はじめに
こんにちは!買取リッチ東京 西八王子店です。
2025年、ルイ・ヴィトンのデザイナー、ファレル・ウィリアムスの手によって1980年代に人気を博したバッグたちが復活を果たしています。
今回はその中で、中古市場でも盛んな取引が行われる3つのバッグについて解説します!ぜひ最後までご覧ください!
1.ダヌーブ
ダヌーブは1980年代にルイ・ヴィトンから登場したヴィンテージバッグです。
コンパクトな本体に肩掛けストラップが付属しています。ストラップは細かい長さ調節が可能で、ショルダーバッグとしては勿論、クロスボディバッグとしても活用できます。
名前の由来はフランス語で「ドナウ川」を表す単語。ドナウ川はヨーロッパ大陸を流れる大きな川で、中欧・東欧地域の人々にとってなじみ深い河川です。
ダヌーブは2014年に廃盤となりましたが、近年のヴィンテージブームやショルダーバッグブームも相まって、長い間中古市場で盛んな取引が行われていました。
時は流れて2025年、ルイ・ヴィトンのデザイナー、ファレル・ウィリアムスが春夏 新作コレクションで一部のヴィンテージバッグを復活させました!
復活したダヌーブには、元デザインの良さを残しつつブラッシュアップが施されています。
定価:362,500円
デザインには大幅な変化は見受けられませんが、最大の変更点は、ストラップが二種類に増え、着脱が可能になったことでしょう。
ハンドバッグのような活用も可能になり、2WAYバッグとして汎用性が向上しました。
新型のサイズ(横16×縦21×マチ6cm)は旧型(横15×縦21×マチ5cm)と比べてわずかに大きくなりましたが、収納力に大きな違いはありません。
持ち手の増加による汎用性の向上と、最新仕様の素材に変更されたことが大きな違いと言えそうです。
ブランド価格高騰の影響を強く受けているのか、当時の定価より3倍ほど値上がりしている点には注意が必要です。
最新仕様にこだわらないのであれば、美品でも中古の方が安く手に入ることもあるでしょう。
2.アマゾン
アマゾンが登場したのは1974年。ヴィンテージのショルダーバッグとして長い間愛され続けるアイテムです。
ダヌーブとよく似たデザインで、前面のポケットが前に飛び出した形状をしています。
外側ポケットのおかげでダヌーブより若干収納力に優れるため、好みに合わせて選択することが可能です。
バッグの名前はそのまま「アマゾン川」からきています。
アマゾン川は、南米のブラジルとその周辺国の熱帯雨林を流れる、世界最大規模の河川。有名な川ですので、バッグの名前も大変覚えやすくなっていますね。
ヴィンテージブーム、ショルダーバッグブームの影響を受け、近年は特に注目度が高いアイテムですが、実は2014年に廃盤となっており、中古市場でしか手に入らない状況でした。
2025年、ファレル・ウィリアムスの手によってダヌーブと同じタイミングで復活を遂げました。
定価:347,600円
外観の基本デザインは大きく変わっていません。ダヌーブ同様、元のデザインがすぐれていたことがわかりますね!
新型は旧型に比べてわずかに丸みを帯びていて、ファスナー金具には膨らみのあるものが採用されています。旧型よりも柔らかい印象を受けるのが特徴です。
新型のサイズ(横13.5×縦20×マチ8cm)と旧型のサイズ(横15×縦21.5×マチ10cm)を比べるとわずかにサイズダウンしているのがわかります。角が削られた分コンパクトになったのかもしれません。
定価はダヌーブ同様、高騰の影響を受けています。価格を気にされる方は、中古での入手も視野に入れましょう。
3.ナイル
ヴィトンのナイルは、アマゾンを横に長く広げたようなデザインのショルダーバッグです。
ヴィンテージアイテムとしての人気が高く、中古市場でも盛んな取引が行われています。
上記の2つより大きくサイズアップしているため、その容量は随一。アマゾンのように飛び出した前面ポケットも抜群の収納力です。半面、ほかの2つと比べると重量がありますので、用途に合わせた選択が必要になります。
一般的な肩掛けのバッグとしてもかなり大きめのアイテムですので、ちょっとした旅行鞄としての活用もできそうです。
名前は実在する河川の「ナイル川」から。アフリカ北部を流れ、古代の歴史と海岸沿いの遺跡で有名な世界最長級の河川です。
大きめのショルダーバッグとして一定以上の人気を誇っていたナイルですが、2014年に廃盤となりました。
そこから長らく中古市場でしか入手できない状況が続きましたが、2025年にファレル・ウィリアムスの手でよみがえります。
定価:401,500円
基本的な形状は旧モデルを踏襲していますが、現在のトレンドをおさえたブラッシュアップが各所に施されています。
最も顕著なのがサイズです。旧型のサイズ(横28×縦20×マチ12cm)とくらべ、新型(横25×縦17.5×マチ11cm)は大幅にサイズダウンしていることがわかります。
これは、近年の小型バッグブームの流れを的確にとらえた結果と言えるでしょう。
また、ストラップが2種類に増え、取り外し可能になったことも変化の1つです。これにより汎用性が向上し、2WAYバッグとして活用できるようになりました。
新たなナイルは総じて、旧型の良さを残しつつ近年向けにアップデートされた良質なデザインと言えそうです。
例にもれず価格高騰の影響を受けていますので、「価格を抑えたい」「もっと大きなバッグがいい」という方は中古で旧型の購入を検討するとよいでしょう。
3つのバッグの共通点
今回紹介した3つのバッグの名称について、明確な共通点があります。
それは、バッグの名前が河川の名前という点。
それぞれドナウ川、アマゾン川、ナイル川を由来としており、実際の川のサイズとバッグのサイズがリンクしています。ナイル>アマゾン>ドナウ(ダヌーブ)の順番です。
名前ひとつとっても遊び心があって面白いですね!
まとめ
今回は、2025年に復活を遂げたヴィンテージバッグを3つご紹介しました。
ヴィトンのバッグは、一度廃盤になっても中古市場で盛んな取引が行われます。ヴィンテージバッグの復活も中古での人気を受けてのものかもしれません。
買取リッチ東京はヴィトンのヴィンテージアイテムの買取も行っておりますので、気になる方はぜひ一度お問い合わせください!