はじめに
こんにちは、八王子市の買取専門店 買取リッチ東京 西八王子店です。
年齢によって時計の好みは変わるものですが、それは自然と似合うようになる時計が
加齢によって変化していくためと言われています。
外見の変化はもちろん、役職が上がるなどして環境も変わっていくため、20代で買った時計を生涯使い続ける方は多くはありません。
とはいえ、60歳になって急にノーチラスが板につくといったことはなく、40代から50代頃にはある程度の好みは固まるのだそうです。
そこで今回は、40代で狙いたい高級時計3点をご紹介します。
多くの時計愛好家にとっての40代は、長年目標にしている時計を買うタイミングや、最後と決めている時計を買うタイミングが訪れる時期かもしれません。
もちろん、まだまだ多くの時計を買っていきたい方もいるでしょう。
どれにしようか迷われている方、すでに決めている方も楽しめる内容になっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
パテックフィリップ カラトラバ
出典:https://www.patek.com/ja/
40代で狙いたい高級時計、1本目はパテックフィリップ カラトラバです。
ノーチラスではないの?という方も多いとは思いますが、あまりにも現実離れした高騰ぶりをみせているため、今回はパスさせて頂きました。
多くの方にとっては家か車かノーチラスかというような選択になる程ですが、正規で買うことがほぼ不可能な昨今、おすすめすることさえ難しくなっております。
もちろん狙える方はノーチラスでよく、さらに言えば、雲上時計のどれかを40代で買えたなら、それはひとつのゴールと言ってよいでしょう。
パテックフィリップというブランドパワー
カラトラバを勧める理由としては、やはりパテックの看板モデルであることです。
現在の話題性で言えばノーチラスが上ですが、誕生90年を迎えようとしているカラトラバこそ看板モデルといっても過言ではありません。
シンプルでクラシカルなデザインはファッションを問わず、色さえ気を付ければビジネスでも使うことができます。
なによりパテックを身に着ける満足感は代えがたい価値と言えます。
カラトラバを買うことで時計趣味を上がってしまうかはわかりませんが、買う以前とでは、少なからず時計の見方は変わるでしょう。
グランドセイコー エレガンスコレクション
出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja
40代で狙いたい高級時計、2本目はグランドセイコー エレガンスコレクションです。
2017年の独立以来、年々時計界での存在感を増しているグランドセイコーですが、独立の際にすべてのラインナップが3つのコレクションに分類されました。
グランドセイコーらしい王道のフォルムを追求するヘリテージコレクション、スポーツモデルの並ぶスポーツコレクション、そしてクラシカルな雰囲気を取り入れたエレガンスコレクションの3つです。
どれも20代や30代から買って長く使うことのできるモデルが揃っていますが、エレガンスコレクションには40代で身に着けたい大人の魅力があります。
セイコースタイルと日本の美意識
出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja
エレガンスコレクションのベースになるのは、セイコーが60年代に確立した「セイコースタイル」です。
平面の面積に拘り抜いたセイコースタイルは、海外にとっては斬新なデザインに見える一方、われわれ日本人からすると親しみ深いデザインになります。
昔持っていたセイコーの片鱗が現在の高級ラインにも見えるのは、一貫したセイコースタイルによるものです。
40代で何十年ぶりにセイコーを買う方にとっては、より洗練されたデザインの新鮮味と、妙な懐かしさの両方を感じることができるでしょう。
エレガンスコレクションには日本の美意識を取り入れたモデルも多く存在します。
例えばSBGW262は、加賀蒔絵を代表する漆芸氏・田村一舟氏による手描き高蒔絵で表現された、視認性の高いインデックスが特徴です。
グランドセイコーらしい機能的なデザインに、日本の伝統技法と希少な国産漆が融合したこのモデルは、大人の時計として40代に相応しい1本と言えます。
他にも、濃い緑文字盤がシックなSBGW264は、工房を構える岩手県雫石町の大自然がモチーフになったモデルです。
ダイヤル上には格子状のパターンが施されており、自然の放つ不規則な光が表現されています。
革ベルト、金ケース、緑文字盤のグランドセイコーは、落ち着いた大人の男性でなければ、
上手に身に着けることは難しいでしょう。
最高の国産時計「マスターピースコレクション」
出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja
グランドセイコーは主要な3つのコレクションの上に、完全少数生産モデルを抱える
特別なクラス、マスターピースコレクションを設けています。
マスターピースコレクションには雲上時計に匹敵する500万~2000万超のモデルが並び、グランドセイコーの最上級ラインと言うことができます。
高級時計でこの価格帯だと、日常使いには適さないデザインのモデルが多くなりますが、そこはセイコーらしく、実用性を損なうことはありません。
セイコー創業者である服部金太郎の生誕160周年を記念した
SBGZ005でさえも、1000万超という価格ながら嫌味な派手派手しさはまったくありません。
フォーマルな場で使える数少ない1000万超えの時計と言えます。
エレガンスコレクションを超える、最上級の国産時計が欲しい方は、ぜひマスターピースコレクションを検討してみてはいかがでしょうか。
ブレゲ クラシック
出典:https://www.breguet.com/jp
40代で狙いたい高級時計、3本目はブレゲ クラシックです。
「ロレックスが欲しい」「オメガが欲しい」というように、欲しい時計のブランドだけが決まっているということがあります。
具体的なモデルはあまり知らなくても、ロレックスが欲しい!という方は、ロレックスというブランドを身に着けたい場合が少なくないようです。
もちろんこれも時計の選び方の1つであり、これこそが時計趣味への第一歩と言うこともできるでしょう。
このように、ブランドから時計を選ぶ場合、ブレゲが欲しい!となるのは、早くても30代以降と思われます。
これは創業250年を目前にするメジャーブランドでありながら世界3大ではなく、
スイス時計でありながらフランスにルーツを持つという、独特なブランドイメージに起因するのかもしれませんね。
言ってしまえば、若い方にとってブレゲは渋すぎるのです。
最初の機械時計
出典:https://www.breguet.com/jp
ブレゲのブランドイメージ、クラシックで品格あるデザインは、大人の男性に対しては魅力的に映るでしょう。
特にクラシカルな機械時計が好きな方にはたまらないはずです。
自動巻きを開発したブレゲこそがほとんどの機械時計の原点であり、ブレゲ クラシックは機械時計の古典と言うことができるためです。
登場は1972年と比較的若いものの、2世紀前の技術が積まれたクラシックは、ただのクラシカルな時計とは一線を画す本物のクラシックと言えます。
40代からのクラシック
出典:https://www.breguet.com/jp
代表的なモデルとしてはクラシック シリシオンが有名です。
シンプルなデザインは人によっては綺麗すぎると感じるかもしれませんが、ブレゲ針とブレゲ数字が最もよく映えるデザインとしておすすめのモデルになります。
ビジネスでもカジュアルでも活躍できる万能性もポイントですね。
同じくブレゲの発明のうち、ギョーシェ彫りが欲しい方には5157がよいでしょう。
ローマ数字とギョーシェ彫りの組み合わせによってエレガンスさが極まっており、
似合うようになるには、ある程度の年齢が求められるモデルと言えます。
もしくは、クラシック5157を身に着けるのは40代からの特権と言い換えられるのかもしれません。
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この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 西八王子店 店長
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