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シードゥエラー・ディープシーってどんなシリーズ?
第1世代(Ref.1665)の時点で当時のサブマリーナー(Ref.5512)の200m防水をはるかに凌駕する、610mもの防水機能を持っていました。
名前の意味である「海の住人」にふさわしい能力だと言えるでしょう。
その秘密はサブマリーナーには搭載されていない、シードゥエラー独自の特殊機構「ヘリウムエスケープバルブ」です。
上記機構は飽和潜水時に自動でヘリウムガスを排出するためのもので、本体の9時側サイドに存在する排出口がそれにあたります。
飽和潜水とは深海(水深100m以上)への潜水で行われる方式のことで、深海の水圧に耐えられるよう、体を慣らしてから潜水を行う技術を指します。
その際に使用するのが人体へのダメージが少ないとされるヘリウムガス。
ところがこのガスはとても分子構造が小さいため、ふとした切っ掛けで時計の内部に入り込みます。
すると浮上のために水圧が下がった際に一気に膨張、時計を内部から破壊してしまうことがあります。
しかしヘリウムエスケープバルブを装備しているシードゥエラーはその破壊を防ぐことができるため、安心して深海に持っていけるというわけです。
その後シードゥエラーは、1978年に逆回転防止ベゼルを装備した第2世代(Ref.16660)、1991年にブレスを改良した第3世代(Ref.16600)、2014年にセラミック製ベゼルを装備した第4世代(Ref.116600)を発表。
そして2017年、耐久性の問題から1度は実装を見送ったデイトの拡大機能が、技術向上によってシードゥエラーにも実装可能となりました。
この拡大機能を持つ第5世代(Ref.126600)によって、潜水だけでなく普段使いにも便利な時計へと生まれ変わったと言えるでしょう。
着実に性能を向上していくシードゥエラー。しかしながら、その過程の中でロレックス社には1つの課題が挙がっていました。
それは他社のダイビングウォッチが、防水性能において徐々にサブマリーナーやシードゥエラーに肉薄してきたという点です。
ロレックス社はその課題への答えとして2008年にシードゥエラーをも上回る、更なるダイバーズウォッチを発表しました。
それが初代ディープシー(Ref.116660)と呼ばれるモデルとなります。
シードゥエラーと同様の機構に44mmという大型サイズをもつディープシーは、新たな防水機能として「リングロックシステム」と呼ばれる機構を搭載。これにより3900mというサブマリーナーからすれば文字通りに桁違いの防水機能を実現したのです。
ディープシーは2018年に微調整を加えた第2世代(Ref.126660)を発表。ベルトの使用感などが調整され人気を博しています。
サブマリーナーをベースに更なる性能向上を目指して造られたシードゥエラーとディープシー。
言うなればこの2種は、その存在自体が、既存の人気モデルに満足せずひたむきに実用性と機能美の向上を目指すという、ロレックスの方針を最も体現しているモデルと言えるかもしれません。
シードゥエラー・ディープシーの紹介動画
当店「買取リッチ東京」のYouTubeちゃんねるでは、シードゥエラー・ディープシーについて動画でも詳しく紹介しております。
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リッチちゃんねるで良く観られている動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=qB7UF6rDIs8&t=2s
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