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金価格が歴史的高騰中!高騰の理由は?暴落する可能性は?

こんにちは!八王子市の買取専門店 買取リッチ東京西八王子店です!

近年、過去最大級の高騰を見せている金価格ですが、ここにきて最高値を更新しました。

2024年4月時点でおよそ12,800円/gを記録しており、同年1月の10,500円/gと比較すると、2300円/gもの差が出ています。

今回は、異常ともいえる金価格高騰の理由と、暴落の可能性について解説したいと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

 

 

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理由その1「需要に対し供給が追い付いていない」

どんな商品も、需要と供給のバランスが変化することで価格が変動しています。

金もその例にもれず、需要に対して供給が追い付かなくなると価格が高騰するのです。

金需要の要因は「指輪やネックレスなどの宝飾品」「電子機器関連での工業利用」「金投資」などが挙げられます。対して金供給の要因は「鉱山開発による生産」と「スクラップによるリサイクル」です。

近年、投資やテクノロジーへの活用として需要が高まっている金ですが、年間生産量は長期的に伸び悩んでいます。

こうした需要の高まりと供給の減少は、金価格高騰の要因といえるでしょう。

理由その2「地政学リスクの影響が高まっている」

地政学リスクとは、特定地域が抱える政治的、軍事的、社会的な緊張の高まりが、周辺地域の経済に悪影響を及ぼし、世界経済全体の先行きを不透明にするリスクのことです。

近年猛威を振るったコロナウイルスや2022年より始まったロシアとウクライナの戦闘状態、2023年に起きたアメリカの銀行破綻がこれにあたりますね。

こういった地政学リスクの高まりに不安が生じる状況では、信用リスクがなく、安定した資産である金の需要が高まるのです。

理由その3「円安傾向である」

一般的に、円安・円高と金相場には深い関係があるといわれており、円の価値が上がる(円高)と金相場は下がり、円の価値が下がる(円安)と金相場は上がります。

1ドル90円の場合と1ドル110円の場合では、1ドル110円の方が金相場は上昇する可能性が高いというわけです。

世界的に見て、金取引は基本的にドル建てで行われています。

日本で使用される円建ての金価格はドル建ての金価格を円換算したものなので、円安・円高の影響を受けているのです。

2024年4月時点のドル円相場は150円台とかなりの円安傾向ですから、金価格の高騰に影響を及ぼしていそうですね!

理由その4「インフレ傾向である」

インフレとは、物価が継続的に高騰し続けることを言います。

金の価格も物価にあたりますから、インフレの影響を受けるのです。

物価指数は2021年ごろから急激に上昇しており、2024年4月時点でも下降の気配はありません。

このような状況では、金相場が類を見ない高騰を見せているのも納得ですね!

ちなみに、近年ではデフレであっても金相場が上昇することがあります。

景気が悪い局面では国や企業への信用が低下し、株価や債券が下がりますが、金は破綻リスクが極めて低いため需要が高まるのです。

理由その5「世界的な低金利に陥っている」

金は、保有していても金利がつかないのが特徴です。

そのため金利が高い状況では、金の保持よりも銀行預金や債券などを保有したほうが大きな利益を生み出すことになります。

現在は金融緩和によって金利が下がってしまいましたが、一昔前は銀行へお金を預けていれば金利で資産が増えるなんてこともありましたよね。

コロナショックから立ち直るべく各国が低金利政策をとっていた影響で、最近は特に金利が低くなっています。

そのため金保有で逃す利益をさほど気にする必要がなくなり、金投資への関心が高まったと考えられます。

理由その6「各国の中央銀行が金を購入している」

世界各国の中央銀行は、有事の際の備えや外国為替相場の安定を図るための資金として外貨準備を用意しています。

保有資産が集中する危険性を考慮し、各国で外貨準備の種類を分散させているのですが、その一部に金が含まれているのです。

小難しいことを言っていますが、要するに中央銀行が大量の金を保持しているということですね。

各国の通貨が発行国の信用性に依存しているのに対して、金はどこの国にも属さない安定した資産ですから、近年は新興の中央銀行も加わって金の購入が進められています。

理由その2にも繋がりますが、経済状況が不安定な局面では、不変的な価値を持つ金の需要が高まるのです。

今後、金相場は暴落する?

これまで金価格高騰の理由についてきましたが、皆さんが気になるのは、金相場が今後どうなっていくのかですよね。

この先金価格が暴落するとなれば、手持ちの金を早く手放したいと思うのも当然です。

結論から言ってしまうと、10年~20年の長い期間でみれば、金相場は緩やかに上昇していくと考えられます。

金の埋蔵量には限りがありますから今後金の供給が急激に伸びるとは考えづらいですし、宝飾品やテクノロジーへの活用で需要は高まっていくでしょう。

長いスパンでみれば、金の需要が減るとは考えにくい状況です。

ただ、短い期間でみると金相場が落ち着く、または下落することは十分考えられます。

これまで解説してきたように、金は世界情勢が不安定な状況で需要が高まります。

反対に、情勢がある程度安定すれば、資産家は金を手放し、利益が高い株式や債券などのリスク投資を進めるでしょう。

コロナウイルスが終息の兆しを見せたことに加え、戦争が落ち着けば、大量の金が市場に流れて価値が下がる可能性は十分にあります。

まとめ

今回は、金相場が高騰している理由と、今後の動向について解説しました。

投資や宝飾品、電子機器への活用と、金価格は大きく需要を伸ばしていますが、現在の不景気が相場に影響を与えているのも事実です。

10年、20年を見越して金を保有するつもりがなければ、今が売り時と言えるかもしれませんね!

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