こんにちは!買取リッチ東京昭島中神店です!
100年以上もの長い歴史を持つロレックスには、度々希少価値が突出して高い、いわゆるレアモデルというものが出現します。
その中でもっとも有名だと言われているものが、「赤サブ」と呼ばれるモデルです。
赤サブについて
赤サブはロレックスの定番モデルである「サブマリーナー」の特殊仕様であり、 1970年前後から流通しだしたRef.1680というモデルにのみ確認されています。
このRef.1680には、実は発売当初の2~3年の間のみ、文字盤にある「サブマリーナー」の表記が赤く塗られている個体が販売されていました。
それが「赤サブ」と呼ばれる個体です。
少なくとも1970年代中期あたりには現状と同じ白い文字になっており、赤サブが生産された個体数はごく少数にとどまるとされています。
これだけでも相当に希少価値が高いことがうかがえますが、実はこれで終わりではありません。
赤サブには、さらにいくつかのバリエーションがあり、ひときわ希少価値が高いモデルが存在するからです。
赤サブマーク1とは?
ポイントとなるのは、サブマリーナーというロゴの下に記載されている防水表記。
この部分は時期によって書体が変化しており、それに応じて赤サブはマーク1~マーク6までの6種に分類されます。
メーターファースト
それぞれアンティークとしての人気が異なりますが、メーター表記がフィートよりも先にくる「メーターファースト」
クローズ6
数字の「6」で丸みを帯びている部分がしっかりとくっついている「クローズ6」
ロングF
フィートを意味するFtの部分でFの横線が上下不揃いの「ロングF」
これら3つの特徴を兼ね揃えたマーク1と呼ばれる個体が最も人気が高く、
赤サブの初期ロットにしか見られない、大変珍しい個体とされています。
赤サブの中古価格
では肝心のお値段はどうでしょう。発売当時のRef.1680は定価166,000円での販売でした。
現行機の定価は安価なステンレス製で1,060,000円ですので、その10分の1だったことが分かります。
一方で赤サブの中古市場価格を見てみると、最も値が低いマーク6で約200万以上。
この時点でも新型の定価を大きく超えているのが分かりますが、マーク1ともなると、なんと350万円以上となります。
まとめ
赤サブがここまで人気を博している理由に関しては諸説ありますが、抜群の希少性はもちろん、ベースとなっているサブマリーナー自体が機能性に優れているという点も大きいかと思います。
ロレックスの定番商品でもある同機は、ここから何度も改良を繰り返しますが、その機能性とデザイン、使用感などはRef.1680の時点ですっかり完成されており、普段使いにおいては今でも十分に見劣りしません。
すなわち、希少なだけでなく、今でも使えるアンティーク時計。
それが赤サブなのだと言えるでしょう。
この記事を書いた筆者:
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