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ドイツ時計はなぜコスパ最強?「バウハウスデザイン」を徹底解説!

バウハウスってなに?アイフォンとの関係は?

出典:https://www.archdaily.com/

こんにちは!昭島市の買取専門店 買取リッチ東京 昭島中神店 です!

老舗ブランドを多く抱えるドイツ時計界にとって、「バウハウス」は近年の最も重要なキーワードの1つと言えそうです。
おととしに創業100周年を迎えたドイツ・ワイマールの美術学校バウハウスは、閉校した1933年までの14年間で、徹底した合理主義に基づくデザインを教えたことで有名です。
閉校後も形を変えて現在まで受け継がれてきたバウハウスの理念は、「バウハウスデザイン」として今や世界中の産業に根付いています。
その最も有名な例はアップルかもしれません。
設立者スティーブ・ジョブスは無駄を省いた造形に病的にこだわり続けましたが、
これはバウハウスからの影響と言われています。
ジョブスの生み出したアイフォンや、そこから派生的に生まれたスマートフォンのすべてにバウハウスの理念は込められているのです。

もはや身近とも言えそうなバウハウスの理念は、ドイツ時計によって直観的に感じることができるでしょう。
時計によくある「ここがもうちょっとこうだったらなぁ」というような感想が出ることはおそらくありません。
出るとすればそれは実用面の改善点ではなく、見た人の好みの問題と言えます。
ここ数年で定着したミニマリズムやコストパフォーマンスといった考えも追い風となり、
ドイツ時計の注目度は飛躍的に上がりました。
今やスイスブランドに続き、ドイツブランドも確立されたと言ってよいかもしれません。

 

ユンハンス マックスビルコレクションについて

出典:http://www.europassion.co.jp/junghans/index.html

ユンハンスのマックスビルコレクションはドイツ時計の代名詞的なモデルです。
これぞドイツ時計という洗練されたデザインは、IWCのポルトギーゼやパテックフィリップのカラトラバを好む方には大好物ではないでしょうか?
ユンハンスは150年を超える歴史の中で、世界最大規模の時計製造、ドイツ初のクォーツ時計の発売、世界初の電波時計の発売など、様々な記念碑を打ち立ててきました。
大戦前の先進的なドイツ時計界を象徴するブランドのひとつです。

 

バウハウス最後の巨匠 マックス・ビル

出典:http://www.europassion.co.jp/junghans/index.html

モデル名にもなっているマックスビルは、バウハウス最後の巨匠とも呼ばれるマルチクリエーターで、同校の出身者としてバウハウスデザインの普及に貢献した人物です。
家具や建築など幅広く手がけましたが、時計愛好家にとってはユンハンスのデザイナーとしてよく知られています。
半世紀以上のベストセラーになったマックスビルコレクションの人気向上とともに、この数年で彼の仕事は再評価されつつあるようです。

 

ユンハンスといえばマックスビルコレクション

出典:http://www.europassion.co.jp/junghans/index.html

ユンハンスは150年に渡って先進的な挑戦を数多くしてきたブランドですが、今やミニマルというブランドイメージが完成されています。
それはひとえに、最人気モデルであるマックスビルの70を超えるバリエーションによるものでしょう。
手巻き、自動巻き、クォーツ、電波はもちろん、インデックスの細かな違いによって膨大なコレクションが構成されています。
緻密な計算に裏付けられたそれらの時計はすべてバウハウスデザインを踏襲しており、どれを選んでも実用面で物足りなさを感じることはありません。

 

エントリー級の価格にもバウハウスの理念

出典:http://www.europassion.co.jp/junghans/index.html

高級時計の中ではエントリークラスに分類される価格設定も魅力のひとつです。
安いモデルは10万弱から買うことができ、15万もあればどれにしようか迷うほどの候補数になります。

ところで、ドイツ時計はスイス時計と比較すると、安い価格帯で展開するブランドが多く見られることにお気づきでしょうか?
実はここにもバウハウスが関係しているのです。

バウハウスの理念では大量生産が容易ということもデザインの必須条件になっています。
そのため、バウハウスデザインを取り入れる多くのドイツブランドでは、必然的に販売価格が高価になり得ず、結果的に「安価で高品質」というドイツ時計全体のブランディングに繋がっているのです。
高品質な物は必ず高価ということはなく、少なくとも時計においては15万で最高に実用的な物が買えることを、このマックスビルコレクションは証明しています。

 

この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 昭島中神店 店長

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