小金井・小平・東村山・昭島・八王子の買取リッチ東京

実機で検証 16610と14060Mと1680のサブマリーナ三種比較

はじめに

こんにちは!八王子市の買取専門店 買取リッチ東京 西八王子店 です。

2022年の新作が迫っている現在、相変わらずスポーツモデルはお店に並んでおらず、中古で買うにも値上がりしすぎて手が出せないという状況が続いています。
デイトジャストすら1本もないというお店もあるほどで、ロレックスの緊急事態はまだまだ終わりそうにありません。

そんな中、買えない現行モデルを諦め、数世代前のモデルを求める方が増えているようです。
古いモデルでも基本デザインは変わらないことが多いため、現行品から廃盤品へ需要が移り易いのはロレックスの特徴と言えます。

そこで今回は、最人気モデルの1つサブマリーナの中から、16610、14060M、1680の3機種を比較してみていきたいと思います。

3機種の共通点

先に共通点をみていきましょう。
3機種の共通点としては、40mmケース、オイスターブレス、パワーリザーブなどが挙げられます。
ケースサイズに関しては厚みも12.5mmで揃っていますが、1680はプラ風防が突き出ている分大きく感じるかもしれません。
ご存じの通り現行モデルでは1mmサイズアップしたため、40mmは往年のサイズとなっています。
オイスターブレスも共通ですが、改良を積み重ねた14060Mのブレスと、初期型に近い1680のブレスではほとんど別物と言えるでしょう。
特に中空になっているかどうかは装着感や耐久性に大きく影響します。
軽さを求めるのであれば中空ブレスは問題になりませんが、耐久性は劣ってしまうので注意が必要です。
パワーリザーブは3種とも42時間で普段使い出来る合格ラインは超えています。
1680の前期型のみ除けばハック機能も共通となっており、生活の中での大きな不満点はないかもしれません。

 

サブマリーナ Ref.1680

1680は1965年から1980年まで製造されたロングセラーモデルで、3種の中では唯一のアンティークモデルとなります。
他の2種との最大の違いはプラ風防で、どうしても趣味感が出ることから、ビジネスシーンに完全対応しているとは言えません。
また、本格的なダイバーズウォッチとしての使用も慎重になった方がよいでしょう。
ベゼルに逆回転防止機能がついていない点など、本格ダイバーズに比べると性能は格段に劣ってしまいます。
そもそもプラ風防で本格的なダイビングをする人は少ないかもしれませんが、アンティークは水に弱いという鉄則は絶対です。
最初期モデル以外にはサブマリーナの代名詞でもあるトリプロックリューズがつくため、パッキンの状態を確認のうえ、防水性能はおまけ程度に考えてよいかもしれません。

1680のレアモデル「赤サブ」とは?

1680を有名にしているのは「赤サブ」の存在です。
赤サブとはモデルロゴの「SUBMARINER」の表記が赤い1680の初期生産品のことで、非常に人気の高いコレクターアイテムとなっています。
同じ赤サブでも文字盤の表記の違いによって6通りあるうえ、紫外線による経年変化によりブラウンダイヤルとなったレア文字盤もあることから、アンティークロレックスの奥深さが最もわかるモデルとも言われているようです。
細かな仕様の違いやアンティークならではのダメージを含めて良いと思える方にとっては、1680はこれ以上ないサブマリーナかもしれません。

そんな1680の現在の買取価格は、好条件さえ重なれば最大200万円近くなるものの、アンティークのため個体差が大きく、お問い合わせが必要となっています。

 

サブマリーナ Ref.16610

1989年から2010年まで製造された16610は20年に渡るロングセラーモデルです。
前モデル168000から目立った変更はないものの、現役20年の間では数々のマイナーチェンジを受けています。
代表的なものとしては登場10年目にあたる1999年の調整が挙げられ、フラッシュフィットが分離型から一体型になったほか、夜光がトリチウムからルミノバに変わりました。
また、4年後の2003年には透かし王冠が入り、ラグの横穴が塞がったことで、一気に現代的になります。

これらのマイナーチェンジの有無は買取価格に影響しており、当然ながら後期品ほど高くなる傾向があります。
後期製造の美品には最大110万円以上の買取価格がつく場合がありますが、初期製造品でも極端に下がることは稀です。
最新の買取価格についてはお問い合わせください。

 

サブマリーナ Ref.14060M

2001年から2012年に製造された14060Mは、ノンデイトのスッキリとしたデザインが特徴です。
前モデル14060とデザインは同じですが、2001年にムーブがCal.3130に移し替えられたことで、リファレンスの末尾にMがつきました。
デザイン的には前モデルですでに完成していることから、ほとんど調整のない14060Mですが、ロレックスとしてはちょっとした記念モデルとなっています。
それは2006年に14060Mがクロノメーター認定を受けたことで、当時の現行モデルすべてがクロノメーター機となったためです。
スイス公認クロノメーター検査協会による認定は、本物のスイス時計の称号とも言われており、精度第一のロレックスにとっては重要なお墨付きと言えるでしょう。

14060Mの現在の買取価格は最大114万円となっています。
製造年による個体差の少ないモデルのため、前モデルの14060まで遡っても買取価格が大きく落ちない点が特徴です。
最新の買取価格についてはお問い合わせください。

 

この記事の動画verはこちら

https://www.youtube.com/watch?v=pSg6WiGZiZw

 

この記事を書いた筆者:買取リッチ東京 西八王子店 店長

この度は当店ブログ記事をご覧くださりありがとうございます。

東京の多摩地区でブランド買取専門店を運営しております買取リッチ東京です。

買取リッチ東京 | 小金井・小平・東村山・昭島・八王子 (kaito-rich.com)

貴金属や腕時計についての最新の情報を定期的にアップしていきますので、ご覧いただけましたら幸いです。

 

  • B!