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セリーヌの歴史とアイテム 基本の知識をご紹介!

はじめに

こんにちは!買取リッチ東京 西八王子店です!

セリーヌは、多くの女性から高い人気を誇るファッションブランドです。

高級感漂うアイテムの数々は中古市場でも盛んな取引が行われています。

今回は、そんなセリーヌの基礎知識として、歴史と代表のアイテムをご紹介します。ぜひ最後までご覧ください!

 

ブランドのはじまり

セリーヌは、フランスのパリで誕生したファッションブランドです。

創業は1945年。第二次世界大戦が終結して間もないころでした。

実業家兼デザイナーのセリーヌ・ヴィピアナと夫のリチャード・ヴィピアナは、自分たちの子供のためにオーダーメイドの子供向け高級靴専門店をオープンさせます。

セリーヌがデザインした靴は優れた革職人の手で製作され、パリの子供靴店として瞬く間に人気を集めます。

上流階級にお得意さんがついて以降は順調に業績を伸ばし、店舗拡大を図りました。

1959年からは婦人靴の販売も開始し、そちらも高評価を獲得したセリーヌは、次第にスカーフや香水、バッグにも着手し始めます。

 

「プレタポルテコレクション」

1967にセリーヌはさらなる事業拡大を図り「プレタポルテコレクション」を開始します。

プレタポルテは英語の「すぐ着られる服」をフランス語に置き換えた造語で、「プレタポルテコレクション」は高級既製服を展示する一種のファッションショーのことです。

当時のフランス ファッション界はオートクチュール(オーダーメイドの一点もの)からプレタポルテ(高級既製服)へ移行したばかりであり、既製服の需要が高まっていました。

トータルファッションブランドへと成長していたセリーヌはファッション業界の先駆者となるべく、スポーツウェアをはじめとした実用性の高い服を作ります。

 

B.C.B.G(ベーセーベージェー)

ファッションの先駆者を目指すセリーヌに転機が訪れます。それが、B.C.B.G(ベーセーベージェー)の流行です。

B.C.B.Gとは、フランス語のスラングで「bon chic bon genre(ボンシック ボンジャンル)」の頭文字を取ったもの。パリの上流階級のライフスタイルやそのファッションスタイルを指した言葉です。

上流階級の夫人たちから人気を集めていたセリーヌはこのB.C.B.Gのスタイルとマッチしており、ファッション業界全体を巻き込んだ大流行となります。

次第にB.C.B.G=セリーヌとまで言われるほどになり、ファッションブランドとしての地位を確立したのです。

 

LVMHグループの傘下入り

一時は時代を席捲したセリーヌですが、B.C.B.Gの流行が廃れるとともにその人気が低迷していきます。

セリーヌは高齢者のみが持つアイテムと認識され、ブランド全体が衰退してしまいました。

転機が訪れたのは1987年LVMHグループに買収され、傘下に入ることになったのです。

これによって、創業者セリーヌ・ヴィピアナは経営から退き、セリーヌの新たな社長にナン・ルジェが抜擢されました。

新社長ナン・ルジェはセリーヌ入社前、ディオールのマネージャーを務めていた人物。その優れた手腕で組織の改革と革製品の強化を行い、徐々に業績を回復させます。

その後、マイケル・コースをチーフデザイナーに据えたセリーヌはブランドのアイコンとなるラインの数々を発表していくこととなるのです。

 

代表的なライン

1.マカダム/トリオンフ

『マカダム』2003年にデザイナーのマイケル・コースが発表した定番ラインです。

セリーヌのラインの中でも屈指の人気を誇り、廃盤となった現在も中古市場では盛んな取引が行われています。

名前の由来は砕石(さいせき)という細かく砕いた石を敷き詰める道路舗装の「マカダム式舗装」から。砕石が均等に並べられた道路をイメージして作られています。

セリーヌのヴィンテージアイテムを指す「オールドセリーヌ」はマカダム柄のバッグを示すことが多く、今では店舗や新品では購入できないアイテムとして一定以上の人気を誇ります。

マカダム柄は別名ブラゾン柄とも呼ばれ、馬車柄やCマーク以外のアイコンを総称して「ブラゾン」と呼ぶこともあるようです。

一時廃盤となったマカダムですが、しばらくして人気が再燃します。これを受けて2019年に誕生したのが『トリオンフ』

フランス語で「凱旋」という意味を持つ本作は、セリーヌのクリエイティブディレクターに就任したエディ・スリマンが手掛けました。

マカダムに比べ両端のCが丸みを帯びたデザインになり柔らかな雰囲気が強調されています。現在のセリーヌにおける代表ラインです。

 

2.Cマカダム

『Cマカダム』はセリーヌの人気ラインで、ヴィンテージアイテムとして有名なモノグラム柄です。セリーヌの頭文字である「C」と二輪馬車をモチーフにしたデザインになっています。

マカダムと名前がよく似ていますが、全くの別物である点に注意が必要です。取引が極めて盛んなわけではありませんが、ヴィンテージラインとして一定の需要があります。

 

代表的なアイテム

1.ラゲージ

2011年に登場した『ラゲージ』はセリーヌを代表するハンドバッグです。

両サイドのマチが広がった逆台形のフォルムは、一目見てラゲージとわかる特徴的なデザインです。

セリーヌらしい気品と高級感を兼ね備えたバッグですが、デニムスタイルなどカジュアルなシーンで使用しても違和感のないデザインも人気の理由でしょう。

サイズや素材も種類が多いため、自分好みのアイテムを見つけることもできます。2025年に廃盤が決定しましたが、中古市場ではいまだに一定以上の人気を誇っています。

 

2.カバ

『カバ』はシンプルなデザインが特徴のトートバッグです。

バッグ本体が慶亮でありながら大容量の荷物を入れることが可能なため、働く女性をはじめ多くの方に人気を誇ります。

カバはデザインやサイズの展開が豊富で、どのようなスタイルにも合うアイテムです。中でも正面に「CELINE」のロゴがあしらわれたデザインは人気が高く、新品・中古ともに数多く取引されています。

 

まとめ

今回は、セリーヌの歴史と人気の高いライン・アイテムをご紹介しました。

中古市場でも高い人気を誇るブランドですので、興味がある方は中古での購入を検討するのもよいかもしれません。

買取リッチ東京では、セリーヌを含むブランドアイテムの販売・買取を行っています。気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

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