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異色コラボ!ロレックスの希少ダブルネームモデル5選

注目集まるコラボモデル

こんにちは!東村山市の買取専門店 買取リッチ東京 西八王子店です。

2021年12月、オークションハウスのフィリップスはニューヨークでウォッチオークションを開催しました。
そこで大注目の目玉商品として出品されたのが、パテックフィリップとティファニーがパートナーシップ締結170年を祝して製作した、記念コラボモデルのノーチラス5711です。
世界中から注目を集めたこのティファニーブルーダイアルの特別なノーチラスは、600万円の落札予想金額に対して、約7億4000万円という超高値で落札されました。
今のノーチラスの相場からして落札予想額が低すぎるということは置いておくとして、この7.4億円はあまりにもインパクトが強く、パテックの1強時代を改めて印象付ける事件でしたね。

一方、保守的なイメージのあるロレックスは、他のブランドとコラボすることはあまり考えにくいかもしれません。
しかし、過去には業界で最も広告に力を入れていたロレックスだけあり、多くの方が知るよりもたくさんのコラボモデルを作りました。
今回はそんな知られざるロレックスのダブルネームモデルを紹介したいと思います。

 

ロレックス デイトジャスト Ref.16220 ティファニーダイヤル

ロレックスのダブルネームモデルの中で最も有名なモデルの一つに、このティファニーダイヤルが挙げられます。
ロレックスはアメリカでの販売戦略のため、1950年から90年代初頭にかけてティファニー社と契約を結び、多くのティファニーダイヤルを販売していました。
しかし、自社の時計のダイヤルにスポンサーの名前を入れるような戦略は大成功とはいかず、90年代に入るとティファニーとの契約を切ってしまいます。
90年代と聞くとそこまで昔の話ではないかもしれませんね。

ところが、その直後の90年代後半にはこのロレックスのティファニーダイヤルの人気は爆発し、早々に偽物まで出回る事態になりました。
人気が出たところであえて契約を切ったという説もあるようですが、いずれにせよ現役時代のティファニーダイヤルは現在のように注目が集まるモデルではなかったようです。
約半世紀に渡って製造されただけあり、ティファニーダイヤルはGMTマスター、サブマリーナ、エクスプローラーⅡ、デイトナなど、多くのモデルで存在します。
とはいえ、やはりティファニーというジュエリーブランドの名前が1番しっくりくるのは、ドレスモデルのデイトジャストではないでしょうか?

 

ロレックス デイトナ Ref.6239 カルティエダイヤル

ロレックスは過去に宝石商の王カルティエとのコラボもしていました。
ティファニーダイヤルと同じく、お店で買ったロレックスにカルティエのブランド名を後乗せしてくれるサービスだったようです。
今となっては購入者のうちの何割がダブルネーム仕様を選んだのかは不明ですが、現在の極端に少ない流通量を見るに、ダブルネームを選んだ購入者は多くはなかったのでしょう。
もっとも、カルティエは購入者全員サービスというわけではなく、限られた上顧客向けのサービスだったようです。
そのため、カルティエダイヤルはティファニーダイヤルよりさらに希少になっており、出回っているカルティエダイヤルのうち、本物は100本に1本程度とも言われています。
すべてのダブルネームモデルに共通して言えることですが、偽物の精度もいまだに上がり続けているため、少なくともお買い得だからという理由で買うのは危険です。

 

ロレックス フェラーリ エアキング Ref.14000 フェラーリダイヤル

シンプルなオールステンレスケースと真っ黒なブラックダイヤルにフェラーリのエンブレムが映えるダブルネームモデルです。
とにかく馬が目立つモデルのため、フェラーリ好きにはたまらないデザインかもしれません。
ジュエリーブランドとのダブルネームは時計の付加価値になるという考えと同じように、フェラーリのエンブレムも付加価値になるという判断だったのでしょうか。
そう考えると、14000はフェラーリのエンブレムが入って初めて完成体のような気もしてきそうですね。

 

ロレックス オイスターパーペチュアル エアキング Ref.14000 ドミノピザダイヤル

ドミノピザが販売目標を達成した優秀なフランチャイズ・オーナーに送るために作った記念モデルです。
フェラーリと同じく、エアキングがシンプルなのでどうしてもドミノピザのマークが目立ちますね。
現在はこんなユニークな受注生産は受けていないと思いますが、マクドナルドダイヤルやケンタッキーダイヤルもあれば・・・とつい想像してしまいます。

 

ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.1003 コカコーラダイヤル

最後はアンティーク感あふれるオイスターパーペチュアルのコカコーラダイヤルです。
正確な年代は不明ですが、60年頃にコカコーラが勤続25年の社員に贈っていた記念モデルとなります。
14金の金無垢モデルのため、かなり上の役職の社員への贈呈品だったようですが、何よりこの時代にロレックスに発注していたとすれば驚きです。
一説では63年に開発したデイトナを皮切りにアメリカ進出を本格化させたという話があるほどなので、この時代のロレックスの知名度は非常に低かったと思われます。
想像では商売上手なロレックス側がコカコーラに持ち掛けた話のように思えますが、詳細をご存じの方は教えていただければ幸いです。

 

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この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 西八王子店 店長

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