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クオーツ時計のオーバーホール

こんにちは!買取リッチ東京西八王子店です。

機械式腕時計はオーバーホールが必要なのは知ってるけど、電池式の腕時計には必要ないでしょ?と思われるかもしれません。

確かに多くの方がそう感じると思います。

しかし、長く使い続けるには電池式腕時計もオーバーホールが必要です。

今回は電池式腕時計のオーバーホールの必要性と頻度、費用についてご説明します。ぜひ最後までご覧ください。

オーバーホールとは。電池式時計でも必要な理由

腕時計のオーバーホールとは、部品を分解洗浄、注油、修理・点検するすべての工程の総称です。

電池式はその名の通り電池をエネルギー源とすることから、腕時計の中身は基盤と電池だけだと思われがちです。

しかし、実際には針を動かすためには歯車が必要ですし、カレンダー車などの多くの精密部品が入れこまれています。

このような部品には機械時計と同様にメンテナンスが必要です。

時間が狂ってしまった時計をオーバーホールに出すことで、精度が戻るのはもちろん、部品の劣化などを早めに発見することができます。

例えば裏蓋のパッキンの劣化です。時計の裏側を開けたところに設置されたゴムパッキンは防水の役割もあり、劣化すると元の防水性能が保てず水没する危険性があります。

水没すると文字盤や基盤の交換費用が掛かってしまい、オーバーホールより割高になってしまいます。

電池式時計はメンテナンスが少なく、安価な商品も多いことから消耗品であるという考え方もありますが、愛用の時計を長く使いたいという方はオーバーホールがおすすめです。

電池式時計の内部。時間が狂う原因は?

電池式時計の内部は、電子回路と機械部分に分けられます。

針を回転させるため、文字盤の近いところに歯車などの機械が、その後ろに一定の時刻を刻むための電子回路が設置されています。

時間が狂うなど腕時計の不調はこの機械部分か電子回路部分のいずれか(場合によっては両方)、の不具合が原因です。

機械部分の不具合に関してはいくつか要因があります。

まず一つ目が、油切れによりうまく部品が作動しなくなっている場合です。

この場合は古い油を洗浄し、新しく油を指すことで改善します。

二つ目は機械部品が摩耗している、錆びて動作しにくくなっているパターンです。

油切れにより歯車に負担がかかり、部品が徐々に摩耗します。

摩耗により運動エネルギーがうまく伝達されていないと時間が狂います。

また、湿気がケース内部に入り込んでしまい、パーツが錆びて動かなくなる場合もあります。

パーツを磨いて改善する場合もありますが、交換の場合はパーツ代金がオーバーホール料金とは別に追加されます。

電池を交換しても動かない原因は?

電池を交換しても動かないときは電子回路の故障が考えられます。故障している場合は電子回路の交換が必要です。

電池式時計が機械式時計より時間がずれにくい、と言われているのはこの電子回路に秘密があります。

まず、電池が一定のリズムで振動する性質を持つ水晶の塊を振動させます。水晶の振動は電子回路を通じて電気信号に変えられ、さらに電気信号は電気コイルによって回転運動に変換、歯車を回転させ最後針を動かしています。

電子回路の部分は電池式時計の肝といわれる部分です。寿命で機能停止する場合もありますし、電池切れをそのままにして劣化した電池が液漏れし回路をだめにすることもあります。

大事な時計は、電池が止まったら、交換するか使わない場合はケースから外すことをお勧めします。

電池式時計のオーバーホールはどうやって行われる?

電池式腕時計のオーバーホールは以下の工程で行われ、元の状態に戻していきます。

分解→洗浄→組み立て→注油→精度チェック→最終組み立て

初めにブレスレットやケースを取り外し、内部機構を分解します。

この時点で職人は部品の状態を見て、腕時計の不調の原因が何なのかを分析します。電子回路を除いたすべての部品は超音波洗浄機にかけられ、古い油や汚れが取り除かれます。

洗浄されたムーブメントを組み立て、精度が規定内に調整出ていれば、最終的に組み立てられます。

ケースやブレスの傷を磨きたい場合は、オーバーホールとセットで注文することも可能です。

オーバーホールの頻度は?

オーバーホールの頻度は7年に一度が良いといわれています。

機械式時計が4年に一度が良いといわれているので、それよりは長いですね。

しかし、電池を交換するだけでオーバーホールせずに30年動いているというお品物もあるので、オーバーホールする必要性を感じない方もいるかもしれません。

もちろん、時計の時刻が狂うようになった、電池がすぐ切れるようになったという場合は、早めのオーバーホールがおすすめです。

オーバーホールの費用は?正規店のメリットとデメリット

オーバーホールは正規店と修理専門店、どちらかを選ぶことができます。

正規店のメリットは、もし部品交換が必要になった際に純正品が使われるという点です。

部品がムーブメントが社外製パーツに取り換えられていると、売却の際に買取基準外になる可能性も。

正規店のデメリットは価格が高いことと、メーカーによっては時計を工場に送ってようやく費用が提示されるという点です。

見積もりだけでも1週間を要する場合も珍しくありません。

修理専門店でオーバーホールを依頼するメリットは価格の安さと納期の早さです。

モデルやお店選びによっては正規店の半額で済むこともあります。

納期はお店によって異なりますが、正規店の納期が長すぎて待てない!という場合は納期の早い修理店を選べばよいでしょう。

ホームページで価格表や納期の目安を掲載しているお店も多いです。

まとめ

今回は電池式の腕時計でもオーバーホールが必要な理由をお伝えしました。一生大事にしようと決めている電池式の時計は、電池交換と同時に一度オーバーホールに出すのがお勧めです。

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