高騰続く金相場!!一方プラチナは??
こんにちは!買取リッチ東京 昭島市中神店 です。
貴金属をお売り頂くお客様の中には、「金よりプラチナの方が高いんでしょ?」という方が少なくありません。
プラチナは金より採掘量が少なく希少なこともあり、金より高価と勘違いされやすくなっているようです。
テレビなどでも「金より希少なプラチナ製!」というような謳い文句はよく聞くかもしれませんね。
今回はそんなプラチナの価格についてご説明します。
プラチナと金の価格が逆転したのはいつ?
前述の通り、プラチナは金より希少な貴金属で、採掘量では金の約1/30しかありません。
しかし、2011年に金価格がプラチナ価格を上回って以降、金相場は高騰を続け、プラチナ価格に大きく差をつけていきます。
今回のコロナショックでは金がさらに高騰し、今では約2倍もの価格差がついていました。
金高騰の発端は2008年のリーマンショックで、これ以降金とプラチナはそれぞれの需要を反映した価格を推移していきます。
同じ貴金属でなぜ価格が違う?
金とプラチナの価格差は、それぞれの需要が異なるために生まれています。
ざっくりですが、投資・装飾品用の金と工業用のプラチナという分け方ができるでしょう。
資産としての金と工業部品としてのプラチナという見方をすれば、不景気で金が上がり、プラチナは下がるというのは理解しやすいかもしれませんね。
プラチナの工業需要の大部分は自動車産業によるもので、車の生産・販売が滞るとプラチナ相場も下がる傾向が強いです。
2021年のプラチナ価格の暴落は、コロナショックによって世界中の自動車工場が止まってしまったことが大きな原因でした。
このように、相場が比較的崩れやすい点もプラチナの特徴かもしれません。
プラチナの今後は?
プラチナ価格に最も影響するのは自動車産業という話でしたが、将来的にガス車の生産は電気自動車へ移る予定になっています。
電気自動車はガス車より多くのプラチナを使うため、長期的なプラチナ相場の上昇はかなり可能性が高いと言えるでしょう。
それを見込んでか、昨年には落ち込んだプラチナの投資需要が伸びたために、短期的な高騰が起こりました。
長期的に価格が上がる見込みは強く、今後の自動車産業の動向に注目です。
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この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 昭島中神店 店長
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