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ターノグラフやサンダーバードってどんなシリーズ?
ターノグラフとサンダーバードは、共にデイトジャストから派生した機種であり、本来のデイトジャストには無い回転ベゼルを装備しているという共通点があります。
まずターノグラフは、「ベゼルが回転して0に戻る=ターン0(オー)」がモデル名の由来となっており、ロレックス史状で初めて回転ベゼルを装備したモデルです。
初代(Ref.6202)は1953年に発売されましたが、こちらはサブマリーナー等のスポーツモデルのベース機でもあるとされており、実際にサブマリーナーにそっくりな外観を持つバリエーションも存在します。
そのサブマリーナーが登場したためか、ターノグラフはすぐに製造が終わってしまい、それ以降は知る人ぞ知るレアモデルと呼ばれていました。
ところが、約50年後の2004年に、突如ターノグラフは第2世代(Ref.116261)として復活を果たします。
こちらは以前と異なり全てがコンビモデルで、カレンダー表記、秒針、モデル名表記が赤なのが特徴。
残念ながら2013年に再び廃盤となってしまいましたが、通常のデイトジャストとは異なる独特なシルエットに多くのロレックスファンが魅了されたようで、
今なお中古市場では高額で取引されています。
なお、モデル名などが緑色の日本限定モデルというバリエーションも存在しており、そちらはさらに希少価値が高いとされます。
一方のサンダーバードは、もとはアメリカ空軍のアクロバットチーム「サンダーバーズ」の隊長から、引退記念モデルを制作してほしいという発注を受けたことが始まりです。
外観上の特徴としては、まるで彫刻のように直接数字が彫り込まれた独特な回転ベゼルを装備している点。それにより、デイトジャストらしいシンプルな機能性を保ちつつも、スポーツモデル特有の豪華なシルエットも合わせもつという、独特な時計に仕上がっています。
サンダーバードは1956年に初代(Ref.6309)、1958年に第2世代(Ref.6609)、1962年に第3世代(Ref.1625)、1970年に第4世代(Ref.16250)とかなり短い間でバージョン変更を重ねていきました。
この間はベゼルの形状に若干の修正が入ったものの、ムーブメントの新調が主な変更点となっており、外観に大きな変化はありません。
そして、1988年に発売された第5世代(Ref.16263)をもって、一旦サンダーバードは廃盤となります。
ただし前述の2000年代版ターノグラフがレファレンスの数字を引き継いだことから、こちらを後継機であるとする見方もあるようです。
ターノグラフとサンダーバードは結果的にはどちらも長期にわたって活躍することは叶いませんでしたが、
そこで得られたデータが後続機の開発に生かされたであろうことは想像に難くありません。
どちらもロレックスの歴史において重要な位置づけのモデルであると言えるでしょう。
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