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意外と安い?ブランドアイテム原価率ランキング

意外と安い?ブランドアイテム原価率ランキング

こんにちは!東村山市の買取専門店 買取リッチ東京 東村山店です。

すべての物やサービスには目安となる原価率があり、例えば飲食は30%、小売りは70%、身近な物ではiPhoneが50%前後などと言われています。
普段はなかなか気にすることもないかもしれませんが、ふとした時に気になる方も多いのではないでしょうか?

さて、今回は原価率の低いブランドアイテムをランキング形式で見ていきたいと思います。
様々なブランドのアイテムの原価率をひとまとめにするため、かなりざっくりとした数字にはなりますが、変わった角度からブランド品を見る機会になれば幸いです。

 

5位 革製バッグ 30%

第5位は革製のバッグで30%です。
ブランドバッグには牛革が使われることが多いですが、それらのバッグの原価率はおよそ30%未満になっています。
ブランドバッグの平均価格は25万円と言われていますので、原価額の平均は7.5万円となる計算です。

内訳を見ると人件費が半分以上の割合を占めています。
ハイブランドになると専属の職人を雇うことが多く、ブランドによっては育成から携わっているため、人件費が嵩んでしまうわけですね。

一方、最高級の革を使っているブランドバッグでも材料費は安く、革は高くても2~3万円程度のようです。
金具にいたっては数千円のため、最高の素材を使っているから高くなるというわけではないのかもしれません。
ブランドバッグの定価は年々上がっており、原価率は今後さらに下がっていくことが予想されています。

 

4位 布製バッグ 20%

第4位は布製バッグで20%です。
ここには布のみではなくナイロンなどの化学繊維や、一部に革が使われている布製バッグも含みます。
革製バッグに比べて原材料が安いほか、職人の手作業もほとんど必要ないため、販売価格・原価率ともに革製を下回るようです。

とはいえ近年の値上げは目立っており、10年~20年前は学生が頑張って買える価格でしたが、現在はなかなか手の届かない高級品になっています。
これは将来的に動物由来の素材を使うことができなくなった場合に備えての動きと見られており、今後もさらなる値上げは続く見込みです。

 

3位 ステンレス製の機械時計 15%

第3位はステンレス製の機械時計で15%です。
時計に詳しくない方へ説明すると、高級時計には貴金属が使われるモデルも多いですが、主流となっている素材はステンレスとなります。
また、ほとんどの高級時計は電池ではなくゼンマイで動く機械式になっており、部品の数、組み立てる時間、時計職人が必要になる点などで、電池式より重いコストがかかります。
高級時計と言われるのはだいたい20万円くらいからで、20万円台は多くのブランドが入門機となるエントリーモデルを配置している価格帯です。

そんな高級時計は上を見れば数億円のモデルまである世界ですが、おおよそ150万円くらいまでのステンレス製の機械時計に限っては、原価率は15%程と言われています。
150万円は最も有名な高級時計であるロレックス デイトナ の定価に当たる一方、当然ながら、ほとんどのステンレス製の高級時計は150万円以下です。

若い層の時計離れやスマートウォッチの台頭による市場の縮小が言われていますが、機械時計に新規ブランドが途絶えないのは、意外と安く作れるからという理由もあるのかもしれません。
数年前にシャネルが完全自社製のムーブメントを開発したように、本格的な時計作りに取り組み始めるブランドは今後も出てくるでしょう。

 

2位 プラスチック製アクセサリー 5%未満

第2位はプラスチック製のアクセサリーで5%未満です。
リング、ネックレス、イヤリング、サングラスなど、ハイブランドから出ているプラ製のアクセサリーは数多くあります。
ブランド品のため耐久性や実用性に優れているわけではありませんが、ブランドネームやデザインに惹かれついつい買ってしまいますよね。
そして何より、貴金属や宝石類がついているアクセサリーに比べるとはるかに安いことが、購入を後押しする大きな理由になっています。
革製に比べると布製のアイテムの方が安く、原価率も低い傾向がありますが、ブランドアイテム全体で見ても安価な物ほど原価がかかっていないということが言えるでしょう。

 

1位 香水 1%未満

第1位は1%未満で香水となります。
意外に感じる方も多いかもしれませんが、基本的に水でできている香水の原価率は1%もありません。
香りの開発に莫大な資金がかかることはなく、人の手もかからないため、最も低コストで作れるブランドアイテムの1つと言えるでしょう。
ほぼ全てのハイブランドが香水を出しているのはこのためで、1つあたりの販売価格は高くないものの、小さく原価のかからない香水は優秀な商品となっています。
ショップでバッグを購入した際や、デパートで化粧品を購入した際にお試しサイズの香水がもらえることがありますが、そこで配られる香水にはほとんどコストがかかっていません。

一方、香水を入れる瓶や梱包している箱、付属する小物などは、豪華だったり充実していることがあります。
香りの良さは当然として、パッケージで売る商品でもあるため、そのあたりにはコストをかけることもあるようですね。
いずれにしても、数千円以上するブランド香水の原価率が1%を超えることは稀となっています。

 

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この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 東村山店 店長

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