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【ロレックス】レアなデイトジャストのダイヤルを紹介!珍しい文字盤はどんなもの?

こんにちは!買取リッチ東京 東小金井店です。

ロレックスのスタンダードモデルであるデイトジャスト。

他人と被りやすい個性が少ないモデルと思われ方もいるかもしれませんが、ダイヤルのバリエーションはとても豊富。

ダイヤルを選んで、自分らしさをさりげなく時計に忍ばせることができます。

今回はヴィンテージモデルのみに見られる珍しいダイヤルをまとめてご紹介します。

リネンダイヤル

リネンダイヤルは1970~80年代のデイトジャストRef.1601や1600、レディースのRef.69173に見られるダイヤルです。

別名がモザイクダイヤル。

シルバーとゴールドの2色展開で、リネン(織物)のような繊細なパターンが目を引きます。

凹凸加工により表面の光の反射が抑えられ、上品で落ち着いた印象を演出します。

バックリーダイヤル

純白に大きくプリントされたローマンインデックスが特徴のバックリーダイヤル。

インデックスと針は共に黒に塗られており、シックで洗練された印象のアイテムです。

名前はロレックスコレクターのジョン・バックリーが由来です。

1970年から80年代に製造され、デイトジャストやデイデイトに見られる文字盤です。

製造当時はあまり人気がなかったと言われていますが、ロレックスに精通するジョンがこのダイヤルを支持したことから、徐々に彼にちなんだ名前で呼ばれるようになりました。

通常のローマンダイヤルには磨かれた立体的なマーカーが貼られており、対してバックリーダイヤルは細身の黒のフォントで塗装されています。

実際に双方を比べてみると、白に黒文字のバックリーダイヤルは視認性が高いことが分かります。

シャンタンダイヤル

シャンタンとは、縦糸に生糸、よこ糸に筋糸を使っておられた絹織物の呼称です。

その名の通り白い縦の筋が不規則に施されています。

一見すると通常のホワイトダイヤルですが、時刻を確認する際にきらりと絹模様が光沢を放ちます。

1990年代のデイトジャストのデイトジャストに僅かに発見されており、カラーはホワイト、インデックスはローマンタイプのみ製造されたようです。

シグマダイヤル

シグマダイヤルとは、6時の位置にインデックスが貴金属で作られたことを表すシグマ(σ)マークが名前の由来です。

1970年代のデイトジャストやオイスターパーペチュアルに少量発見されています。

1970年当時のスイスの時計業界では、貴金属を時計のパーツに取り入れることで国内の時計の価値を向上させる動きがありました。

そこで、ロレックスやパティックフィリップのような高級メーカーの時計に貴金属パーツとσマークを付与し、スイス時計=高級で高品質というイメージを作りました。

残念ながら運動をけん引する団体の消滅とともにシグママークは廃止され、今ではヴィンテージロレックスでしか見ることができないレアダイヤルとなりました。

千鳥格子ダイヤル

千鳥格子柄は1980年代製造のデイトジャストでごく稀に見られるデザインです。

千鳥格子のデザインはイギリスの伝統柄の一つで、英語では犬の牙にたとえられ「ハウンドトゥース」(haund’s tooth)と呼ばれます。

目の細かい千鳥格子はクラシカルな印象になり、シャンパンゴールドのカラーと相まって上品でお洒落な一本です。

インデックスはローマインデックスとバーインデックスの2種が確認されており、さらに10Pダイヤが設置された大変高級感のある個体も存在します。

素材はK18YG×SSコンビモデルと相性が良く、中古市場で発見されるものもコンビに設置されたものが流通しています。

一番人気のコンビモデルは悪く言えば他人と被りやすいというデメリットがありますが、この千鳥格子のダイヤルは他の人をあっと驚かせるデザイン性・希少性があります。

レッドアイダイヤル

表面に無数の赤や緑の細かな点がちりばめられたブラックダイヤルはレッドアイダイヤルと呼ばれます。

別名はレッドラメダイヤルです。

斑点を肉眼で確認することは難しく、一見するとただのブラックダイヤルに見えますが、ルーペをのぞくと赤い斑点が浮かび上がります。

ダイヤル全体に散りばめられた点を見ていると、望遠鏡で無数の星を眺めるような感覚に陥ります。

1970年前後のデイトジャストRef.1601やデイデイトのブラックダイヤルの中に僅かに発見される非常に希少性の高いダイヤルです。

トロピカルダイヤル

トロピカルダイヤルとはブラックミラーダイヤルが経年によってブラウンにカラーチェンジしたダイヤルを指します。

南国の強い日差しでこんがり日焼けしたような褐色であることがネーミングの由来です。

茶褐色に退色する事例自体とても珍しく、部分的なヤケがあるもの、全体が綺麗に退色しているものがあります。

さらに模様は個体によって異なり、砂状や木目状のなど様々です。

ダイヤルと同じように針やベゼルが焼けて退職したトロピカルベゼルも存在し、全体的にワイルドな印象が特徴です。

トロピカルダイヤルに魅了されて中古店を廻るマニアもいると言われています。

ゴーストダイヤル

経年によってダイヤルが退色し、ロゴと同化することによって文字が消えたように見えるものをゴーストダイヤルと呼びます。

角度によって文字が消えたり現れたりして見えるのがとてもユニーク。

装着すると他の人からはクラウンマークとインデックスしか視認できません。

ロレックスを付けていると悪目立ちするのではないかといった控えめなデザインを好む方にお勧めですが、ゴーストダイヤルは中古市場でしか手に入らず、なかなか出回らない逸品です。

ダイヤルが綺麗にゴースト化していくのは難しいのでしょう。

ちなみに、経年変化によりベゼルのカラーや文字が薄くなったものはゴーストベゼルと呼ばれ、こちらも希少なパーツとなっています。

ウォールナットダイヤル

天然木のウォールナットをダイヤルに使用したこのダイヤルは、レディースモデルコンビのRef.69173の一部の個体に確認されています。

数ある木材の中からウォールナットが選ばれたのは、その深みのある色味だけではなく、狂いが少なく衝撃に強い特性があることから採用されたと考えられます。

マホガニーとチークとともに世界三大銘木に数えられ、希少性と高い装飾性から17世紀のヨーロッパでは富の象徴と表現されていました。

ダイヤルにはキャラメル色とチョコレート色がまじりあったマーブル状の部位を採用し、滑らかに加工された表面がとても美しい一本です。

ダークブラウンがゴールドの針とインデックスを引き立て、全体的に引き締まった印象を演出しています。

マホガニーダイヤル

天然無垢のマホガニーを加工して造られたマホガニーダイヤルは、1980年代のデイトジャストやデイデイトに見られる個性的なダイヤルです。

マホガニーもウォールナットと同じく世界三大銘木の一つで、古くから家具や楽器に使用されていました。

加工性に優れており、狂いも少なく、木肌も滑らかなことからロレックスのダイヤルに採用されたのでしょう。

隙の無い高級感がある金無垢モデルに温かみを与えます。マホガニーは日焼けをする徐々に色が濃くなり深みが出るのが特徴で、自然の変化を楽しむのもこのダイヤルの魅力です。

まとめ

ヴィンテージロレックスの中でも一際珍しいダイヤルをご紹介しました。

これらのダイアルは出会うのが難しい上に、コレクションズアイテムであるため、出会ったら即購入する覚悟がないと手に入れるのは難しそうです。

買取リッチ東京 東小金井店ではロレックス本体だけでなく、ダイヤルやコマなどの付属品もお買取りしております。査定は無料ですのでお気軽にご利用ください。

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