今回は寒くなるこの季節に合わせて、冬をテーマにしたグランドセイコーのメンズウォッチをご紹介します。
季節や気分に合わせて腕時計を変えてみたい、定番の白樺や雪白ではない雪シリーズの腕時計がしりたい、という方は必見の記事となっております。
ぜひ最後までご覧ください。
グランドセイコーの「雪」「冬」に対するこだわり
1960年、セイコーは「世界に通用する腕時計」を軸に新ブランドのグランドセイコーを立ち上げました。
美しく輝く実用時計という「セイコースタイル」を継承し、世界最高峰の精度を誇るクオーツと呼ばれる「9F」を発表するなど、世界の腕時計業界での立ち位置を確立しました。
そんな快進撃の中で、雪をイメージし制作された「雪白ダイヤル」は、グランドセイコーのダイヤルづくりの大きな転機となりました。
翌年には製造工場のある長野の尾根をイメージした「岩手山の尾根ダイヤル」を作り、グランドセイコーには製造工場の周りの景色をダイヤルにする伝統が生まれるようになりました。
その後、同社は日本の伝統素材や伝統技術を活かしたダイヤルや、日本の四季をテーマにしたカラーダイヤルシリーズを製造していきます。
日本の雄大な自然の美しさを写しとったような大胆で繊細なダイヤルは、多くのファンを獲得し、国内外問わず精巧な腕時計のブランドとして知名度を上げています。
初代冬の時計 雪白ダイヤル
グランドセイコーの開発室「信州 時の匠工房」は美しい水と山々に囲まれた自然豊かな長野県塩尻に拠点を置いています。
そんな土地で生まれた雪白ダイヤルは、雪化粧をした穂高連峰にインスピレーションをうけ開発されました。
雪面のざらざらした質感と白色を表現するために、さまざまな技術が詰め込まれています。
ダイヤルには白い塗料ではなく、銀メッキを採用し、ダイヤルの凹凸を殺すことなく雪の白さを実現しました。
SBGA211はダイヤルにSEIKOとGSのロゴが併用されていますが、2017年以来SEIKOの文字が消えGS表記のみになっています。
他にも文字盤をアイスブルーカラーに着色した「雪白ブルー」や2020年本数限定「雪白赤」も存在します。
2023年現行型番:SBGA211
岩手山の尾根ダイヤル
雪白ダイヤルが登場した翌年2006年に発売が開始されたのは、「岩手井山の尾根ダイヤル」です。
SBGL001は、岩手山の雪が積もった山肌を表現しており、中央から放射状に細かい彫りが入っているデザインです。
今年までに復刻モデルや、ブラックカラーに仕上げたSBGJ265が存在します。
白樺
2021年に登場し、ダイヤルのデザインのすばらしさから一躍有名になったグランドセイコーの白樺ダイヤルです。
グランドセイコーは2005年の雪白ダイヤルに続くユニークなダイヤルを目指し、スタジオから見える白樺の木肌のような質感のダイヤルが完成させました。力強い彫りは熟練の技術者により型打ちを7回に分けて施されているそうで、日本の美と技術を集約した最新のダイヤルは2021年にグッドデザイン賞を受賞しました。
時計店では発売してから品薄状態が続いたそうです。
自動巻きとスプリングドライブ、夜の白樺林をイメージした黒い白樺ダイヤルの「黒樺」も販売されています。
2023年現行品番:SLGH005
白樺 世界限定50本 彫金プラチナケース
通常の白樺モデルがステンレススチールケースの一方、こちらはプラチナ950のケースを備えた高級感あふれるモデルです。
厳冬の白樺林をイメージしており、プラチナケースには職人による彫金が施されています。
光を受けるたびに輝くように設計され、重厚なプラチナが圧倒的な存在感を演出しています。
品番:SBGZ009
大雪(たいせつ)
春夏秋冬のモデルが発表されるたびにネット上で話題になっています。
大雪ダイヤルSBGA445は本格的に冬が始まる二十四節季の一つ大雪(たいせつ)を過ぎ、雪が降り積もった深雪(みゆき)をイメージして作られました。
刷毛で塗り込まれたようなユニークなダイヤルで、ライトグレーのカラーが繊細にカットされたインデックスや針を際立たせています。
2023年現行品番:SBGA445
御神渡り
これは建御名方命(男神)が湖を渡った道筋とされています。
文字盤は細やかでなめらかな彫りが施され、太陽の光を反射して輝く氷を連想させます。
9列のドレッシーなブレスを採用しています。
2023年現行品番:SBGY013
冬至 GMTウォッチ
SBGE269は一年間で日照時刻が最も短い冬至をイメージして作られました。
雪が止み、他厚く降り積もった雪に夕日が挿し込む様子を淡い桃色のGMT針で表現ししています。
粒子のようにキラキラ光る様は、他にはないデザインとなっています。
搭載される9R66はスプリングドライブにGMT機構を初めて搭載したムーブメントで、2国の日付表示を可能にします。
旅先でもふとした時に日本の趣を思い出させる腕時計です。
2023年現行品番:SBGE269
雪化床GMTウォッチ
こちらは日本家屋や寺院にみられる漆塗りの床板に積もり始めて、うっすらと白くなっている様子を表現したモデルです。
食器のイメージが強い漆塗りですが、防腐・抗菌性が高い漆は家屋の床や建具の塗料として親しまれてきました。
このモデルのダイヤルをよく見ると木目のような細かいテクスチャーが施され、雪化粧された床の陰影が表現されています。
ダイヤル上の24時間表記はブラックで統一され、高い視認性を維持しています。革ベルトも似合うモデルです。
2023年現行品番:SBGJ271
晩冬
晩冬と名のついたSBGW281は、厳しい冬から次第に春に移り変わっていく様を表現したモデルです。
ダイヤルはざらつきのあるシャンパンカラーで、光を反射してキラキラ輝きます。金色の秒針も相まってとてもラグジュアリーな雰囲気。
エレガンスコレクションらしく、薄型タイプで付け心地も追及されています。
2023年現行品番:SBGW281
雪解け
2022年に発売が開始されたSLGH013は最先端の技術とトレンドを組み込んだモデルです。
一つ目は耐腐食性に強いセイコー独自のエバーブリリアントスチールです。
近年、強度や耐腐食性をあげた高性能スチールが登場しており、エバーブリリアントスチールもその一つです。
元は、海洋・食品プラントで使用される工業用スチールでしたが、グランドセイコーは体に身に着ける腕時計の素材として使えるよう開発しました。
白っぽく光るのが特性で、雪をイメージしたダイヤルにとてもマッチしていますね。
また、こちらは今のトレンドカラーですある淡いアイスブルーの文字盤です。
淡いアイスブルーのダイヤやるは角度によって表情が異なり、光を受けながらゆっくりと雪解けする情景を彷彿とさせます。
2023年現行品番:SLGH013
垂り雪 世界限定60本
2021年に世界限定60本として発売されたのは、K18ピンクゴールドのケースのゴージャスなSBGY008です。
さらに、ゴールドケースのサイドには53個のダイヤモンドが設置されたゴージャスな仕様です。
モデル名の垂り雪(しずりゆき)とは、木の枝葉に積もった雪が解けながら落ちる様を言います。
ケース彩度のダイヤモンドは雪の雫を表現しています。ダイヤルはスプーンカットのような滑らかな凹凸加工が施されています。
針とインデックスはピンクゴールドで統一され、非常に上品な一本に仕上がっています。
まとめ
今回はグランドセイコーの冬や雪をモチーフとした腕時計を紹介しました。
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