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2025年下半期はどうなる?プレミア落ちモデルと今後のロレックスを解説

プレミア落ちモデルと今後のロレックス

こんにちは!昭島市の買取専門店 買取リッチ東京 昭島中神店です!

わずか数年前に巻き起こった空前の高級時計ブームですが、いまではその名残もほとんど感じられなくなってしまいました。
ロレックス相場はまだまだ高騰中ではあるものの、堅調とは言いづらい状態が続いています。
失速した原因はいろいろある中で、中国経済の不調は最も大きい要因のひとつでしょう。

ブームとともにプレミアモデルになったロレックスは多くありますが、ブームが去った現在、それらのモデルはどうなっているのでしょうか?
ロレックス全体の相場で見るとコロナ以前に戻ったというわけではなく、ある程度高止まりしていることがわかります。
ただし、個別で見るとじりじりと下がっていたり、ガツンと落ちていたりするモデルも混ざっている状態と言えるでしょう。

そこで今回は、プレミア落ちモデルと今後のロレックスについて解説したいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。

 エクスプローラー36 124273 コンビモデル

124273は2021年にエクスプローラー初のコンビモデルとして登場しました。
時計ブームの渦中ではぎりぎり定価と同程度の売値が期待できていましたが、ブームが去った現在、換金率はざっくり60%台で推移しています。
登場した当時は正規で比較的買いやすいモデルだったようですが、現在はさらに入手しやすくなっているでしょう。

換金率がここまで落ちた原因は大幅な定価改定と人気の不釣り合いによります。
定価については2021年の登場時は120万円で現在は200万円と、金モデル特有の化け方と言えるでしょう。
ただし、デイトナのように人気さえあれば上がった定価分だけ中古価格もあがるため換金率は落ちません。
124273は人気がなかったと言えばそれまでですが、それにしても200万円は高すぎる印象です。

ちなみに、発売当時に120万円で買ってキレイに使っている方は、現時点では同額ほどで売れる見込みがあります。
今後さらに定価改定に伴う高騰と買取価格の値上げがあればプラスにもなるでしょう。

トントンになりつつあるエクスプローラー36 124270


一方、コンビではなくステンレスのエクスプローラー36 124270はというと、前回の改定を受けて、売値はぎりぎり定価を割るかどうかの瀬戸際にあります。
コロナ禍でプレミア化したモデルのひとつですが、ブームが去った現在は以前の立ち位置に戻りつつあるようです。
数年後には正規で簡単に見つかる時計になっているのかもしれません。

 

デイトジャスト41 126300


2017年に登場したデイトジャスト41 126300は前回の定価改定で約120万円になりました。
100万円を超えて久しいですが、改めてTHE高級時計という印象のお値段ですね。
コロナ禍ではドレスモデルにも関わらずプレミア化したことで、人々にロレックスの新時代を印象づけました。
トレンドに沿ったオールステンレスのスッキリしたデザインは、何十年経っても古臭さは出ないだろうと思わせてくれます。

126300はそんなロレックスの看板モデルのひとつですが、現在の売値は先のエクスプローラーⅠと同じく、今の定価とトントンか下回るほどになりました。
中古の販売価格をみるとまだまだ立派なプレミアモデルに見えますが、買取相場も含めてみると、コロナ以前のポジションに戻りつつあるようです。
ステンレス製のエクスプローラーと同じように、今後買う方は少なくとも大きく値下がりすることはないというくらいの気持ちがよいのかもしれません。

もっとも、10年後に定価が200万円で買取150万円というようなことは現実的に考えられます。
長く付き合うつもりで選ぶのであれば、今の換金率はほんの参考程度に留めてもよいでしょう。

 

デイトジャストはコロナ以前のポジションに?


さて、デイトジャストの最人気モデルの買取価格が定価を下回っているということは、デイトジャストというモデル自体がプレミアモデルからは降りたということがざっくり言えます。
個別に見れば例外もあるでしょうが、やはり人気のスポーツモデルの相場とは大きく異なっています。
このことは購入にあたって念頭に置きたいポイントでしょう。

明暗分かれるロレックスの今後

ここまでエクスプローラー2種とデイトジャストを見てきました。
大きくまとめると、エントリーモデルとドレスモデルはゆっくりとコロナ前のポジションに戻っているということが言えそうです。
もちろん、改定後の一時的なタイミングでこのように見えているだけの可能性はありますが、2023年から見ても一部スポーツモデル以外の人気は陰っています。
仮にこの傾向が今後も長期間続くとなると、ロレックスの中でもプレミアモデルと非プレミアモデルの明暗はくっきりと別れていくでしょう。
スポーツモデルだから安泰ということはなく、今年もロレックス相場に要注目です。

 

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この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 昭島中神店 店長

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