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【GMTマスターⅡ】市場価格まとめ 2021年最新版

こんにちは!小平市の買取専門店 買取リッチ東京 花小金井店です。

ロレックス唯一のパイロットウォッチであるGMTマスターは、今や最も人気があるスポーツモデルの1つと言うことができるでしょう。
正規店で見つけることは非常に困難で、人気のカラーを探すには相当な運が必要になっています。
しかし、今ほどの人気を得たのはここ15年くらいのことで、それ以前はどちらかと言えば不人気モデルに分類されていました。
陸のエクスプローラー、海のサブマリーナ、空のGMTマスターといった括りも昔からあるものではありません。
スポーツモデルの中では比較的近年になってから人気を得たGMTマスターの歴代モデルはどの程度高騰しているのでしょうか?
今回はGMTマスターⅡの5機種の市場価格を見ていきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。

 

出典:https://www.rolex.com/ja

1本目 第1世代目 Ref.16760

1本目は第1世代目となるRef.16760です。
1983年から1988年まで製造されていたGMTマスターⅡのファーストモデルは、GMTマスターⅠの上位機種として登場しました。
当時としては厚みのある12.5mmケースだったことから、ファットレディという愛称でも有名ですね。
GMTマスターⅠが終了し、GMTマスターⅡが登場したと思われがちですが、実は1999年の生産終了までは平行して生産されており、スパッと切り替わった訳ではありません。
16760は、同時期に発売していたGMTマスターⅠ16750との差別化のため、赤黒の2トーンカラーベゼルのみの展開となります。

GMTマスターⅠとⅡの大きな違いは操作方法

ちなみに、非常によく似ているGMTマスターⅠとⅡの大きな違いは操作方法です。
GMTマスターⅠは長針と短針が連動して動くため、短針を単独で動かすことができません。
そのため、長針と短針が示す時刻と、GMT針が指すベゼルの時刻によって2カ国の時間を読むことができます。
一方、マスターIIは短針のみを単独で動かすことが可能です。
GMT針と単独で動かせる短針、回転ベゼルの組み合わせにより、3カ国表示が可能になりました。

Ref.16760の現在の市場価格

ファーストモデルとなる16760の現在の市場価格は約150万円です。
アンティークですが100m防水・サファイアクリスタル風防などの装備は現代的で、普段使いの中でも活躍してくれるでしょう。
当時としては珍しい40mmケースも、今では標準サイズのため古さを感じることはなさそうです。

2本目 第2世代 Ref.16710

2本目は第2世代となるRef.16710です。
1990年から2007年まで製造された16710は、99年のGMTマスターI の生産終了に伴い、黒と赤青のベゼルカラーが追加されました。
マスターⅠではそれほど人気が高くなかった2トーンベゼルですが、生産終了が火をつける形で人気が急上昇し、現在に至っています。
特に人気が集まっている赤青カラーはペプシ赤黒カラーはコークという愛称で呼ばれており、どちらもGMTマスターのアイコンとして有名ですね。
外見の特徴としてはシャープなケースの形状が挙げられ、重量も現行に比べ20gほど軽くなっています。

Ref.16710の現在の市場価格

16710の市場価格は青黒が約150万で、赤黒がそれより若干安めになっています。
赤黒の場合、年式や状態によっては100万強から買えることもあり、コーク派の方にとっては狙い目かもしれません。
ちなみに、16710のコンビモデル16713も赤黒と同程度の市場価格で推移しています。
2トーンベゼルを避けたい方はこちらをいかがでしょうか。

3本目 第3世代 Ref.116710LN

3本目は第3世代となるRef.116710LNです。
2007年に登場したサードモデルはGMTマスターらしいしっかりとしたケースで、旧作と比べるとかなり存在感を強めました。
ケース厚が薄くなったにも関わらず30g増加したことで、重みが欲しい方にとっては十分満足できる重量感になったでしょう。
ブレスが強化された点も重要で、無垢のコマを採用することで堅牢性の補強と伸びの問題を解決しました。
バックルのイージーリンクによって長さの微調整が簡単にできるようになった点も高評価です。
色使いにも変更があり、赤かったGMT針と、ダイヤルの「GMT-MASTER II」のロゴが緑になりました。
黒文字盤黒ベゼルにグリーンのワンポイントが入ることで、過去のGMTシリーズとは違うシックな印象を持ち、現在も最人気モデルの1つになっています。

Ref.116710LNの現在の市場価格

116710LNの現在の市場価格は約130万となっています。
2トーンカラーモデルに比べると僅かに安いものの、4月に大きく高騰し、まだまだ上昇傾向にあるため目が離せません。
新品は200万に届くかどうかという動き方で、新品が大台に乗ると中古の市場価格にも明らかな変化が見えてきそうです。

4本目 第4世代 Ref.126710BLRO

4本目は第4世代となるRef.126710BLROです。
2018年に往年のジュビリーブレスレットを備え、 次世代ムーブメントCal.3285を搭載して発売されました。
リファレンスナンバーの末尾 “BLRO” はベゼルのカラーを表しており、フランス語 でBLがBleu(青) 、ROがRouge(赤)を意味しています。
最人気のペプシカラーとラグジュアリーなジュビリーブレスの組み合わせは登場から絶大な人気を博し、今では最も入手困難なモデルの1つになりました。

Ref.126710BLROの現在の市場価格

126710BLROの現在の市場価格は約250万となります。
200万強だった3月から急激に上昇し始め、ひと月足らずで250万に到達すると、以降はほぼ横ばいで推移中です。
スポーツモデル全体で上昇の動きが活発化している現在、更なる高騰があってもおかしくはありません。

5本目 第4世代 Ref.126710BLNR

5本目も第4世代となるRef.126710BLNRです。
赤黒モデルから1年後の2019年の登場で、待望の青黒モデルが追加されました。
もともと青黒のGMTマスターにはバットマンという愛称がありましたが、ジュビリーブレスが印象的な今作はバットガールとの愛称も有名なようです。

Ref.126710BLNRの現在の市場価格

126710BLNRの現在の市場価格は約200万となっています。
最人気のペプシカラーに比べると50万近く安いものの、定価の2倍程の市場価格からはGMTマスターの人気が伺えます。
ペプシモデルと同じく3月の大きな高騰で50万弱上がったことで大台の200万にのりました。
上昇傾向はまだまだ続く見込みです。

 

この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 花小金井店 店長

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