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エルメスの基礎知識 ブランドの歴史とラインを解説します!

はじめに

こんにちは!買取リッチ東京西八王子店です!

ファッションブランドとして高い人気を誇るエルメス。その歴史は長く、今も昔も多くの人に愛されています。

高級感のあるラインの数々はハイブランドにふさわしい魅力が詰まっており、見ているだけでも楽しいです。

今回は基本に立ち返り、エルメス初心者の方でもわかりやすいように、ブランドの歴史と代表的なラインをご紹介します。ぜひ最後までご覧ください!

 

ブランド概要

エルメスは、1837年にフランスの馬具職人ティエリー・エルメスが創立したブランドです。

すべての始まりはパリのバス・デュ・ルンパール通りに建てた馬具工房。儲けることより製品の品質を重視したティエリーの工房は、馬に配慮した馬具がブルジョアの間で人気を集めて一大馬具ブランドに成長します。

その後も馬具やの販売で高い人気を誇ったエルメスですが、転機が訪れます。馬車の時代が終了し、自動車の時代が幕を開けたのです。

そのことを危惧した3代目エミール・モーリス・エルメスによってエルメスはファッションブランドへの方向転換を行います。結果は大成功。

世界で初めてバッグにファスナーを付けるなど、数多くの多大な功績を残し、エルメスはファッションブランドとしての地位を築きました。

現在はルイ・ヴィトン、シャネルと並んで世界三大ファッションブランドに数えられています。

 

代表的なライン

ここからは、エルメスの中でも代表的な柄と呼べる6つのラインをご紹介します。

どれも有名な柄ですので、聞いたことのあるラインも数多くあることでしょう。

1.ケリー

1935年に登場した、圧倒的な人気を誇るラインです。

エルメス初のバッグ「オータクロア」を原型として作られ、発売当初は「サック・ア・クロア」と呼ばれていました。

モナコ公国の王妃となった女優グレース・ケリーが愛用していたことから一躍有名になり、のちに「ケリー」へ名を改めることになります。

内縫い外縫い、2種類の縫製があるのが特徴で、似た形状でも縫製の違いによって細かな雰囲気の違いを楽しむことができます。

高額なものが多いエルメス製品の中でもバーキンと並んで特に高価で、中古でも100万円超えの買取になることがあります。

 

2.バーキン

1984年に登場した、ケリーと双璧をなす人気ラインです。

ケリーに近い形状をしていますが、細かなところで違いがあります。

名前の由来もケリー同様、有名な女優から。

整理整頓が苦手だったジェーン・バーキンは、いつもバスケットに大量の物を詰め込んでいました。1981年、そんな彼女と偶然飛行機で隣の席になった当時のエルメス社長デュマが、バスケットを見かね「そのバスケットの中身をすべて入れられるバッグを作りましょう」と提案します。

こうして、現在も世界的人気を誇る「バーキン」が誕生したのです。

ケリー同様、中古市場でも高価で取引されています。

 

3.エールライン

2000年に登場したナイロン生地のトートバッグです。

ナイロン生地のため撥水性に優れており、悪天候の日でも気軽に使用することができます。

格式高いイメージのあるエルメスにおいて、カジュアルかつ比較的安価で入手可能なエールラインは人気を集めましたが、登場からわずか6年後の2006年に廃盤になっています。

とはいえ、中古市場では現在も高い人気を誇っているため、比較的よく購入が用意なラインと言えるでしょう。

 

4.フールトゥ

1998年、エルメス初となるコットンキャンバス生地のバッグとして登場したラインです。

エールラインと同様に比較的安価であったことや豊富なサイズ展開など、一時は社会現象とも呼べるブームを巻き起こしましたが、2006年に廃盤になっています。

直営店での入手は難しいですが、現在も中古市場ではよく出回る商品なので、持っている方も多いでしょう。

 

よく似たアイテムの違いについて

エルメスの人気ライン「ケリー」「バーキン」、そして「エールライン」「フールトゥ」はそれぞれ似たデザインを持つアイテムです。初心者の方にとっては見分けるのも至難の業でしょう。

それぞれのバッグの特徴をまとめた表を確認して、細かな違いを理解しておきましょう。

ケリーとバーキン

ケリーとバーキンはどちらもエルメスの高級アイテムで、双璧をなす人気を誇ります。

大変似通ったデザインで共通点も多いですが、誕生した時代は意外にも離れています。

わかりやすい違いとして、持ち手の付き方が挙げられます。ケリーは持ち手が一つ、蓋部分についているのに対し、バーキンは二つの持ち手が本体に直接接続しているのが特徴です。

また、縫製にも違いがあります。内縫いは外側からステッチが見えず、丸みを帯びたカジュアルな縫製、外縫いは縫い目を外から見えるように仕立て、角張ったフォーマルな印象を与える縫製です。

バーキンは内縫いのみの仕様ですので、外縫いの場合はケリーと判断してよいでしょう。

 

エールラインとフールトゥ

エールラインとフールトゥも見た目がよく似たアイテムです。

実は使用されている素材が違うのですが、素人目では違いが分かりづらいです。

最もわかりやすい違いは本体に蓋が付いているか否か。エールラインには上部全体を覆うファスナーがあり、完全に閉じることができます。

また、エールラインは落ち着いた色味が多いのに対し、フールトゥはカラフルなデザインが比較的多いという違いもあります。

 

まとめ

今回は、エルメスの歴史と有名ラインについて解説しました。

今なお根強い人気を誇るアイテムの数々には、それぞれ誕生の背景があります。

エルメスの歴史を深く理解することで、よりブランドの魅力を感じることができるでしょう。

買取リッチ東京では、エルメスを含むブランド品の買取・販売を行っております。

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