はじめに
こんにちは!八王子市の買取専門店 買取リッチ東京西八王子店です!
世界五大ジュエラーに数えられるカルティエは、高級感漂うデザインが魅力の大人気ブランドです。
正規店はもちろん、中古買取店でもよくお取引されています。
今回は、ジュエリーやウォッチ業界で多大な功績を遺すカルティエの歴史や実績をいくつかご紹介します。
ブランドに詳しくない方に向けてわかりやすく説明しますので、ぜひ最後までご覧ください。
世界五大ジュエラーって何?
世界五大ジュエラーとは、「ハリー・ウィンストン」「ティファニー」「カルティエ」「ブルガリ」「ヴァンクリーフ・アーペル」の5つの大手ジュエリーブランドを指す言葉です。
正式に決められているわけではありませんが、世界に名を轟かせるジュエラーとして数多くのファンの間でそう呼ばれています。
カルティエはフランスを発祥地とする人気ブランドで、「宝石商の王」とよばれています。
カルティエの歴史
カルティエは1847年に創業した宝石メーカーです。
ルイ・フランソワ・カルティエが師匠から工房を引き継いだことから始まりました。
創業から6年後にあたる1853年、当時パリの繁華街であったヌーヴ・デ・プティ・シャン通り5番地にジュエリーブティックを開業し、これがカルティエのブティック第1号となるのです。
創業者のルイ・フランソワ・カルティエは宝石細工師として優れた腕を備えており、当時の流行や文化をうまく取り入れた宝飾品を数多く生み出しました。
彼の作品は王侯貴族など上流階級の心をつかみ徐々に成長していきます。
その後も卓越した手腕で事業を展開。ブランド規模を拡大させ、孫のルイ・カルティエの代には世界的な高級宝飾ブランドの地位まで上り詰めました。
王室や貴族のために優れたジュエリーを数多く制作した背景から、カルティエは「宝石商の王」「王の宝石商」と呼ばれるようになります。
また、カルティエは腕時計にも力を入れており、ジュエリーと腕時計、2つの業界で高い人気を誇っています。
カルティエの功績
ジュエリーブランドと腕時計ブランド、2つの顔を持つカルティエは、どちらの業界でも数々の功績を残しています。
今となっては常識的なことがカルティエによってもたらされた、なんてことも。
今回はカルティエが世に残した功績のうち、特に影響の大きなものを3つご紹介します!
①世界初のプラチナジュエリー制作
プラチナといえば、ゴールドやシルバーと並びジュエリーによく用いられる素材です。
その歴史は古く、100年以上前まで遡りますが、実はそのきっかけとなったのはカルティエなのです。
カルティエが初めてプラチナをジュエリーに使用したのは1903年です。
プラチナはゴールド・シルバーに比べて融点(金属などの物質が融解する温度)が高く、加工が難しいと言われています。
当時はプラチナの加工技術が成立してから歴史が浅く、産業用の金属としての使用が主でした。
しかし、カルティエの創業者の孫であるルイ・カルティエは「強度が高い」「酸化による変色の影響が少ない」「ダイヤモンドと親和性が高い」といった特徴に目を付け、プラチナジュエリーを制作したのです。
プラチナジュエリーの登場により、ジュエリー業界には革命がおこります。
金や銀よりも耐久性に優れるプラチナは、より繊細で複雑なデザインへの加工に向いており、細やかなジュエリーの制作を可能にしました。
現在、プラチナは一般的なジュエリー素材として多くの人に選ばれています。
この普及の背景にはカルティエの大きな功績があるといえるでしょう。
②ガーランド様式を取り入れる
天才ルイ・カルティエがプラチナをジュエリーに活用したことで、カルティエは大きく成長しました。
そんな彼が取り入れたものでも特に印象深いのが「ガーランド様式(ガーランドスタイル)」です。
ガーランド様式とは、花や葉、花輪をモチーフにした連続模様のジュエリーのことです。
ルイ16世時代の建築で用いられた装飾美術をジュエリーに取り入れたもので、19世紀末頃から20世紀初頭にかけて大きく流行します。
繊細なデザインのガーランド様式をジュエリーで実現させるためには、精緻な細工を可能とする素材が必要不可欠でした。
そこで目をつけられたのがプラチナ。
難易度が高い代わりに、より繊細な加工を可能とするプラチナの性質を見抜いたルイの手によってガーランド様式は脚光を浴びることになったのです。
プラチナとダイヤモンドで形作られる繊細で華麗なジュエリーは、カルティエの高い技術力とセンスを証明するとともに不朽の名作として語り継がれることとなります。
③世界初の腕時計を製造
前述の通り、カルティエはジュエリーの分野だけでなく、時計ブランドとしても世界的な功績を数多く残しています。
少々意外かもしれませんが、数ある腕時計ブランドの中でも、世界で初めて実用的な腕時計を製造したのはカルティエと言われているのです。
ジュエリー業界で世界的な注目を集めるようになったカルティエは、飛行家アルベルト・サントス・デュモンから腕時計の制作を依頼されます。
飛行中に懐中時計を確認するのが不便であり、簡単に時刻を確認できる時計が欲しいという要望です。
ルイ・カルティエはこの要望に応え、1904年に「サントス」を発表します。
当時の腕時計は女性用ジュエリーとしての面が強いものでしたが、サントスは男性向けに実用性を重視した、現代の腕時計に近い存在でした。
サントスは高い評価を受け、現在もカルティエのラインに名を連ねるベストセラーとなりました。
まとめ
今回は、カルティエの歴史と功績について解説しました。
世界五大ジュエラーに数えられるほど高い人気を誇るカルティエは、その名に恥じない偉大な功績を数多く残しています。
今回紹介した以外の歴史や功績も辿ることでカルティエの魅力がより身近に感じられるかもしれません。
気になった方は公式サイトを見てみるのもよいでしょう。
買取リッチ東京では、カルティエを含むブランド製品の買取をしております。
アクセサリーや腕時計はもちろん、楽器やカメラなどの趣味品までお取り扱いしておりますので、ぜひ一度当店をご利用ください!
この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 西八王子店 店長
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