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1600番台に高騰の兆し?アンティーク・デイトジャストおすすめBEST3

こんにちは!昭島市の買取専門店 買取リッチ東京 昭島中神店 です!

高騰の影響が多方に及んでいるロレックスですが、ドレスウォッチであるデイトジャストのアンティークモデルにも変化が出ています。
最も多く流通する80年代から90年代のデイトジャストに比べ、アンティークモデルは流通量が豊富とは言えず、この1.2年の需要の増加が価格に表れ始めました。
半世紀前の時計とはいえ実用性は十分で、品薄のスポーツモデルの代わりにアンティークのデイトジャストを選ぶ方は少なくないようですね。

さて、今回は今注目が集まるデイトジャストのアンティークモデルのうち、60年代に登場した1600番台モデルを3つご紹介します。
いずれも今後のさらなる高騰が予想されており、資産価値と実用性を兼ねそろえた名作です。
ぜひ最後までご覧ください。

出典:https://www.rolex.com/ja

 

アンティークなのに実用性十分の秘密

出典:https://www.rolex.com/ja

デイトジャストのアンティークモデルである1600番台が高騰している大きな理由として、実用的であるということがあります。
前時代的なプラ風防や夜光塗料による視認性の不足感は否めませんが、肝心のムーブメントは80年代後半まで製造された1500系の完成形、Cal.1570を積んでいるのです。
80年代に日本で大流行したコンビのデイトジャストと中身が変わらないと言えばわかりやすいかもしれませんね。
1500系のひとつ前の1000系が世界初の自動巻き両方向巻き上げ式ムーブだったことを考えると、この1世代の交代で一気に近代化したことがよくわかります。
摩耗耐性と精度が飛躍的に上がったCal.1570は、1600番台デイトジャストの価値の大部分を担っていると言えるでしょう。

デイトジャスト Ref.1600

1960年代から1970年代後半まで製造された1600は、デイトジャスト初のオールステンレス仕様である点と、スムースベゼルを搭載していることが特徴です。
当時はまだロレックスブームの到来前でしたが、すでにフルーテッドベゼルのデイトジャストが人気を得ていたため、ポリッシュベゼルの1600は比較的流通量が少なくなっています。
また、ドレスモデルなのにオールステンレスという点も、当時としてはまだ新しすぎたようで、不遇の現行時代を送る要因のひとつとなりました。

登場から半世紀以上たった現在、ロレックスブーム、ラグスポトレンドの流行、相場高騰などを経て、1600の値上がりはじわじわと進んでいます。
ラグスポトレンドを図らずも取り入れている点と、なにより、品薄による高騰が極まっているスポーツモデルからの需要の受け皿として、スポーツ寄りのデイトジャストに注目が集まっているのです。

数年前は30万円台から買えた1600ですが、現在は40万円台後半まで値上がりしています。
コンディション調整済みの個体だと50万から60万弱がボリュームゾーンとなっており、アンティークモデルであれば安く買えるということはなくなってしまいました。
とはいえ、十分実用的なステンレス製のロレックスが60万で買える点は魅力的で、今後のさらなる高騰が濃厚となっている今、1600は買いの1本としておすすめできます。

 

デイトジャスト Ref.1603

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1603も1600と同じくオールステンレスのデイトジャストとなります。
違いはベゼルのタイプで、スムースベゼルの1600に対し、1603はエングレーブドベゼルが実装されたモデルです。
ぱっと見ではフルーテッドベゼルに似たエングレーブドベゼルですが、金素材でなくステンレス素材が使われているという違いがあります。
また、凹凸がはっきりしたフルーテッドベゼルに比べ、エングレーブドベゼルの凹凸は平らになっており、ドレス感が抑えられた設計です。
オールステンレスかつ、ロレックスらしい上品な装飾がアクセントになっている1603も、この1年で人気が高まっているデイトジャストのひとつになっています。

気になるお値段は40万円から55万円程度と、1600を気持ち下回る価格帯で推移中です。
廃止されて久しいエングレーブドベゼルには一定の人気がありつつも、ベーシックなスムースベゼルほどではなく、グレードを問わず数万円の差がでました。
フルーテッドでもスムースでもない、アンティーク感漂う装飾にピンときた方は、掘り出し物がないかぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

デイトジャスト Ref.1625

通称サンダーバードとして愛好家の多いデイトジャストが1962年登場の1625です。
1956年に登場した第1世代、58年に登場した第2世代に続く3代目がこの1625となり、88年まで5世代に渡ってモデルチェンジが行われました。
名前の由来はアメリカ空軍のアクロバットチーム「サンダーバード」からきています。
最大の特徴はデイトジャストに回転ベゼルが乗っているという点で、名に恥じないアクロバティックなデザインと言えるでしょう。
わかりやすくスポーティさを足したデイトジャスト1625は、ロレックスの中でも独特な立ち位置にある1本です。

それまでの世代と比べ製造期間の長い3代目サンダーバードですが、流通量は豊富とは言えず、人気も相まり年々高騰が進んでいます。
現在はコンビモデルで約60万円台から買うことができ、素材やカラバリによっては70万円近くまでいく場合もあります。
ただし、第5世代のサンダーバードの価格も大きくは離れていないため、文字盤のデザインや経年変化の具合などをよく見て購入することをおすすめします。

 

この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 昭島中神店 店長

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