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ロレックスサブマリーナとシードゥエラーの違いは何?買取価格はいくら?徹底比較します!【2021年】

ロレックスサブマリーナとシードゥエラーの違いは何?買取価格はいくら?徹底比較します!【2021年】

あけましておめでとうございます。

買取リッチ東京西八王子店です!

年末年始のお休みをいただき、本日1月6日(水)より営業しております。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年1本目ということで今日は当店の主力商品であるロレックスの話をしましょう。

ロレックスの有名モデルと言えば、「デイトナ」「エクスプローラー」「デイトジャスト」
そして、「サブマリーナ」でしょうか。

ほかにも多くの人気モデルがありますが、とくに有名どころと言えば上記の4つ。

皆さんがすぐに思い当たるのもこの辺りではないでしょうか。

さて、今回はそのうちの一つ、「サブマリーナ」についてのお話です。

サブマリーナは1953年に開発された、ロレックスの中でも防水性能に特化したモデルです。100m防水と、潜水時間を測定するための回転ベゼルを搭載した、
正真正銘のプロフェッショナル用の防水腕時計でした。

そんなサブマリーナですが、見た目がそっくりな「シードゥエラー」というモデルがあることはご存じでしょうか?

初心者の視点からすると、ぱっと見では中々見わけがつきづらいのですが、よく見比べていけば、いくつか明確な違いがあることに気付きます。

今回はそんな「サブマリーナ」と「シードゥエラー」の違いなどについて解説していこうと思います。

そもそもサブマリーナとは、先ほど申し上げた通り、ロレックスの中で防水仕様に特化した腕時計です。複数回のモデルチェンジを繰り返しながら、
現在まで造られ続けている定番モデルであり、かなりの数のバリエーションが存在します。

その中でも大きく分けられるのが、「サブマリーナ・デイト」と「ノンデイト」。

サブマリーナには元来、日付表示機能であるデイトは付いていませんでしたが、
1965年にデイト機能付きのバリエーションが製造され、
同モデルが大人気を博したことから、以降サブマリーナはデイト機能付きのものと、
そうでないもの、通称「ノンデイト」を並行して販売するようになりました。

ファンからの人気はどちらかと言えばデイト機能付きの方が高いようで、
今では単に「サブマリーナ」という場合は、デイト機能付きの方を指すことが多いようです。

今回はそれにならって、以降この動画内でもデイト機能付きのものを前提として、
お話させていただこうかと思います。

一方で「シードゥエラー」は1967年に誕生した、サブマリーナの上級モデルです。
サブマリーナをさらに上回る防水性をもっています。

1970年代あたりにおけるサブマリーナの防水機能は200m防水。

これでも日常的な生活防水としては十分なスペックでしたが、
ダイバーが深海ダイビングおこなった際、水圧変化に耐えきれず、風防が吹き飛んでしまうという事故が見られるようになっていました。

そうした事態を受け、ロレックスはより高い防水機能を持つ新モデル、
シードゥエラーの開発に着手するのです。

さて、ここからが本題。そんなサブマリーナとシードゥエラーの、違いについてご説明いたします。

違いその1。サイクロップレンズがあるかどうか。

サイクロップレンズとは、日付を表すデイト部分に装備されている拡大鏡のことです。

デイトジャストを始めとして、ロレックスの多くのモデルには、サイクロップレンズが標準装備されています。

当然、サブマリーナにもサイクロップレンズは付いていますが、一方でディープシーには装備されていません。

 

その理由は、端的に言えば強度の問題。

サイクロップレンズは便利なものですが、装備することにより、風防の強度が下がってしまうことが確認されています。そのため、潜水機能を第一に考えたシードゥエラーには、
デイトがあるにもかかわらず、あえてサイクロップレンズを搭載しなかったのです。

つまり、デイトに拡大鏡が付いているのが「サブマリーナ」で、拡大鏡が付いていないのが「シードゥエラー」です。

と、長年思われてきたのですが、実はここにきて事情が少し変わりました。

2017年にシードゥエラーの新モデル「Ref.126600」が発表されましたが、
なんとこの新型には、サイクロップレンズが搭載されていたのです。

なんでも技術的な進歩により、例の強度問題をクリアできたのだとか。

これにより、サブマリーナとシードゥエラーの外観がさらに近づくことになりました。
 
とはいえ、この新型はまだまだ市場には多く流れていませんし、
大雑把な目安としては十分かと思われます。

 

違いその2。ベゼルのメモリ

 

サブマリーナのベゼル部分に注目してみてください。数字が書かれていますね。

これは、カウントアップベゼルと言って、潜水してからの時間を図るためのものです。

さらに一部の初期モデルを除き、一般的に「サブマリーナ」と呼ばれるモデルには、
ベゼルに最初の15分までは分刻みでのメモリが刻まれています。

シードゥエラーも当初は同様の使用でしたが、2014年に発表された「Ref.116600」以降は、一周全てに分メモリが付いています。

これは、シードゥエラーのバージョンアップによって、
15分以上の潜水もめずらしくなくなったためと考えられています。

少なくとも、現行品に近いモデル同士を比べる場合、ベゼルの15分部分までしか
メモリが無いのは、サブマリーナのみの特徴といえるでしょう。

 

違いその3。防水性の違い。

サブマリーナとシードゥエラーの1番明確な違いは、やはり肝心の防水性でしょう。

これは文字盤にも記載があるので、見た目にもわかりやすい部分です。

サブマリーナの現行モデルは、防水性が300m防水。対して、シードゥエラーの現行モデルは1220m防水となっており、シードゥエラーの方が約4倍の防水性能を誇ります。

もとよりシードゥエラーは、防水機能に関してサブマリーナの上位機種として作られたモデルです。しかし、それでも一気に4倍も差が開くというのはすごいことですよね?

実はその秘密は、ロレックスの画期的な発明の1つであり、サブマリーナには搭載されていない、「ヘリウム・エスケープバルブ」にあるのです。

 へリウム・エスケープバルブは、ケースの9時側に配置されており、見た目には小さなくぼみ、もしくはボタンのようにも見えます。

水深100m以上の潜水には、ヘリウムを主成分とした空気を使用します。これは通常の空気の主成分である窒素が、潜水時には有害となってしまうためです。
一方で、ヘリウムは分子構造がとても小さいため、どうしても時計の内部に入り込みます。
海面へ浮上する際、この時のヘリウムがケース内に残っていると、気圧差によって時計が爆発するおそれがあり、大変危険なのです。

それを回避する為、内部のヘリウムを自動的に排出する仕組みが、
ヘリウム・エスケープバルブなのです。

この機構があるからこそ、シードゥエラーは深海へのダイブに耐えられるといっても過言ではありません。サブマリーナとシードゥエラーを見分ける大きなポイントの一つです。

以上3つのポイントが、サブマリーナとシードゥエラーの大きな違いとなります。
総じて言えるのは、この2機種の違いは単なるファッションではなく、防水機能という軸をもとにして、必要な機能を追及していった結果だという事でしょうか。

風防の強度、ベゼルのメモリ、そしてヘリウム・エスケープバルブの有無。
すべてはより高性能なダイバーズウォッチを作るために必要なことだったのです。

 

見た目はもちろん重要ですが、それ以上に性能の追及をこそ重視する、
サブマリーナとシードゥエラーの歴史には、
そういったロレックスの姿勢と職人たちの浪漫が色濃く反映されていると言えるかもしれません。

もしもご購入を検討される機会があれば、そういった部分に気持ちを馳せてみるというのも、楽しいかもしれませんよ。

2021年1月現在、当店ではサブマリーナ116610LNを最大115万円でお買い取りしております。

シードゥエラー126600は最大140万円でお買い取りしております。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。買取リッチ東京

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