はじめに
こんにちは!買取リッチ東京 西八王子店です!
世界三大ブランドの一つに数えられるエルメス。その歴史は長く、数多くの人気アイテムを発表してきました。
1978年に登場したエヴリンもそのうちの一つ。
登場から40年以上にわたって愛され続けています。
今回は、エヴリンの細かな製品仕様と、本作が持つ魅力の数々をご紹介します。初心者の方にもわかりやすく説明しますので、ぜひ最後までご覧ください!
エヴリンってどんなバッグ?
エヴリンはエルメスの有名デザイナーエヴリン・ベルトランによって考案されたブランドバッグです。1978年に登場して以来、長い間人気を誇っています。
エヴリンはフランス語で「生き生きとした」「気持ちのいい」という意味があり、その名が表すように革製品でありながら見た目以上に軽く使いやすいバッグとして愛されています。
縦長のスマートなフォルムに、ショルダーストラップが取りつけられた独特なフォルムが目を引きますが、最も目立つのはバッグ中央にあしらわれた「H」の文字。「HERMES」の頭文字がパンチング加工で施されています。
一見ただのマークのように思えるパンチング加工ですが、実はバッグの中に湿気がこもらないよう通気口の役割を果たしているのだとか。
エヴリンは個性と実用性を兼ね備えたバッグは多くの人を魅了しており、世界中で愛されるアイテムなのです。
エルメスの代表的なバッグの一つであるエヴリンは、より細かな製品仕様を確認することでその魅力をさらに明らかにすることができます。
次項ではエヴリン詳細な仕様を見てみましょう。
エヴリンの製品仕様
1.デザインのアップデート
エヴリンは1978年に初めて登場して以降、現在までに2回のアップデートを実施しています。
基本的には変更が加えられるたび、より便利になっていますが、あえて旧モデルを使用する方もいるかもしれません。
1978年に登場した最初のエヴリンは「Ⅰ(アン)」と呼ばれています。
現在の物と比べるとシンプルな構造をしているのが特徴的で、ショルダーストラップの長さは固定です。
このモデルにのみ見られるのは内側に設置されたポケット。
初期型ということで多少の使いづらさを感じますが、内ポケットに魅力を感じる方は購入を検討するとよいでしょう。
2006年にアップデートされたエヴリンは「Ⅱ(ドゥ)」といいます。
エヴリンⅠに見られた内ポケットが廃止となった代わりに外ポケットが設置されました。
当時はスマートフォンなどの小型アイテムが普及しはじめた時代であったため小物の出し入れを容易にする工夫があったのかもしれません。
ショルダーストラップは変わらず調整不可。細かな融通が利かない点はネックとなるでしょう。
2014年に登場した「Ⅲ(トロワ)」は、2025年現在まで販売が続く現行モデルです。
Ⅲにて初めてショルダーストラップの調整が可能になり、機能性が向上しただけでなくコーディネートの幅も広がりました。
また、現在エルメスの直営店販売しているのはⅢだけですので、必然的に目にする機会は一番多くなります。
どうしてもⅠやⅡが欲しい方は中古市場での購入を検討しましょう!
2.サイズ展開
エヴリンのサイズ展開は5種類あります。それぞれの大きさは以下の通りです。
・エヴリンTPM(通称ミニエヴリン)(W16×H18×D5cm)
・エヴリンPM(W29×H30×D10cm)
・エヴリンMM(W30×H32×D10cm)
・エヴリンGM(W33×H32×D10cm)
・エヴリンTGM(W41×H38×D8cm)
エヴリンTPMはミニエヴリンとも呼ばれ、エヴリンで最も小さなサイズです。
折りたたみ財布やスマホなどの小物が入る程度のコンパクトな仕様ですが、近年のミニバッグブームの影響を受けて大変人気が高くなっています。
ちょっとしたお出かけに最適なアイテムです。
エヴリンPMはB5サイズ程度のものが入る実用性の高いバッグです。文庫本やタブレットなども収納できます。
エヴリンMMは、PMサイズとほとんど同じ大きさですが、幅と高さがわずかにアップしています。
使いやすさの観点で言えば、PMとMMは最もおススメできるサイズと言えるでしょう。
エヴリンGMとエヴリンTGMは日用品以上の大きさのアイテムを運びたいときに適したバッグです。
大容量で安心感がありますが、TGMサイズほどになると、大きさがかえって不自由につながるかもしれません。
TGMは製造数自体も少ないようなのでお目に価格機械自体が少ないようです。
とにかく多くの荷物を持ち歩きたい方向けのアイテムです。
エヴリンの魅力
大人気アイテムエヴリンの魅力を2つご紹介します。
1.象徴的かつ機能面に優れたデザイン
エヴリンが持つ魅力の一つとして、そのデザインが挙げられます。
エヴリンの形状は縦に少し細長く、角が丸まったもの。
これは馬のひづめを保護する「蹄鉄」をイメージしたもので、考案者であるエヴリン・ベルトランが馬具部門のデザイナーを務めていたことから誕生したとされています。
エルメスの起こりが馬具用品店だったことを考えると、中央にあしらわれた「H」と併せてエルメスを象徴するデザインであるといえます。
同時に、蹄鉄をイメージした本体は体にフィットしやすいような工夫が施されていたり、Hマークをパンチング加工にすることで通気性を高めていたりと、機能面も考えつくされたバッグなのです。
2.バリエーションが豊富
前述の通り、エヴリンは豊富なサイズ展開を取り揃えていますが、カラーや素材のバリエーションも豊富です。
エルメスのカラーの種類は200色以上あるといわれており、その多くがエヴリンにも採用されています。
定番の落ち着いた色合いからワンポイントが映える鮮やかな色味まで、どんなファッションにも合わせられるラインナップです。
素材に関しても様々な選択肢があります。
エヴリンで使用される素材の多くはトリヨンクレマンスと呼ばれるレザーです。
繊細な革目のため傷が目立ちづらく、エルメスの人気商品に多く使用されています。
ほかにも耐水性に優れるヴォ―エプソンや、レザーより軽いキャンバス地のトワルアッシュなど用途に合わせた素材選択が可能です。
まとめ
今回は、エルメスの象徴的アイテムの一つ、エヴリンをご紹介しました。
40年以上の歴史を持つ本作は様々な魅力にあふれており、年代問わず多くの人に愛されています。
買取リッチ東京では、エヴリンを含むブランドバッグの買取・販売を行っています。
何か気になることがございましたら、お気軽にお尋ねください!



