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エアキングってどんなシリーズ?
エアキングは1940年代から続く長い歴史をもつシリーズです。
ロレックスの中では比較的低価格であることに加え、デイト機能も省いたシンプルな機能・外観を持つことから、総じてロレックスの入門用モデルとして紹介されることが多いシリーズでもあります。
1940年代に発売された初代(Ref.4925)の頃には、まだまだ数あるシリーズの1つといった具合でしたが、1950年代後半になって発売された第2世代(Ref.5500)になって一気に人気が上昇。
このRef.5500は数々のマイナーチェンジを繰り返しながら1990年付近まで販売されるロングセラー商品となり、一方で数多くの派生機のベースともなりました。
これらの派生機の中には通常よりも大きなケースを持つ、通称「ビッグエアキング」(Ref.5504)や、例外的にデイト機能を備えた「エアキング・デイト」(Ref.5700)など、細部が異なる多くのバリエーションが存在しましたが、続く第3世代(Ref.14000)ではケースサイズやデイトの有無等の仕様を統一。
風防もサファイアクリスタル製となり、ここで一旦エアキングのデザインが一本化される運びとなります。
その後、2001年の第4世代(Ref.14000M)を経て、第5世代(Ref.114200)が2007年に発売。
この第5世代では従来のデザインを生かしつつ、ベゼルの形状やベルトの構造などが改良され、さらに機能性が向上します。
ところが発売されて間もなく、このRef.114200は販売終了し、仕様はそのままに「オイスターパーペチュアル」として再発売される事態となりました。
その原因は、この時期にロレックス社が似たデザインを持つシリーズの整理・統合を行っていたことにあり、結果としてエアキングはオイスターパーペチュアルに統合され、シリーズそのものが廃盤となったのです。
このままエアキングの名称も消えてしまうかとも思われていましたが、2016年にデザインを完全リニューアルした第6世代(Ref.116900)が新登場。
視認性に優れる緑色の秒針や、5分ごとの数字インデックス等、それまでのエアキングとは全く異なる実用性重視の新たなデザインへと生まれ変わりました。
実はロレックスにおいて1度ベースとなるデザインが決定した後で、そこから大きく変化するというのは稀なことです。これまでの流れを断ち切ってしまうことになりますし、そこまでするのなら新しいモデル名を与えれば済みます。
その上であえて「エアキング」の名称を続行したのが、いかにその名前が多くのファンに愛されてきたかの証明とも言えるでしょう。
ロレックスのシリーズ紹介動画
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