こんにちは!東村山市の買取専門店 買取リッチ東京 東村山店です!
2000年までの10年間に渡って製造されたエアキング Ref.14000の値上がりが続いているのはご存じでしょうか?
中古平均を見ると、過去半年で5万、1年で10万と派手さはないものの堅調な値上がりが続いており、つい先日にはとうとう50万を突破しました。
34mmという小ぶりのケースとエアキングらしいシンプルデザインが再び人気を呼んでいるようですね。
今回はそんな14000の価格推移・モデル概要をみていきましょう。
「ダサいエアキング」とは?
エアキングの不評を目にする方は多いのではないでしょうか?
グーグル検索で「エアキング」と入れた際、検索候補に「ダサい」と表示されることからも、エアキングをダサく感じてしまう方は少なくないのかもしれません。
しかし、そういった見方は主に現行エアキング に対するもので、デザインが大きく異なる旧作群とは評価が分かれているようです。
旧作群とは、1950年代に生まれたRef.5500の流れを汲む114200までのモデルで、現行に対して非常にシンプルで小型な34mmケースが特徴です。
今回紹介する14000は5500の次世代モデルにあたり、旧作エアキングらしさと、ほどよいアンティーク感が魅力の1本となっております。
アンティーク感を残しつつ古すぎず実用的なエアキング
1950年代から1990年頃まで続いた超ロングセラーRef.5500の基本設計を踏襲し、ケースサイズや重量はまったく同じとなります。
大きな違いは風防で、プラ風防からサファイアクリスタル風防へと換装されました。
このため、アンティーク感を残しつつも、古すぎず実用的なエアキングと言えそうですね。
文字盤の6時上には「正確」を意味する「PRECISION」がプリントされており、現行では廃止されていることから、往年のエアキングらしいポイントと言えるでしょう。
ロゴ下の「Air-King」のプリントと合わせて、オイスターパーペチュアルとの差別化になっています。
価格推移
去年から今年にかけての年末年始ではしばらく落ち着いた推移となっていました。
その後、4月の新作発表に向けた相場全体の高騰に引き上げられた格好で上向き、ここまで下落することなく毎月1~2万程度で値上がりしています。
言うまでもなく、スポーツモデルの供給不足が高騰の一因になっており、比較的人気の低い現行エアキングも100万を大きく超えてプレミアモデルとなりました。
現時点ではぎりぎり30万円台の個体も見つけることができますが、早ければ今年中にも難しくなるかもしれません。
もっとも、エアキングの兄弟機と言えるオイスターパーペチュアルの高騰ぶりをみれば、旧作エアキングの高騰も当然と言えそうです。
この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 東村山店 店長
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