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五輪記念切手は高く売れる?日本の高額切手ベスト5

五輪記念切手は高く売れる?日本の高額切手ベスト5

こんにちは!八王子市の買取専門店 買取リッチ東京 西八王子店です。

高額切手というと中国切手が有名ですが、日本にもプレミア切手は多く存在しています。
テレビのなんとか鑑定団でも時折登場し、なかには数十万円もの金額がついたりしていますね。
大量にある切手をとにかく処分したい!という方は多いようですが、珍しい切手は一枚ずつ鑑定してもらった方が良いでしょう。

さて、今回は日本のプレミア切手についてご紹介します。
実際の価格は状態によって変わるものの、多くのプレミア切手は保存状態が良いため、相場を大きく下回ることはあまりありません。
とはいえ、流通の少なさから相場の変動は小さくないので、今回ご紹介する価格は参考程度に見て頂ければ幸いです。
ぜひ最後までご覧ください。

 

プレミア切手とは?

そもそもプレミア切手とはどのような切手なのでしょうか?

ざっくり言えば、中古市場で額面以上の価値を持つ切手ということになります。
額面プラス10円の価値でもプレミア切手ということになりますので、多くの方が想像しているよりは幅広い世界かもしれませんね。

プレミア切手の中でも特に貴重な品は発行年が特徴で、その大半は1960年以前に発行されたものとなります。
そのため、1964年の東京オリンピック切手などはとても有名ですが、ほとんどは普通切手と同じ扱いになってしまうのです。

1960年以降の発行切手にプレミア価値が付きづらい理由には、収集ブームが深く関係しています。
1957年にグリコが商品のおまけに切手を採用したことや、64年の東京五輪の記念品として切手が販売されたことで、
切手の収集ブームは全国的に広まりました。

それまでは切手に収集品としての価値はなかったため、収集ブーム以前の切手は使う時に買う物に過ぎず、発行数も多くはなかったようです。
収集ブーム後はイベント、観光記念、祝い事など、ありとあらゆることに絡めて発行されるようになったため、ブームの前後で切手の希少性は全く異なると言えるでしょう。
昭和30年頃、お爺さんやお婆さんが子供時代に集めていた切手が残っているのであれば、もしかしたらそれは希少品かもしれません。

 

裕仁立太子記念切手 10銭

1枚目は裕仁立太子記念切手10銭です。
裕仁様が立太子の礼を受けたことを記念し1916年に発行されたもので、
別名「儀式のかんむり」として切手コレクターの間では有名です。

3種類ある中で10銭の価値は特に高く、状態が良いものは6万円前後で取引されます。
立太子の礼とは複数の候補者の中から天皇が皇太子を決める皇室儀礼のことで、10銭切手には冠が描かれています。
戦前切手には珍しい色付きという点も含め、歴史的な価値は20世紀品の中でも随一でしょう。
3種セットとなればさらに価値は上がります。

 

逓信記念日制定記念切手 小型シート

2枚目は逓信記念日制定記念切手小型シートです。
1934年に日本で初めて発行された記念切手の小型シートです。

逓信文化展覧会の限定品として販売されたもので、流通している枚数の少ないプレミア切手となります。
切手が収集品でなかった当時でありながら記念に保管されていた方はいたようで、今でもたまに掘り出されるようです。
こういった事情から綺麗に発見された場合は1枚に10万円以上つくことがあります。

 

琉球切手 改訂加刷 100円

3枚目は琉球切手 改訂加刷 100円です。
琉球切手の中で最も価値が高いと言われるプレミア切手になります。

1952年の発行以降、数多くの偽物が作られていることでも有名で、一般の方が見分けるのはほぼ不可能と言えるでしょう。
この切手に限らず、プレミア切手の偽物は少なくないため、偽物と知らずに売買してトラブルになるケースは多いようです。
買うにも売るにも専門のお店を強くおすすめします。

発行年の1952年はプレミア切手の中では後発組になりますが、1万枚という発行数の少なさとデザイン性の高さによってプレミア価格を維持しています。
現在では1枚あたり5万円強で取引されており、今後も相場が大きく崩れる見込みは薄そうです。

 

旧高額切手 10円

4枚目は旧高額切手10円です。
1908年に電話料金の納入を目的として発行され、当時としては大変な高額の切手として登場しました。

封書が3銭、ハガキが1銭5厘という当時の郵便料金から、10円がいかに高額かがわかるでしょう。
外国宛の郵便物にも使われたことから意外にも需要はあったようです。

お札にも登場していた神功皇后が描かれており、未使用の美品は10万円以上で取引されています。
他にも5円と10円の2種類があり、特に価値の高い10円切手は紺色で印刷されているのが特徴です。

 

竜銭切手 1銭

5枚円は竜銭切手 1銭です。
日本初の切手である竜文切手の次世代にあたる切手が竜銭切手です。
通貨単位の「円」の導入と併せて発行されました。

1872年発行と明治初期の切手である上にとても薄い素材でできているので、経年による劣化が出ているのが特徴です。
竜銭切手は「1銭」「2銭」「5銭」「半銭」の4種類があり、いずれも収集家に人気が高いことで知られています。
発行後すぐに後継の「桜切手」が発行されたため短期間で製造終了となり、現在では特に希少価値の高い切手のひとつとなりました。

すべて超高額で取引される切手ですが、中でも1銭切手は50万円以上で売買されるほどの価値があります。
1銭が50万円に化けるプレミア切手の世界の奥深さをおわかり頂けたでしょうか?

 

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この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 西八王子店 店長

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