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【2021年版】デイトナ4世代の高騰率&最新市場価格

こんにちは!小金井市の買取専門店 買取リッチ東京 東小金井店です。

ロレックスの王様と呼ばれて久しいデイトナですが、今では人気が人気を呼び、正規店では常時品切れという状況が続いています。
足しげく通っても見つけることが限りなく難しく、時計好きでも見かけることの少ない時計のひとつになってしまいました。
どうしても手に入れたい場合は、正規店に根気よく通うか、並行品・中古品を狙うかのどちらかになります。
といっても、通い続ける労力や不確実性を考慮すると、並行品・中古品で手を打つのが現実的な選択になるのかもしれませんね。

さて、今回はデイトナ4世代の市場価格をまとめてみました。
4代で50年を数えるデイトナの半世紀を振り返っていきましょう。
ぜひ最後までご覧ください。

第3世代 デイトナ Ref.6263/6265

1本目は第3世代のRef.6263と6265です。
1970年から88年まで生産された両モデルは、手巻きデイトナの最終型として非常に有名ですね。
6263と6265の主な違いはベゼルの素材で、プラスチックベゼルが6263、メタルベゼルが6265となっています。
なかなか見かける機会も少ない希少モデルですが、初期型はさらに入手困難となっており、完全オリジナルの個体となると相場を無視した値付けが多い印象です。

Ref.6263/6265の現在の市場価格

他のアンティークロレックスとは一線を画す手巻きデイトナは、高騰続きのロレックス相場を最も象徴しており、どちらも1000万円を超えて伸び続けています。
メタルベゼルの6265は個体によっては1000万以下で狙えますが、その時期も長く続くことはないでしょう。
注目はプラスチックベゼルの6263で、アンティーク感の強いこちらのモデルは、1000万~1700万と、1000万から上で大きな個体差があるのが特徴です。

ちなみに発売当時の定価はどちらも27万程度なので、現在の市場価格1000万は定価の約37倍です。
大卒初任給が9万円の当時も十分高級時計ではありましたが、現在では時計を超え資産としての側面が大きくなりました。
手巻きデイトナの50年には高級時計の性格の変遷がよく現れています。

 

第4世代 デイトナ Ref.16520

2本目は第4世代となるRef.16520です。
1988年から2000年まで製造された16520はメタルベゼルに統一され、自動巻き・100m防水・サファイアクリスタル風防が備わり、現代的な実用性を得ました。
最大の特徴は、自動化にあたりゼニスの傑作ムーブ「エルプリメロ」が採用されたことです。
もっとも、そのまま載せるには負担が大きいため、振動数を落とすなどロレックス独自の改良が施されました。
ダイヤル表記こそないものの、2ブランドによる実質的な「ダブルネームモデル」ということで、ロマンを感じるデイトナになっています。

Ref.16520の現在の市場価格

そんな16520の現在の市場価格は350万から400万です。
定価70万の5倍超とデイトナらしい高騰ぶりを見せています。
アンティークモデルである第3世代よりは、第5世代以降との需要被りが大きく、市場価格は新型からの影響が強いのが特徴です。
現行が上がり続けるうちは16520も上昇トレンドと言えるでしょう。
600万以上の値がつく16520のレア個体「ブラウンアイ」も少ないながら流通しており、こちらの更なるプレミア化も必須になっています。

第5世代 デイトナ Ref.116520

3本目は第5世代Ref.116520です。
2000年~2016年に製造された116520は、自社製クロノグラフ・ムーブメントを搭載したことで完全マニュファクチュール化を実現し、デイトナ史において記念碑的なモデルとなりました。
パワーリザーブを筆頭にさらに磨きがかけられた実用性は、近年の新型モデルと遜色のないレベルに達しています。
現行モデルではデザインに大きく手が加えられたため、往年のデイトナデザインを踏襲する最後のデイトナという見方もあり、人気が衰えることがありません。

Ref.116520の現在の市場価格

116520の現在の市場価格は400万超と、定価125万の3倍以上で推移しています。
廃盤から5年たってもなお、現行ではなく116520が欲しいという人は溢れており、今後も長期的に高騰路線から外れる見込みは薄そうです。

 

第6世代 現行デイトナ Ref.116500LN

4本目は現行モデルとなるRef.116500LNです。
当モデルはセラクロムベゼルを搭載した初のデイトナとして、2016年に満を持して登場しました。
登場時すでにデイトナの高騰相場はできており、そこへセラクロムベゼル搭載の新型デイトナが登場するということで、強烈な影響を相場に与えましたね。
と言っても今ほどの高騰ぶりはまだなく、初動200万くらいからのスタートでした。
本格的な高騰は116500LNの登場後数年してからということになります。
今年2021年にはメテオライトモデルが追加されたことでも大きな話題になっており、話題の絶えない最人気モデルです。

Ref.116500LNの現在の市場価格

116500LNの市場価格はホワイトで450万超、ブラックで400万と、定価140万に対し約3倍程度で推移しています。
高騰ぶりがわかる一方、旧モデルとの市場価格が大きく違わない点も注目ですね。
また、コロナ禍でロレックス相場が落ち込んだ際、いち早く回復したのがこの116500LNだったことも忘れてはいけません。
有事にも強いデイトナとして、次のモデルチェンジまでロレックス相場をけん引してくれることでしょう。

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この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 東小金井店 店長

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