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ロレックスの“ラグスポ” ヨットマスター3世代の最新価格!

ヨットマスター3世代の最新価格

こんにちは!東村山市の買取専門店 買取リッチ東京 東村山店です。

現在の時計界でラグスポといえばステンレスモデルが主役になっています。
これは言うまでもなく、パテックのノーチラスとオーデマピゲのロイヤルオークの影響によるものでしょう。
ラグジュアリーという言葉ほどには豪華さが全面に出ているわけではなく、抑えの効いたステンレスの品の良さが、いわゆるラグスポの主流となっています。
もちろん金ピカのスポーツモデルでもラグスポとは言えるものの、優れた汎用性というラグスポの大きな強みは消えてしまうかもしれません。

このように、ラグスポというジャンルはノーチラスとロイヤルオークの影響下にあると言えますが、そこに並ぶモデルとしてはヨットマスターが挙げられます。
ヨットマスターは貴金属を使ったラグジュアリー感が特徴で、サブマリーナをルーツに持つことからラグスポの条件を満たしています。
なにより、豪華なスポーツモデルとしての先駆け的な存在でもあるため、現代のラグスポ時代の下地を作ったとも言えるでしょう。

今回はそんなヨットマスターの各世代の比較と、それぞれの市場価格をみていきたいと思います。

 

ヨットマスターとは

出典:https://www.rolex.com/ja

ヨットマスターは2022年で誕生30周年を迎えた、マリンスポーツ仕様のラグジュアリーモデルです。
「高級感あるサブマリーナ」をコンセプトに持つヨットマスターですが、主に船上で使うことが想定されており、防水機能はエクスプローラーなどと同じ100mとなります。
登場した92年時点ですでにノーチラスやロイヤルオークといったラグスポのパイオニアは出ていたものの、世の中にラグスポを広めた功績で言えばヨットマスターが有名です。
発表時は金無垢のみの新作ということで話題になりましたが、40mmのメンズ以外にも35mmのボーイズ、29mmのレディースといった幅広い展開も珍しいことでした。

そんなヨットマスターにとって需要な要素といえば、ヨットマスターならではのコンビ仕様が挙げられます。
ステンレスとイエローゴールドの通称ロレゾール、ステンレスとプラチナの通称ロレジウムは、このモデルのみの特別仕様です。
一口にラグスポといっても様々なモデルがある中、ヨットマスターは「ラグジュアリーといえば貴金属」という哲学を持っています。

 

ヨットマスター Ref.16622

16622は1999年から2012年まで生産されていたロレジウム仕様のヨットマスターです。
両回転ベゼルとダイアルがプラチナ、ケース・リューズ・ブレスレをステンレスにしたコンビモデルとなっています。
プラチナはステンレスより重いためしっかりとした重量を感じることができ、重量を求める方であれば満足のいく装着感が得られるでしょう。

16622に採用されているCal.3135は、サブマリーナデイト、シードゥエラー、デイトジャストといった主要モデルと同じ型です。
2007年のマイナーチェンジで耐久性と精度が上がったことで、ここを境に中古価格に少々の差が出ています。
そんな16622の現在の市場価格は140万前後となっています。

 

ヨットマスター Ref.116622

116622は前作16622の後継機として2012年に登場したモデルです。
前作とは夜光塗料が変わり、黄緑色のルミノバから青白いクロマライトへと変更されました。
豪華なロレジウム素材とは好相性ということで、クロマライトは登場時から評価が高いようですね。
他に外見で特筆する変更点はなく、16622の完成されたデザインを忠実に受け継いでいます。

116622で注目なのはダークロジウムダイアルの存在です。
2016年に登場したダークロジウムは色で言うとタリックグレーとなり、ロレジウムに良く映えるカラーとして今なお高い人気があります。
2019年の廃盤後はプレミア化が進み、現在の市場価格は200万円からとなっています。

ヨットマスター Ref.126622

126622は2019年に生産終了となった116622の後継機となります。
前作からの主な変更点はムーブメントです。
Cal.3135からCal.3235へ刷新されたことでパワーリザーブが70時間まで伸びました。
48時間で十分という方は多いですが、3日動く時計の後に2日しか動かない時計を持つと、少し心配になる方は多いのではないでしょうか?
長いほど良いとは思いませんが、70時間はほどよい安心感かもしれません。
また、ほとんどの方にとっては関係ない点かもしれませんが、クロナジーエスケープメントという新技術によって高い耐磁性を獲得しています。
日常的にセンサーを扱う方や、船上の計器類との干渉を気にする方にとっては朗報ですね。

外観については前作からあまり変わっていません。
前作もその前から変わっていないため、3世代に渡ってデザインを変えていないことになりますが、これはロレックスにおいては珍しくはありません。
特に、比較的近年に登場したヨットマスターのようなモデルの場合、他のモデルで培ったデザイン設計のノウハウが活かされるため、1代目から完成度が高いことはよくあります。
こういったモデルの場合、性能差を気にしないのであれば、見た目の変わらない旧作を選びやすい点はうれしいですね。
そんなヨットマスターの現行モデル126622の現在の市場価格は220万前後となっています。

 

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この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 東村山店 店長

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