50周年モデル最新価格!超プレミアモデルは不況に強い?
こんにちは!小平市の買取専門店 買取リッチ東京 花小金井店 です。
ロレックス相場の落ち込みが長引く中、ほとんどのモデルで市場価格の下落が続いています。
多くの買取販売店では仕入れ値の問題から販売価格の大幅な値下げが難しいため、実店舗を見る限りでは「少し安くなったかな?」といった感想をお持ちの方もいるでしょう。
しかし、実際の相場は年始から比べるとかなり落ち込んでおり、現行デイトナの買取価格はついに300万円台後半に差し掛かる店も出始めています。
300万円を割ることは想像できませんが、可能性としてはゼロではないのかもしれません。
さて、そんな昨今のロレックス事情の中、とんでもないプレミア価格になっている記念モデルにはどんな変化があるのでしょうか?
今回は今までに登場した様々な記念モデルの市場価格と買取相場をみていきます。
サブマリーナ Ref.16610LV
グリーンサブと呼ばれるサブマリーナのオリジナルがこの記念モデル16610LVです。
ダイアルにグリーンが使われた最初のロレックスでもあり、記念碑的な立ち位置にあることから熱狂的な人気はいまなお衰えていません。
マイナーチェンジの数々はこのモデルに奥深さを与えており、ファット4やビッグスイスはさらなるプレミア価値を生み出しています。
そんな年々プレミア化が進んでいる16610LVですが、現在の実勢価格は200万円から250万円で推移しています。
年始に高騰して以降は緩やかな下落が続いているものの、目立った暴落はなくさすがのプレミアモデルといった印象です。
比較的流通の多いBランクの個体の多くは、現在250万以下で購入することが可能で、個体によっては200万円以下からも狙えるでしょう。
逆に新品状態の個体は400万円超で推移しており、B品に比べ値崩れがあまり見られないのが特徴です。
高騰した時の勢いは強い反面、下落が比較的緩やかな16610LVは、値崩れしにくい点で見ると最も資産価値の高いモデルの1つと言えるのかもしれません。
現時点の買取上限は180万円から190万円に設定する買取店が多いようです。
GMTマスターII Ref.116718LN
金無垢時計はどうしても資産価値が強調されがちですが、金特有の長所である堅牢性やブレスの伸びへの耐性などは、ロレックスの時計哲学に一致するものです。
特に鏡面仕上げの金ブレスは実用性と高級感を高いレベルで両立させており、ロレックスのデザインの美しさを一層際立たせています。
ちなみに、グリーンダイヤルの金無垢スポーツモデルは、この116718LNとデイトナ116508のみです。
日本では金無垢はあまり好まれない傾向がある中、この記念モデルは比較的多く取引されているモデルと言えるでしょう。
プレミア化している上に金相場の動きも大きく影響するため、新品相場では垂直に大きく上がる大高騰がこの数年で何度か起きています。
1度目は2019年4月の新作発表のタイミングで、320万から430万と特大の高騰があり、次の高騰までほぼ同水準を保っています。
2度目は2020年の2月で、440万から500万の大台に乗りました。
コロナショックによってロレックス相場が全体的に落ち始めた時期ですが、116718LNの場合は金価格の高騰の影響がまさったようです。
その後も値上げを繰り返しながら、現在の市場価格はなんと700万円から850万円ほどで推移しています。
この3年で最も高騰したモデルの1つであるGMTの記念モデルは、過去に1000万円目前まで迫ったこともあり、資産価値は莫大といえるでしょう。
一方、買取上限は市場価格を大幅に下回っており、お店によって差はあるものの、多くは500万円台で設定しているようです。
なかなか買い手がつかない超高額品を抱えるリスクは近年さらに高まっており、それが控えめな価格設定に繋がっているのかもしれません。
デイトナ Ref.116506
116506はプレミアモデル揃いの記念モデルの中でもトップクラスの人気があり、市場価格は1500万円を大きく超えています。
最上位の個体で2500万円オーバーとすごい世界ですが、値付けの基準は不明です。
この価格帯にしては取引数は少なくありませんが、流通数が少ないため数点の入れ替わりや価格改定で相場は大きく変動します。
100点にも満たない市場の中で単価1000万円超の時計が出入りすることを考えると、平均価格があてにならないのは言うまでもないでしょう。
そういった116506の性格上、買取店によって掲示する買取価格に大きな差が出るのは当然ですが、現時点では1100万円から1300万円を基準に考えるお店は多いようです。
まだまだプラチナが長期的な上昇トレンドに乗っていることも高騰を後押ししており、持つほど価値が上がる可能性は高いと言えるでしょう。
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この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 花小金井店 店長
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