こんにちは！八王子市の買取専門店 買取リッチ東京西八王子店です！
ダイヤモンドといえば「宝石の王様」と呼ばれるほどの人気を誇る宝石です。
アクセサリーや腕時計の高級店に行けば、必ずお目にかかりますよね。
天然のダイヤは中古市場でも高値で取引されています。
今回は、ダイヤモンドがなぜあれほど美しいのか、その秘密を徹底解説していきます！ぜひ最後までご覧ください。
緻密に計算された造形「ラウンドブリリアントカット」！
いきなりですが、頭の中でダイヤモンドを思い浮かべてみてください。
……思い浮かべましたか？
おそらく多くの方が、上から見ると円形で、横から見ると逆三角の上に台形が乗った形を想像したのではないでしょうか。
この形は、ラウンドブリリアントカットと呼ばれる、ダイヤモンドの代表的なカッティングです。
58もの平面が集まって作られた形であり、カットには相応の技術が必要になります。
２０世紀の初めにベルギーで考案されたこのカッティングは、ただ綺麗な形というだけでなく、ダイヤモンドの性質を考慮して、理論的、数学的に最も美しく輝くように設計されています。
ダイヤモンドの美しさは、「計算された美しさ」ということです。
また、ダイヤモンドの鑑定書には4Cと呼ばれる評価基準がありますが、そのうちのひとつ、CUT（カット）で認められるのはラウンドブリリアントカットのみです。
要するに、鑑定書付きのダイヤモンドはすべてラウンドブリリアントカットということですね！
ラウンドブリリアントカットは、人気の面でみても圧倒的です。
その証拠に、ラウンドブリリアントカットに比べると、ほかのカットが施されたダイヤモンドは5～6割程度の価格で取引されています。
ダイヤモンドを売却する場合、カットの種類によって買取価格が大きく異なることは頭に入れておきましょう！
ダイヤが放つ３種類の光とは？
前項で、ダイヤモンドの美しさは「計算された美しさ」であるとお話ししました。
この、計算された美しさの秘密はダイヤモンドから放たれる３種類の光にあります。
ダイヤが放つ３種類の光とは何なのか？次は、こちらを解説していきます。
まず1つ目の光は、ダイヤモンドの表面で反射する光です。
太陽や照明などの光源から放たれる光が、ダイヤモンドに当たるとしましょう。
すると、光の一部はダイヤモンドに反射して帰っていきます。ラウンドブリリアントカットは58面体ですから、ダイヤの角度をわずかに変えただけで、光が次々と違う角度から反射し、強く輝いて見えるのです。
この外側で反射する光を「シンチレーション」といい、光の強さは、角度の精度や研磨の質によって決まります。
２つ目の光は、ダイヤモンドの内部で反射する光です。
ダイヤモンドの表面に当たった光は、一部反射して帰っていきますが、残りは透過して内部へ侵入していきます。
上から侵入した光がダイヤモンド内部で反射を繰り返し、また上へ帰っていくことで、ダイヤモンドはより一層美しく見えるというわけです。
他の宝石であれば、上から入った光の一部は下や横から漏れ出てしまいますが、ダイヤモンドは一味違います。
ダイヤモンドがもつ光を強く曲げる性質と、緻密に計算されたラウンドブリリアントカットの底面角度が合わさることにより、内部の光をもれなく上に返すことができるのです。
この、内部で反射する光を「ブリリアンス」といいます。
美しいブリリアンスを生み出すカッティングは難しく、底面の角度が大きすぎても、小さすぎても下や横から光が漏れ出てしまいます。
また、ガラスなどの光を強く曲げる性質を持たない素材を使った場合、たとえ精度の高いラウンドブリリアントカットを施しても、美しいブリリアンスを生み出すことはできないのです。
ブリリアンスは、ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドだからこそ放つことができる光というわけですね！
3つ目の光は、分散による虹色の光です。
突然ですが、みなさんは太陽が何色かご存じでしょうか。
昼間に見る太陽は白く見えますし、夕方なら赤く見えます。
絵本では黄色で描かれることもありますが、実際の太陽の光は赤・青・黄などのすべての色を含んでおり、それらすべてが合わさって私たちの目に届いています。
虹が七色に輝くのも、太陽に様々な色が含まれているから。
これは太陽に限った話ではなく、照明などの光にも言えることです。
光は、その色によって屈折率が異なります。
光が物質を通るとき、紫の光は大きく曲がり、赤の光はあまり曲がりません。ダイヤモンド内部でも同様のことが起こり、色ごとに分散された光によって、ダイヤの表面は虹色に輝いて見えるのです。
分散による虹色の光のことをディスパージョンといい、この現象はダイヤモンドがもつ「光を強く分散させる性質」が関係しています。
ダイヤモンドでなくとも、分散率の高い宝石なら強いディスパージョンを放ちますが、分散率が高すぎると、かえってギラついた印象を与えることもあります。
その点、ダイヤモンドの分散率は高いながらも適度なものであり、上品で美しい輝きを放つことができるのです。
まとめ
今回は、ダイヤモンドの美しさの秘密について詳しく解説していきました。
ダイヤモンドはシンチレーション、ブリリアンス、ディスパージョンという３種類の光を有しています。
これらの光を最大限生かすにはダイヤが持つ性質と、それを最大限引き出すカッティングが不可欠と言えるでしょう。
実際のところ、３種の光はより細かな種類で分けられており、ダイヤモンドの輝きは大変奥が深くなっています。
手元にダイヤモンドがあったら、改めてその光り方を観察してみるのも面白いかもしれませんね！
買取リッチ東京では、ダイヤモンドの査定を承っております。
今回紹介したラウンドブリリアントカットに限らず、どんなダイヤでも無料でお見積りしますので、ご不要なもの、値段を知りたいものがございましたらお気軽にお尋ねください！
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