こんにちは!小金井市の買取専門店 買取リッチ東京 東小金井店です!
相場の盛り上がりとともに注目度が増していくロレックスですが、近ごろはロレックスに詳しくない方からの購入の相談が増えてきました。
資産価値、使い勝手、個人的な好みなど、購入に際し考えることは多く、気軽に買えるものでもないため、真剣なほど慎重になってしまうものですよね。
そこで今回は、ロレックス超初心者の方に全現行モデルの概要と最新の実勢価格をご紹介します。
なんとなくの相場観やモデルの位置づけを把握することで、ロレックスを理解する手助けになれば幸いです。
前後編の2部構成になっていますので、こちらの後編もぜひご覧ください。
デイトジャスト
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クラシックウォッチの典型に位置付けられる、ロレックスを代表するモデルです。
ロレックスの代表はデイトナじゃないの?と思われる方は少なくないでしょうが、
デイトナが近年の高騰相場で最も目立っているのに対し、デイトジャストは1945年からのロングセラーモデルとなっています。
「オイスターケース」「パーペチュアル機構」「デイトジャスト機構」の3大発明をすべて盛り込んだ定番モデルとして、ロレックスの中で最も所有率が高いことでも有名です。
数あるデイトジャストの中ではベーシックなデイトジャスト36 126233は、定価130万に対し実勢価格は150万超となっています。
プレミアモデルとなった今では店頭に必ず置いてあるモデルではなくなり、スポーツモデルほどではないにせよ、購入には運も必要となりました。
オイスターパーペチュアル
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デイトジャストからカレンダーをなくした最もシンプルなモデルです。
名前の通り、ロレックスの3つの発明のうち「オイスターケース」「パーペチュアル機構」を搭載しています。
2020年のモデルチェンジではロレックスらしからぬカラーバリエーションを展開したことでも話題を集めましたね。
鮮やかな赤や黄色のダイヤルカラーは新規ファンを集め、特に女性からの評判は上々のようです。
その中でも抜けた人気を持つのがブルーダイヤルの126000です。
定価60万に対し実勢価格が180万と、スポーツモデル顔負けの高騰率となっています。
一説には某有名ジュエリーブランドのコーポレートカラーによく似ていることから人気が爆発したとの説があるそうです。
話の真偽はともかく、高騰したらもう戻らない昨今のロレックスにおいて、ブルーのオイスターパーペチュアルは幻のモデルとなってしまいました。
ちなみに、メンズのベーシックな124300も定価65万に対し実勢価格が100万超と、程度の差はあるもののプレミアモデルとなっています。
エクスプローラーⅠ
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エクスプローラーⅠはスポーツモデルの王道の位置付けとなります。
その一方、エントリーモデルとしての面もあるため、最初に買うにも1本だけ持つにも、エクスプローラーⅠは有力な選択肢となるでしょう。
見た目と価格が近いのはオイスターパーペチュアルとなります。
ケースサイズの他、3・6・9のアラビアインデックスによって見間違うことはないものの、見比べているうちにどちらも良く見えてくるかもしれませんね。
現行エクスプローラー 124270は定価70万に対し実勢価格は130万となっています。
2021年モデルチェンジの最新型であり、最近の高騰相場や先日の定価改定などを踏まえると、驚くような高騰ぶりではないかもしれません。
とはいえ、正規店で見つけたらその場で買った方が良いことは言うまでもないでしょう。
エクスプローラーⅡ
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エクスプローラー I の上位機種として開発された、今年50周年を迎えた男らしいスポーツモデルです。
24時間針と第2時間帯を同時に表示可能なGMT機構が特徴で、別の場所の時刻も同時に見ることが可能になっています。
開発コンセプトは「洞窟探検家のための時計」だそうですが、今では飛行機などでの長距離移動が多いビジネスマンからの人気が高いようです。
高い機能性とスポーツ感を併せ持つモデルと言えます。
エクスプローラーⅡ 226570は定価95万に対し、実勢価格は160万となっています。
新作として登場した4月から落ちることなくほぼ横這いで推移しているのが特徴です。
前作からあまり変更点がなく、実質マイナーチェンジのようなモデルチェンジになったのも、落ち着いた相場の要因になっています。
50周年記念モデルが出れば主役になれたはずですが、残念ながらそれはありませんでした。
スカイドゥエラー
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ロレックス史上最高の複雑機構が搭載されたスカイドゥエラーは2012年に登場しました。
見た目にも明らかなように、多機能・高性能なモデルとなっています。
特に注目は年次カレンダーで、年に1度だけ日付を合わせれば、その後1年間は調整がいらなくなるというものです。
機械時計のカレンダー操作の煩わしさがなくなるのは画期的なうえ、計器的な美しさも人気の要因となっています。
現在はすべてのモデルに金素材が入っており、ステンレスとイエローゴールドの326933 は定価200万に対し実勢価格が280万となっています。
他のスポーツモデルに比べこの1年の高騰が大きく、昨年8月から100万円弱もの高騰がありました。
今後は300万に到達するかどうか注目が集まっています。
GMTマスターⅡ
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ベゼルが特徴的なGMTマスターⅡはロレックス唯一のパイロットウォッチです。
パイロットウォッチと言えばブライトリングに代表されるような計器感を想像しますが、GMTマスターⅡからはトレンドでもあるラグスポ感が強く感じられます。
実際、専門性の高い仕事の現場よりは、街で使われることの方が圧倒的に多く、パイロットウォッチという設定はあまり気にしなくてもよいかもしれません。
ちなみに、スポーツモデルでジュビリーブレスを選べるのはGMTマスターⅡのみとなっています。
最人気の青赤ベゼルの126710BLROは定価107万に対し実勢価格は250万となっています。
相場の変動はかなり激しく、昨年4月には180万で底を叩いていましたが、今年4月以降は250万を下回ることはほぼありませんでした。
今後は今の水準を大きく割る見込みは薄く、来年4月以降は300万円台も十分あり得そうです。
デイデイト
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「成功者の時計」として歴代のアメリカ大統領も身に着けてきたハイエンドモデルです。
ステンレスモデルが存在せず、すべてのデイデイトは金かプラチナ製となっており、良くも悪くも目立つことから国内人気は高くはありません。
12時の曜日カレンダーも特徴で、これによってただの金無垢のデイトジャストとの差別化がはっきりとできています。
イエローゴールドモデル228238の定価は約400万、実勢価格は460万となっています。
非常に流通量が少ないため実勢価格は参考程度にはなるものの、今後定価の2倍3倍と上がっていくことはおそらくないでしょう。
優れた資産価値については見た目の通りで、説明の必要はありませんね。
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後編に続く
この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 東小金井店 店長
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