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デイトジャスト(ボーイズ)ってどんなシリーズ?
デイトジャストは1950年代に発売された、ロレックスのベーシックモデルの1つ。
名前のデイトジャストとは、ロレックス3大発明と呼ばれる同名の機能に由来したもので、日付が変わると同時にデイトが切り替わる機構を指します。
この機能は残り2つの発明と共に非常に画期的なシステムであるとして、腕時計業界の歴史に大きな影響を与えました。
素材や色などのバリエーションが非常に豊富であり、メンズ・レディース・ボーイズのサイズ展開がされているのも大きな特徴です。
当初は先に発売されていたオイスターパーペチュアルというモデルの派生とされており、実際に1950年代までの初期モデルには両方の名義が混ざっていましたが、1977年からスタートしたボーイズサイズにおいては初代(Ref.6824等)から正式に、「デイトジャスト」として名称が統一されていました。
なお、1955年にデイト部分を拡大表示する「サイクロップレンズ」が発明されており、同機能もまた、デイトジャストの特徴の一つとなります。
その後、ボーイズサイズは1990年に第2世代(Ref.68240等)を発売。サファイアクリスタル製の風防が搭載され、耐久性が大きく向上。
1999年には早くもムーブメントを更新したマイナーチェンジ版の第3世代(Ref.78240等)が発売するなど、短いスパンで改良を繰り返します。
そして2006年には第4世代(Ref.178240等)が登場。第4世代は本体の形状が大きく見直され、ベゼル部分のボリュームを増したことで全体的に丸っこい形状となり、
これまでのデイトジャストから大きくシルエットが変化しました。
その後2021年前後になると、第4世代に微調整を加えた第5世代(Ref.278240等)が素材ごとに順次発売されていきます。
デイトジャストはロレックスの全シリーズ中で最も所持者が多いモデルであり、初心者からヘビーユーザーまで、幅広いファン層に愛用されています。
その人気の秘訣は多くのバリエーションとサイズの中から、お気に入りの1つを探すという独自の楽しみがあること。
仮に同時期にデイトジャストを購入しようとしても、人によって選ばれるモデルは千差万別、きっと同じものはありません。
あるいは意図して揃え、ペアウォッチとするのも良いでしょう。購入する段階からしても楽しめる時計、それがデイトジャストなのです。
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