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2022年はラグスポ戦国時代!高騰2大モデルを紹介

こんにちは!小平市の買取専門店 買取リッチ東京 花小金井店です!

近年の高級時計で最も強いトレンドと言えば、ラグスポこと「ラグジュアリースポーツ」であるのは間違いないでしょう。
ノーチラス、ロイヤルオーク、オーヴァーシーズといった20年以上前に誕生した名作によって作られた流行は、年々影響力を増しています。
さらに、今年の年始に入ったノーチラス5711生産終了の報は、ラグスポトレンドを大きく勢いづかせ、多くのSS製スポーツモデルの高騰に拍車をかけました。
デカ厚ブームなどのように一過性で終わらず、今後はスタンダードになるという見方も多いラグスポにとって、来年も激動の年になりそうですね。

そこで今回は、2022年に高騰する可能性のある注目のラグスポモデルを2点ご紹介します。
どちらもすでに上がりつつあるものの、定価を大きく超える高騰はまだしていません。
次世代のラグスポに興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

 

ジラール・ペルゴ ロレアート

出典:https://www.girard-perregaux.com/jp_jp/

ジラール・ペルゴは1791年創業のスイス時計の名門です。
3大やロレックス、オメガ程の知名度はないものの、長い歴史と高い技術力があり、玄人に好まれやすいブランドと言われることもあります。
名前だけは知っているという方も多いのではないでしょうか?

そんなジラールペルゴが初代ロレアートを開発したのは1975年です。
スイス時計界はクォーツショックの真っただ中で、ロイヤルオークの登場から3年後、ノーチラス登場の1年前というタイミングでした。
同時期に登場したこれらのラグスポモデルとの違いはクォーツという点で、ここにはクォーツショックの影響がみられます。
その後は同世代機と足並みを合わせるように機械式へ移行し、現在の王道ラグスポデザインに至りました。

 

ロレアートの特徴

出典:https://www.girard-perregaux.com/jp_jp/

ロレアートの特徴は大きく3つあります。

1. 八角系ベゼル
2. ダイヤルのクル・ド・ パリ装飾
3. ケース一体型ブレスレット

1. 八角形ベゼルは大聖堂の円蓋がモチーフで、円の上に八角形を重ねた構造になっています。
それぞれをポリッシュとサテンで仕上げ分けすることで、構造以上に立体的な表情を作り出しました。
ロレアート最大の特徴でもあり、ロイヤルオークによく似たパーツにもなっています。

2. ダイヤルのクル・ド・ パリ装飾とは、ダイヤル全面に小さな三角の突起が敷き詰められているデザインを言います。
ベゼル同様、立体的なデザインはロレアートの重要な要素です。
写真で見る以上に実機からのインパクトは強いでしょう。

3. ケース一体型ブレスレットは初代から続く伝統的なデザインです。
ケースエンドからブレスレットへのスムーズな流れには、高級時計のハイエンド感がひしひしと感じられます。
近年はブレスレット付きモデルとしても有名で、ブライトリングやチューダーからも同様のモデルが登場していますね。
後続に強い影響を与えたこともロレアートの大きな功績のひとつです。

 

ロレアートの現在の相場価格

ラグスポの源流の一部分とも言えるロレアートですが、同世代のロイヤルオークやノーチラスほどの人気はまだ出ていません。
ベーシックなロレアート 42mmは定価140万に対し、中古でも定価と同額ほどで買える個体が少なくない状況です。
もしロイヤルオーク感が裏目に出たのでなければ、今後注目度が上がるにつれ高騰する可能性は高いでしょう。

 

ショパール アルパイン イーグル

出典:https://www.chopard.jp/

女性ジュエリーブランドのイメージの強いショパールですが、時計製造に関しても世界随一の技術力を持っているのはご存知でしょうか?
2016年にはジュネーブ時計グランプリを受賞している他、自社工場でケースの製造を金の融解段階から行っています。
ケースの製造に関してここまで自社で完結しているのは、知る限りではロレックスとショパールの2社ぐらいでしょう。

そんなショパールが2019年に発表したのがアルパイン イーグルです。
世界的なジュエリーブランドがラグスポ最盛期に開発したモデルということで、王道ど真ん中のラグジュアリースポーツウォッチになっています。
モデル名アルパイン イーグルには、アルプスの自然に対する情熱、そこに生きるイーグルの力強さ“という開発コンセプトが込められているそうです。
ショパールの開発に対する意気込みが名前からも伝わりますね。

外見の特徴

出典:https://www.chopard.jp/

外見の特徴としてはベゼルの太さが挙げられ、有名どころのラグスポモデルと比べると、かなりの幅を取っていることがわかります。
これは一見ラグジュアリーさに反するようにも思われますが、絵画のような文字盤を強調するための額と考えると、美術品としてのアルパインイーグルが見えてくるでしょう。
引き立たせるだけの工夫が文字盤には散りばめられており、例えばカレンダーは3時に入れるところを4時と5時の間に入れることで、ダイヤルの装飾美を優先しています。
インデックスについてもただのバーインデックスではなく、角を取ることで硬すぎる印象になることを防ぎ、針はワシの羽を想起させる形状というこだわりようです。
ラグスポの王道にありつつも、ジュエリーブランドらしさも備えているアルパイン イーグルは、2022年大注目のモデルの1つと言えるでしょう。

 

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この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 花小金井店 店長

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