが多く、貴金属が使われるとなると、定価がかなり高額になってしまいます。
ダイヤでも言った通り、これらのオプションは1つごとに定価が跳ね上がる一方、買取価格に大きく影響することは稀です。
デイトジャスト126334で比較
デイトジャスト126334を例に説明しましょう。
定価120万円の126334の現在の買取上限は155万円ですが、定価150万円のダイヤ付きの買取上限は170万円、定価160万円のシェルダイアルの買取上限は同じく170万円となっています。
つまり、なにも乗っていない場合は大きくプラスになる一方で、オプションを足すほど換金率は落ちてしまうのです。
これは極端な例ではなく、むしろロレックス以外にも広く見られる傾向で、ステンレス製スポーツモデルから離れるほど高く売ることが難しいという話になります。
高く売れにくいロレックスの特徴③ 金無垢モデル
高く売りにくいロレックス3つめは金無垢モデルです。
「金無垢モデルは換金率に優れている」という話は現代では通用しません。
高級時計という分野が今ほど認知されていなかった時代であれば、少なくとも貴金属分の価値はあるという意味で換金率に優れていると言えたでしょう。
今は人気の高さこそが高級時計の市場価値になっており、素材の価値は人気ほど重視されません。
これは時計メーカーのブランド化が進んだ結果とも言えるでしょう。
換金率で見るならステンレス製スポーツモデル
ではどういった時計が人気なのかというと、先にも言った通り、ステンレス製スポーツモデルとなります。
さらに言えば、ラグスポトレンドに沿ったシンプルな3針です。
クロノグラフ付きのデイトナはここからは外れてしまいますが、それでもステンレス製のスポーツのためトレンドに逆らってはいません。
例外は多々あるものの、ラグスポの対極にある金無垢はどうしても汎用性に劣ることから、人気は低い傾向がみられます。
昨今の金相場の高騰で定価も上がっており、買値以上で売れる金無垢ロレックスは多くはなくなってしまいました。
人気こそが市場価値という関係が覆ることはまだ考え辛いため、売値を気にするのであれば金無垢モデルは避けたほうが良いかもしれません。
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筆者:買取リッチ東京 東村山店 店長
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