こんにちは!昭島市の買取専門店 買取リッチ東京 昭島中神店 です!
全てのロレックスはスポーツモデルかドレスモデルに分類されていますが、
それは便宜上そうなっているだけで、実際は両モデルの境目は昔に比べ曖昧になっています。
例えば、ジュビリーブレスを備えたGMTマスターはドレスの要素を大きく取り入れたスポーツモデルである一方、スムースベゼルのSS製デイトジャストはスポーツ感溢れるドレスウォッチと言えるでしょう。
スポーツとドレスの明確な違いはルーツのみと言っても過言ではないかもしれませんね。
そんな曖昧な境目に立つモデルの1つにサンダーバードが挙げられます。
マニアックな人気を持つモデルとして有名ですが、近年はロレックス人気の高まりもあり、初めてのロレックスとして買われる方も増えているようです。
今回はそんなサンダーバードのアンティークモデル、Ref.1625のモデル概要と中古価格をみていきたいと思います。
サンダーバードとは
サンダーバードとはニックネームで、正式にはデイトジャストモデルの1つとなります。
1956年、米空軍のアクロバットチーム“サンダーバーズ”の隊長の引退記念に作られたことからこの愛称がつきました。
現在は廃盤になっているものの、1956年から2004年までに5世代に渡って製造され、その後はデイトジャスト ターノグラフ Ref.116264にデザインを引き継いでいます。
見た目にも明らかな通り、最大の特徴はデイトジャストに回転ベゼルが載っている点で、このためにドレスモデルかスポーツモデルか定まらず、
ロレックスの中でも独特な立場を築きました。
素材違いなどによるバリエーションは多い一方、世代間のデザインに変更点が少ないことも特徴の1つで、この点もサンダーバードがコアなファンを多く抱える理由になっています。
第3世代サンダーバード Ref.1625の特徴
前述の通り、サンダーバードには世代間のデザインの違いがほとんどありません。
ロレックスは従来のデザインを大きく崩すことが稀ですが、「回転ベゼルを載せたデイトジャスト」というコンセプトの縛りの強さも働いているのかもしれませんね。
そんな中、サードモデルにあたる1625の明確な特徴は、4桁モデルの中で最も入手が容易であるということです。
初代サンダーバードRef.6309やセカンドモデルRef.6609と比べ、比較的製造期間が長い1625はその分流通量も多く、バリエーションも豊富に揃っています。
さらに、第4世代の5桁モデルは1977年製造となるため、アンティークのサンダーバードを探すとなると、現実的には1625の一択と言うことができるでしょう。
通好みのサンダーバードだけに、デザインに違いはなくてもアンティークモデルが欲しいという方は少なくないのではないでしょうか?
Ref.1625 現在の中古価格は60万台から
第3世代サンダーバード Ref.1625の現在の中古価格は約60万円台からとなっています。
ついこの前までは50万円程度だったはずですが、高騰の波は1625にまで及んでしまいました。
人気の高低に関わらず、軒並み高騰する近年のロレックス相場の中では、アンティークのサンダーバードですら無関係ではいられなかったようです。
今のところ頭打ちといった様子も見られず、今後もじわじわと値上がりが続く見込みが強まっています。
この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 昭島中神店 店長
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