はじめに
こんにちは!買取リッチ東京 西八王子店です。
2025年、マルチカラーが復活を遂げました!長年のファンにとっては待ちわびたことでしょう。一度は廃盤となったマルチカラーですが、一定以上の人気を誇っていました。
しかし一部では「ダサい」「時代遅れ」という意見も見受けられるようです。
今回は、なぜマルチカラーが「ダサい」と評されるのか、その理由を考察するとともに、ラインの歴史を解説したいと思います。ぜひ最後までご覧ください!
マルチカラーがダサいといわれる理由
マルチカラーがダサいと評されてしまう理由は2つほど考えられます。
1.デザインが派手すぎるから
まず考えられるのは、「デザインが派手すぎる」というもの。マルチカラーはヴィトンのラインの中でもカラフルな見た目をしており、派手な印象を与えます。
近年のトレンドは、シンプルでミニマルなデザインのアイテムであるため、その中で派手なマルチカラーは目立ちすぎると感じる人も少なくありません。
また、遠目から見てもヴィトンとわかるブランド感も、主張が強すぎると敬遠してしまう人を生み出す要因となっているようです。
一方で、派手なデザインやヴィトンというブランド自体を好む方からは高い評価を得ています。
個性的なファッションを楽しむ方には魅力的に映る一方、主張を抑えたシンプルなファッションを好む人の琴線には触れない本作は、流行の影響を強く受けるラインと言えそうです。
2.昔流行ったもののイメージが強いから
前述の通り、マルチカラーの盛衰には時代の影響が強く関係しています。
2003年に登場した本作は発表後瞬く間に話題を集め、一世を風靡しました。
当時、街でマルチカラーを見かけない日はないほど圧倒的な人気を誇りましたが、それほどまでの流行がかえって「時代遅れ」の印象を与えていることが考えられます。
流行の推移によってマルチカラーの人気は静まり、少しずつ人気が低下していきました。
それでも一定以上の人気を集めていたことは間違いありませんが、2019年に廃盤となってしまいます。そのことも「時代遅れ」のイメージを強めているでしょう。
ファッション業界においてトレンドの移り変わりは激しいものであり、一度市場から姿を消したアイテムは古いというレッテルを張られてしまうのです。
しかし、昔からアイテムというだけでダサいと判断するのは早計です。
近年のファッション業界ではヴィンテージブームやノスタルジアブームが起こっており、マルチカラーもその影響で再評価が進んでいます。
中古市場での盛んな取引やSNSでマルチカラーを愛用するインフルエンサーが話題となり、若い世代にも魅力が伝わりつつあります。
2025年の復活をもって今後ますます注目が集まることでしょう。
マルチカラー誕生から廃盤、復活までの歴史
マルチカラーが誕生したのは2003年の春夏コレクションです。
実は、このラインの誕生には著名な日本人が携わっています。その日本人とは、アーティストの村上隆。2002年に開催された彼の個展を訪れたマーク・ジェイコブスが、コラボのオファーをしたことがきっかけです。
村上隆がデザインにかかわったことで、これまでブラウン基調のシックなデザインを基本としていたモノグラムが一気にポップになりました。
白と黒の二色展開で登場したマルチカラーは瞬く間に人気を集め、一世を風靡します。
その後さまざまなバリエーションを増やしながら一定以上の人気を保っていましたが、2019年に廃盤が決定します。この決定は、当時のファンにとって衝撃的なものでした。
15年以上もの間続いた人気ラインですから、愛用者が多かったのは間違いありません。
しかし、ファッションの人気は時代とともに移り変わるもの。常に目新しさを求められるこの業界において、一つのシリーズを長く続けることはそれだけリスクが伴います。
ルイヴィトンにとって廃盤という選択は、新たなファン層を獲得するうえで必要不可欠だったのかもしれません。
廃盤となったマルチカラーですが、その後も根強い人気を集めました。
近年のヴィンテージブームやリバイバルブームの影響もあり、中古市場では現在まで盛んな取引が行われています。
そして2025年1月、マルチカラー誕生20周年を記念した新作が発表され、大きな話題となりました。
復活したマルチカラーは、村上隆のアート性を最新技術によって落とし込んだ力作となっているようです。
色彩表現やディテールが当時よりも精密になり、いっそう洗練されたデザインとなりました。
新作はバッグのみならず、スカーフやスニーカーなど多様な商品展開が行われています。総括すると、今まさにマルチカラーがアツい時期と言えそうです。
マルチカラーの魅力
マルチカラーの一番の魅力はずばり、その個性的なデザインです。
定番のモノグラムやダミエとは異なるカラフルなデザインは見たものに強烈な印象を与えることは間違いありません。
33色で構成されるマルチカラーは時代を超えて愛されるラインとなっています。
廃盤からの復活を遂げた今、最も注目を集めるヴィトンラインと言っても過言ではないかもしれません。
まとめ
今回は、ルイヴィトンの歴史と魅力をご紹介しました。
一部では「ダサい」と評されることもあるマルチカラーですがその人気は健在です。
復活を遂げた今、マルチカラーは注目度の高いラインでもあります。この機会にマルチカラーのアイテムを調べてみるのもよいかもしれません。
買取リッチ東京では、マルチカラーを含むヴィトンのアイテムを販売・買取しております。何か気になることがございましたら、お気軽にお尋ねください!