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【ロレックス】デイトナ4世代の市場価格まとめ

デイトナ4世代の市場価格まとめ

こんにちは!八王子市の買取専門店 買取リッチ東京 西八王子店です。

今や最も有名な高級時計と言えるデイトナですが、相変わらず正規店では常時品切れという状況が続いています。
足しげく通っても見つけることは非常に難しく、宝くじを買うようなものかもしれません。

そんなデイトナを確実に手に入れたいのであれば、並行品・中古品で手を打つのが現実的な選択となります。
天井知らずで上がり続けてきたデイトナですが、最近では暴落するタイミングも散見されており、いよいよ買ってしまった方もいるのではないでしょうか?

さて、そこで今回はデイトナ4世代の最新の市場価格をまとめてみました。
4代で50年を数えるデイトナの半世紀を振り返りたいと思います。

第3世代 デイトナ Ref.6263/6265

1本目は第3世代のRef.6263と6265です。
1970年から88年まで生産された両モデルは、手巻きデイトナの最終型として非常に有名ですね。
6263と6265の主な違いはベゼルの素材で、プラスチックベゼルが6263、メタルベゼルが6265となっています。
なかなか見かける機会も少ない希少モデルですが、初期型はさらに入手困難となっており、完全オリジナルの個体となると相場を無視した値付けが多い印象です。

他のアンティークロレックスとは一線を画す手巻きデイトナは、高騰続きのロレックス相場を最も象徴しており、どちらも1000万円を大きく超えて伸び続けています。
メタルベゼルの6265は個体によっては1000万以下でも狙えますが、個体数は多くはありません。
注目はプラスチックベゼルの6263で、アンティーク感の強いこちらのモデルは、1000万~2000万と、特に大きな個体差があるのが特徴です。

ちなみに発売当時の定価はどちらも27万程度なので、現在の市場価格を1000万としても定価の約37倍という高騰率となります。
大卒初任給が9万円の当時も十分高級時計ではありましたが、現在では時計を超え資産としての側面が大きくなりました。
手巻きデイトナの50年は高級時計の歴史そのものと言えるでしょう。

 

第4世代 デイトナ Ref.16520

2本目は第4世代となるRef.16520です。
1988年から2000年まで製造された16520はメタルベゼルに統一され、自動巻き・100m防水・サファイアクリスタル風防が備わり、現代的な実用性を得ました。
最大の特徴は、自動化にあたりゼニスの傑作ムーブ「エルプリメロ」が採用されたことです。
もっとも、そのまま載せるには負担が大きいため、振動数を落とすなどロレックス独自の改良が施されました。
ダイヤル表記こそないものの、2ブランドによる実質的な「ダブルネームモデル」ということで、ロマンを感じるデイトナになっています。

そんな16520の現在の市場価格は400万円から500万円となっています。
定価70万の5倍超とデイトナらしい高騰ぶりですね。
アンティークモデルである第3世代よりは、第5世代以降との需要被りが大きく、市場価格は新型からの影響が強いのが特徴です。
そのため、現行が上がり続けるうちは16520も上昇トレンドにあると言えるでしょう。
良個体には600万以上の値がつく16520のレア個体「ブラウンアイ」も少ないながら流通しており、こちらの更なるプレミア化も年々進んでいます。

 

第5世代Ref.116520

3本目は第5世代Ref.116520です。
2000年から2016年に製造された116520は、自社製クロノグラフ・ムーブメントを搭載したことで完全マニュファクチュール化を実現し、デイトナ史において記念碑的なモデルとなりました。
パワーリザーブを筆頭にさらに磨きがかけられた実用性は、近年の新型モデルと遜色のないレベルに達しています。
現行モデルではデザインに大きく手が加えられたため、往年のデイトナデザインを踏襲する最後のデイトナという見方もあり、人気が衰えることがありません。

116520の現在の市場価格は350万から400万超と、定価125万の3倍以上で推移しています。
廃盤から5年たってもなお、現行ではなく116520が欲しいという人は溢れており、今後も長期的な高騰路線から外れる見込みは薄そうです。

 

現行モデル Ref.116500LN

4本目は現行モデルとなるRef.116500LNです。
当モデルはセラクロムベゼルを搭載した初のデイトナとして、2016年に満を持して登場しました。
登場時すでにデイトナの高騰相場はできており、そこへセラクロムベゼル搭載の新型デイトナが登場するということで、強烈な影響を相場に与えましたね。
と言っても、もちろん今ほどの高騰ぶりはまだなく、初動200万ほどから始まり、本格的な高騰は登場から数年経たタイミングでした。
価格が落ち着くのを待っていてはロレックスは一生買えないということは、この現行デイトナが広めた教訓のひとつと言えるでしょう。
2021年にはメテオライトモデルが追加されたことでも大きな話題になっており、登場から6年を経てもなお話題の絶えない最人気モデルです。

116500LNの市場価格はホワイトで400万から450万、ブラックで400万前後と、定価140万に対し約3倍以上で推移しています。
まだまだ異常な高騰ぶりとも言えますが、過去には瞬間的に700万近くまで上がったことを考えると、今年の相場の動きは全く予想できないものと言えるでしょう。
長期的な下落は考えづらいものの、際限なく高騰し続けるかどうかという点ではやや怪しくなっているようです。

 

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この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 西八王子店 店長

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