シルバーの刻印一覧。925やスターリングの意味は？

こんにちは！買取リッチ東京　東小金井店です。

今回はシルバー製品の刻印と、銀色だけどシルバーではない金属をご紹介します。

アクセサリーの整理やご自宅の断捨離、ジュエリー選び、アクセサリーのメンテナンスに便利な情報を集めました。

目次からも必要な項目に飛べますので、ぜひご活用ください。

シルバー製品の刻印一覧

刻印は数字だけの場合もあれば、数字の頭にシルバーを表す「SV」や「Ag」が刻印されていることが多いです。

そしてSV900といったように、銀の含有量を表す数字も刻まれています。

銀や金、プラチナは柔らかい金属です。アクセサリーなどある程度の強度が必要な製品には、強度の高い金属を混ぜることで製品全体の強度を上げています。

そのため、アクセサリーそれぞれに貴金属の種類と含有量が記されています。

一番右の列の日本国旗付の刻印は「ホールマーク」と呼ばれ、日本の造幣局の規格に基づいている信頼ある製品の証拠です。

表を見ると分かりますが、数字が大きいほど銀の含有量が高く、価格も上がります。

日本国旗＋<1000>は2012年に廃止され、代わりに現在では日本国旗＋＜999＞が採用されています。

999であっても0.1%以下が他の物質が含まれますが、「純金」の刻印も「999」も基本的には同じ純度として考えられます。

また、シルバーのアクセサリーは925が最も多く、925と数字のみの刻印の製品も多いです。

足銀は中国製の品物に見られる刻印です。足＋金属名で90％以上その金属を含むという意味があります。

Staring Silver（スターリングシルバー）ってなに？

スターリングシルバーは、92.5%の銀と7.5%の銅で作られたシルバー製品という意味です。

金属アレルギーを起こしにくいシルバーとして、アクセサリーや食器に採用されています。

925のみの刻印だと、銅の他に金属アレルギーを起こしやすいニッケルという金属が含まれている可能性があります。

ただ、ピアスなど小さいアクセサリーにStaring Silverという長い刻印を刻むのは不可能なことも。

スターロングシルバーであっても、刻印が省略せざるを得ない商品もありますので、金属アレルギーの方は購入の際に販売先に尋ねるのもいいかもしれません。

シルバーメッキ製品の刻印

次はシルバーメッキを施した製品の紹介です。

こちらは買取リッチでは基本的にお買取り対象外の製品です。

シルバーメッキとは非金属で作られた製品に、シルバーをくっつけた製品です。

買取店では基本的にはお値段が付きません。

刻印が小さくて見えない場合は磁石にくっつくかで、メッキかどうかの判断がある程度可能です。

銀は磁性がないのでシルバー900以上の製品は磁石にくっつきません。

しかし、鉄やニッケルに銀メッキを施した製品だと磁石がくっつきます。

ただし、メッキ商品でも素地に使われている金属に磁性がない場合は磁石につきませんので、「磁石につかない」＝100％銀製品である、という事ではありません。

銀色だけどシルバー製品じゃない刻印

こちらは買取リッチでは基本的にお買取り対象外の製品です。

Silver の文字があると銀製品だと勘違いしてしまいますが、見た目がシルバーに似ているという理由で〇〇シルバーと称する金属は多いです。

金色だけど925の刻印

金色だけど、925の刻印は時計で発見することがあります。シルバーの素材に金メッキがされている製品です。

メッキ製品＝安い物に使われるというイメージですが、カルティエやロンジンなど有名ブランドの腕時計に採用されることも珍しくありません。

腕時計に限らず、シャネルやディオールといったハイブランドでもアクセサリーに金メッキを使用しています。

ティファニーなどブランドアクセサリーの刻印

次はブランドごとのシルバー刻印をご紹介します。有名ブランドのものではないシルバーアクセサリーは、グラム当たり数十円での買取になります。しかし、ブランドの刻印があるとシルバーの価格以上のお値段で買取可能です。

・グッチ　Ag925 ★1897AR・・・　星＋数字＋アルファベットはイタリアのホールマークの付け方です。

・ティファニー  925/ Ag925 ・・・ティファニーはすべてのシルバーアクセサアリー925で作るこだわりを持っています。

・カルティエ ・・・・現在ネットショップでシルバーアクセサリーは見つかりませんでした。腕時計では925を四角で囲ったマークを見かけることがあります。

・ディオール925・・・古い製品だとシルバーの刻印がない場合もあります。

ノーブランドやマイナーな工房のシルバー製品は買取価格がとても安いですが、上記のような人気ブランドであれば、素材以上の価格でお買取り可能です。

刻印が「SILVER」のみはどんな製品？

SILVERのみの刻印は真珠のネックレスの環（両端を繋げる部品）でしばしば発見することができます。これらの多くが鉄やニッケルでできているのか、磁石にくっつくことが多いです。

例外的に、昔の製品であればメッキではなく、シルバーが含まれるものも存在します。

動物や人の顔の刻印。海外のシルバー刻印かも

SVや900の数字がなく、動物や人の顔、アルファベットを使用した刻印は海外の製品に見られます。数は少ないですが、アンティークのシルバー食器や、アクセサリーに刻印されています。

シルバーの偽物ってある？

金やプラチナと違ってシルバー製品の偽物は少ないです。理由としてはグラム当たりが大変安価なため、刻印を詐称してシルバー製品を作るメリットが少ないのです。

どちらかというと、プラチナ製品の偽物を作る時にシルバーが使用されます。

プラチナの方がグラム当たりの値段が高いので、シルバーで安くアクセサリーを作ってプラチナとして売れば差額分儲かりますよね。

とはいえ、重量があれば悪者にとってはシルバーの偽物を作る意味が出てきます。

例えば、500g合金で作った大きな置物にシルバーメッキを施し、純銀などの刻印を押したら、銀グラム当たり90円だとすれば、45,000円で売却できます。

まとめ

これまでシルバーの刻印をご紹介しましたが、刻印が小さすぎて見えない！という方は手っ取り早く近所の買取店に査定に出すのがお勧めです。

査定無料のお店がほとんどですので、値段だけ知りたいという方もご利用いただけます。

買取リッチ東京 東小金井店も使わない・壊れてしまったというシルバーのリングやネックレス、イヤリング、ピアスなどをお買取りしています。

ご予約は不要ですので、お気軽にお越しください。

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