こんにちは!昭島市の買取専門店 買取リッチ東京 昭島中神店 です!
全国各地で今年の最高気温が記録される中、ロレックス相場も過去最高水準で推移中です。
相場に影響している今年の主な出来事といえば、ワクチンの世界的な普及に伴う経済活動の再開、新作発表、定価改定などが挙げられます。
長期的な高騰が続くなか、新作発表と定価改定は上昇トレンドを補強する材料になりました。
一方、今年の後半には目立ったイベントがなく、上半期の勢いは陰りを見せているようにも見えますね。
今後は安定期に入っていくか注目です。
さて、今回は人気モデル5種のここまでの実勢価格の推移を比較していきます。
今後の相場予想に役立つ内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
各人気モデルの推移
今回は人気モデルの中から、デイトナ116500LN、サブマリーナ126610LV、GMTマスターⅡ126710BLRO、エクスプローラーⅠ124270、デイトジャスト41 126300を比較して見ていきます。
まずはそれぞれの推移をみていきましょう。
デイトナ116500LN
デイトナは去年から勢いを落とすことなく伸び続け、新作発表のタイミングでは瞬間的に450万を超えました。
その後ひと月かけて400万まで後退したものの、現在は再び450万に迫る勢いを見せています。
サブマリーナ126610LV
2020年9月に登場した新型サブマリーナは、300万弱からスタートしたものの、今年の新作発表の直前まで落ち続け、200万を叩いてようやく上向きました。
半年で100万落とした反動は大きかったようで、新作発表後も落ちることなく上がり続け、現在は230万円で推移中です。
GMTマスターⅡ126710BLRO
GMTマスターは昨年末から下落が続いていましたが、新作発表前の一か月で30万程の高騰がありました。
高騰後の揺り戻しがほぼないのが特徴で、5月以降も高水準を保ち続け、現在は250万超で推移中です。
エクスプローラーⅠ124270
2021年の新作のひとつ、エクスプローラーⅠ 124270は180万からスタートし、何度か下げ止まる気配は出ていたものの、140万を割り現在も下落中です。
品薄を極める最人気モデルから溢れた需要の受け皿として、今なお過去にない高騰価格ではあるため、今後上向くかが注目です。
デイトジャスト41 126300
最後はデイトジャスト41 126300です。
この1年のロレックス相場の特徴として、スポーツモデル以外も巻き込んで高騰していることが挙げられます。
ただし、スポーツ感があることは重要で、デイトジャストの場合は、コンビや金無垢よりステンレスモデルの高騰が目立つようになりました。
スムースベゼルでさらにスポーツよりの126300は、3月から4月にかけて100万を突破し、そのままの勢いで上昇中です。
ラグスポトレンドがステンレス人気の追い風に?
相場全体の特徴としては、やはりステンレスモデルの人気の高さが言えるでしょう。
よく資産価値の高さが言われるのは金やプラチナモデルである一方、実際はステンレスモデル相場の堅調ぶりの方が際立っています。
ビジネスシーンでの使いやすさは大きな強みなのかもしれません。
それに加え、スポーツモデルの枠を超えた高騰からは、この1年で濃くなったラグスポトレンドの影響が見てとれます。
ラグスポ人気の高まりなしに、オイスターパーペチュアルやデイトジャストのここまでの高騰があったかは疑問でしょう。
特に、年始のノーチラス生産終了からの大高騰は間違いなく時計相場全体に影響を与えており、上半期のロレックス相場を押し上げた要因のひとつになっています。
ラグスポの影響力を踏まえたうえで、今後のロレックスの人気モデルを考えると、スポーツかドレスかというよりは、いかにラグスポ感が強いかという見方もできそうです。
ロレックス相場をけん引するのはもちろんデイトナですが、時計相場全体を見た時、最も影響力が強いのはノーチラスやロイヤルオークかもしれません。
大高騰の後も落ちないロレックス
グラフからわかる特徴としては、高騰後の下落幅が小さい点も挙げられます。
例年では新作発表の4月に向け高騰した後、大きく急落するのがパターンですが、グラフの人気モデルにはほとんどそれが見られません。
唯一デイトナに50万の下落がありますが、最も敏感なデイトナでもこの程度とみることができます。
サブマリーナとGMTマスターに至ってはほぼ落ちないまま現在に至っており、年始から今までで30万前後の上昇になりました。
これからのロレックス相場では、垂直的な高騰と急落は必ずしもセットではないと言えそうです。
スポーツとドレスの王道が同価格?
象徴的な点としては、デイトジャストとエクスプローラーの価格が肉薄している点が挙げられます。
デイトジャストの定価が15万ほど高いことを考慮しても、このままいけば交差しかけないここまでの推移は、この1年のロレックス相場の一面を象徴しているようです。
スポーツ感の特に強い126300との比較ではあるものの、スポーツモデルとドレスモデルの王道同士が高騰した先で並びつつあることは、1年前には予想もしていませんでした。
おそらく、今から1年後にも予想だにしない出来事が起きているのでしょうが、この記事が少しでも今後の相場予想の参考になれば幸いです。
この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 昭島中神店 店長
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