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国産ヴィンテージ高騰中!中古相場の目安はいくら?

こんにちは!買取リッチ東京 東小金井店です。

コロナウイルス感染拡大と外出自粛のため家でギターを始めた方が増えた2020年。

ギターそのものの人気向上に伴い、当時コピーモデルと揶揄されていた70年代のギターが見直されモデルによっては価格が高騰しています。

今回は国産のヴィンテージモデル紹介と中古相場についてご紹介します。

ギターの中古価格はモデルによって大きく異なります。ご紹介する相場はあくまで目安としてお考え下さい。

ヴィンテージの基準

ギターやベースにおけるヴィンテージの明確な定義はなく、一般的に70年代以前のギターを指すことが多いです。

しかし、メーカーによってもヴィンテージとあつかわれる年代は異なります。

80年代のギターにもヴィンテージの名称をつけて販売する楽器店やサイトは多く見られます。

ただし、現在大幅に価値が上がっているのは70年代以前の個体です。

ヴィンテージの魅力

ヴィンテージギターやベースの一番の魅力は音の良さにあります。

木材の乾燥が進み、硬度や剛性が変化することで、ギターの共鳴や振動特性が変わります。

パリッと乾いた音でリバーブが少ないことからドライで直接的なサウンドを求められるロックに最適です。

また、レスポンスの良さも特徴の一つ。

硬度が向上することで、ギターが演奏者のタッチや奏法により敏感に反応、よりダイナミックな演奏が可能になります。

また、見た目の渋さも魅力の一つ。

塗装の剥がれやヤケといった傷がなど使い込まれたギターというヴィンテージ感がカッコいいのです。

音がいいといわれるブラジリアンローズウッドなど、今では条例により流通しなくなった材が使われた個体があるのはヴィンテージだけです。

高騰の理由①:需要の増加

最も指摘されている理由が、パンデミックによって、多くの人々ギターへの関心や需要が高まったとともに、ヴィンテージギターへの注目も増加したからです。

実際に、ギターを購入する人が増加しました。

さらに、元々プレイヤーが自分自身のエンターテイメントやクリエイティビティを追求するために、特別で魅力的なヴィンテージを購入した方もいたようです。

昔のモデルであればあるほど、状態の良いものは中古相場から減っていくので一度高騰するとそれに続いて購入する人が増加します。

高騰の理由②:投資対象になった

コロナパンデミックにより、一部の投資家やコレクターが金融商品や株式市場からの資金を物理的なアセットに転換する傾向がありました。

貴金属や高腕時計への投資は既に行われていましたが、今回投資先として選ばれたのがヴィンテージギターだったのです。

今回のコロナショックだけではなく、2010年代から徐々に価値の上昇が始まっていたこともあり、対的に安定した投資対象と見なされました。

グレコ

グレコは1970年代に日本で多く生産されたコピーモデルを生産したメーカーの一つです。

レスポールモデルのEGシリーズはもちろん、オリジナルモデルのGOシリーズ、変形のミラージュ(M)シリーズなどもヴィンテージとしての価値を持ちます。

中古価格はモデルと状態によって異なります。

トーカイ

トーカイのコピーギターは、特に1970年代から1980年代にかけて、本家ギターメーカーの品質やサウンドのバランスの再現性においてはトップクラスでした。

人気が高かったレスポールモデルにおいては、受注生産モデルであるLS-150やLS-200、量産品であるLS50~120が存在します。

数字が大きいほどグレードが高くなり、人気も高くなります。

リボーン オールド(REBORN OLD)

ヘッドにリボーンオールドとプリントされたこのシリーズは1979年から1980年に生産された希少モデルです。
一般的な中古品で10万円前後、上位モデルで20万円前後での取引もみられます。

レスポール リボーン(Les Paul REBORN)

一般的な中古品で10万円前後、上位モデルで20万円前後での取引もみられます。

ラブロックモデル(Love Rock MODEL)

ラブロックシリーズは1980年代ごろから発売されました。
2000年代製造のモデルも存在し、状態、製造年によって中古相場に幅があります。

ヤマハ

FG-180、FG-150 ライトグリーンラベル 1966~1967年頃

ヤマハのFGシリーズは日本で初めての国産フォークギターとして有名です。

そのFGシリーズは1966年にFG-180とFG-150からスタートしました。

FG-180はトラッド・ウエスタンタイプと呼ばれる大型のギターです。

マーティンのドレッドノートに似た形からはパワフルで大きな音が出ます。

FG-150はオリジナル・フォークタイプと名付けられた小ぶりでくびれがあるので、抱えて弾く使い方をします。

どちらもオール合板ながら鳴りが良く、当時海外での評価も高かったシリーズです。

1966年~1967年のわずか一年間、ライトグリーンカラーのラベルが使われており通称グリーンラベルと呼ばれます。

中古市場では付属品付きで状態がいいものは10万円前後で取引されています。

FG-180、FG-150 赤ラベル 1968~1972年

この期間には赤色のラベルを使用しているため、通称赤ラベルと呼ばれます。

約5年の間に少しずつ仕様変更がされています。

1969年ごろからヘッドのYAMAHAロゴから音叉マークに変更されました。中古市場では美品で4~7万の価格帯で取引されています。

SG1000 エレキギター

ヤマハのSG-1000は、1976年から1981年にかけて製造されたモデルで、ヤマハのSGシリーズの初期ヴィンテージモデルです。

SG-1000は、マホガニーボディとマホガニーネック、セットネック構造を特徴としています。

この構造は、ボディとネックが一体化しており、弦振動の伝播や共鳴を最大限に活かし、ウォームで豊かなサウンドを生み出します。

中古美品は15万円前後で取引されています。

エピフォン

一般的にはエピフォンのヴィンテージといえば69年以前のアメリカ製を指しますが、日本のマツモク工業で生産していた70年~80年代の個体が主にジャパンヴィンテージと呼ばれています。

ブルーラベル、ベージュラベル 1970年~1987年

この年代はマツモク工業が生産を担っており、エピフォンの国産ヴィンテージといえばこの年代を指すことが多いです。

特に、ギブソンのES-330のコピーモデルであるエピフォンのカジノは、70年代当時ヒットしたビートルズのポール、ジョン、ジョージが使用していたこともあり注目モデルといえるでしょう。

カジノの美品中古相場は10万円前後です。

オレンジラベル 88年~90年代

この時期は廃業したマツモク工業の後を引きついた寺田楽器が製造していました。

90年代からは韓国などの安く生産できる工場でも生産が始まり、同じ楕円のオレンジラベルが使われています。そのためシリアルナンバーで製造国の特定が必要です。

まとめ

ただのコピーモデル、若いころに買った安いギターと思って売却すると思ったより高い値段になるかもしれないヴィンテージ品。

買取リッチ東京 東小金井店ではヴィンテージギターのお買取りをしています。予約は不要ですのでお気軽にお越しください。

 

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