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ロレックスの変色レアモデル5選

ロレックスの変色レアモデルってなに?

こんにちは!東村山市の買取専門店 買取リッチ東京 東村山店です。

水や衝撃に対して無類の強さを誇るロレックスですが、紫外線は完全に克服しているとは言えないダメージのひとつです。
日差しを長時間浴びることで熱くなったり、視認性が落ちたりと、ある意味水より厄介な敵かもしれませんね。
紫外線で特に厄介なのは退色で、何年も日差しを浴び続けることでゆっくりと色褪せ、気づかないうちにすっかり様変わりしてしまうことがあります。
緯度の低い地域では時計の退色は昔から問題視されていますが、日本では意外に感じる方も少なくないでしょう。

しかし、退色したロレックスの中には、いい感じに日焼けしたことで変色してレアモデルとなるケースも多くあります。
面白いのは、同じ製造年・モデルであっても同じように変色するわけではないという点です。
焼け方も多様で、変色が綺麗なほど大きな付加価値がつき、買い手によっては相場の数倍の値付けをすることもあります。
自分で変色させるには何十年とかかる上に運が絡んでくるものの、マニアックな遊びとして楽しむ方もいるようです。

さて、今回は変色によってレアモデルとなった代表的なロレックスを見ていきましょう。
一般に変色した文字盤はトロピカルダイヤルと呼ばれますが、モデルによって固有の名称がいくつかあることも多く、統一された呼び名がない場合もあります。
変色度合いなどによって愛称が異なるモデルもありますが、そのあたりは厳格に見ずご紹介していきますので、気楽に最後までご覧ください。

 

コスモグラフ デイトナ Ref.16520 ブラウンアイ

1993年から数年間の間に製造されたブラックの16520に限り、インダイヤルが茶色に変色した個体が出ており、それらはブラウンアイと呼ばれています。
また、このブラウンアイを初めてレポートにまとめた時計研究家オズワルド・パトリッツィにちなみ、パトリッツィダイヤルとしても有名です。
ニスの酸化や塗料の変質などが変色の原因と考えられていますが、現在までに特定はされていません。
16520は書体違いや逆6モデルなど、製造時期により異なる仕様が数多くある中で、ブラウンアイには仕様ではなく偶然生まれた付加価値という違いがあります。
ロレックスの王様のレアモデルということで、発色の鮮やかな美品は数年のうちに1000万円に到達する可能性は高いでしょう。

 

コスモグラフ デイトナ Ref.116520 クリームダイヤル

2000年から16年に渡って製造された116520のうち、初期に作られた白文字盤は綺麗に変色する場合があり、これらはクリームダイヤルと呼ばれています。
うっすらと黄色味がかったことでアイボリーカラーになり、柔らかい雰囲気をまとうようになりました。
初期生産分にのみ使われていた塗料が原因となり、製造から15年ほどで変色個体が流通し始めたため、クリームダイヤルという名前は比較的最近の名前になります。
この名前ができるまでは単に日焼けとして見られていましたが、いまや付加価値という認識が広まり、300万円超で取引されることも多いレアモデルです。

 

GMTマスター Ref.1675 ブラウントロピカル

GMTマスターの1675や16753などのブラウンダイヤルのうち、綺麗な変色が見られる個体は非常に高い人気を集めています。
そもそも現在のGMTマスターのラインナップにブラウンダイヤルがないことや、変色によりオリジナルとは違った全体の一体感が出る場合があるためです。
変色のパターンはいくつかあり、透明がかったブラウン、オレンジっぽいブラウン、鏡面仕上げのようなブラウンなどが確認されています。
ダイヤルとベゼルが均一に焼けた個体は、仕様なのかと思ってしまうほどの自然さを持ち、紫外線によるダメージには見えません。
中でも金無垢のトロピカルダイヤルは圧巻で、その名の通り南国感が満載の経年変化になっています。

 

サブマリーナデイト Ref.16803 ブルートロピカル

1980年代中盤から88年まで製造された16803のうち、ブルーダイヤルには個性的な変色が出る場合があります。
少ないながら紫系に変化すればレアモデルとなりますが、さらに低い確率で暗いブルーに変わるケースがあり、この個体の希少性は紫を大きく上回ります。
変色度合いによりますが、暗いブルーになった16803には経年変化を思わせない自然さがあり、オリジナルに比べ落ち着いた印象を与えるようになりました。
青と紺のグラデーションが見られる場合は、工業製品でありながら美術品のような趣も感じられます。

 

サブマリーナ Ref.16610LV ライムベゼル

2003年にサブマリーナ誕生50周年記念モデルとして登場した16610LVのうち、初回生産分のみ通常のグリーンより淡い色のライムベゼルとなっています。
といってもこれは紫外線による変色ではなく、もともとの仕様でこの色になっているストレートなレアモデルです。
稀に変色モデルと間違われることがあるため最後にとり挙げてみました。
たしかに、日焼けしたらこんな感じになりそうなうぐいす色をしており、強い紫外線で再現できそうな気もしてきますね。
ライムモデルはサブマリーナ50周年記念モデルにして緑サブの初代モデルにあたり、さらに初回生産分のみの特別仕様ということで、何重にもレア要素が重なっています。
美品は400万円近い高値で取引されることも多く、レアモデルらしい高騰ぶりは今後も加速していくでしょう。

 

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この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 東村山店 店長

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