GMTマスターⅡ 派手な色ほど人気が高い?を徹底検証!
こんにちは!八王子市の買取専門店 買取リッチ東京 高尾店 です!
ロレックスのGMTマスターⅡといえば、赤×青の「ペプシ」、青×黒の「バットマン」、緑×黒の「スプライト」など、特徴的なカラーリングが魅力のスポーツモデルです。
ロレックスにしては浮いていると言えるほどの派手なカラーリングですが、
ここで気になるのが、派手な色ほど人気が高いの?という点です。
そこで今回は、カラーリングと人気の関係について深堀りしたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
なお、人気については、ジュビリーブレスが登場した2018年から現在までの定価と買取価格の推移を参照した換金率を使います。
2018年、ジュビリーブレスのペプシが衝撃のデビュー
現在のGMTマスターⅡの人気を語るうえで、大きな転換点となったのが2018年です。
この年、ステンレススチール製の赤×青ベゼル「Ref.126710BLRO」が登場しました。
最大の特徴は、スポーツモデルとしては非常に珍しい5列のジュビリーブレスレットを採用したことです。
発売当時の国内正規定価は95万400円。
ところが、発売直後の2018年6月には、ピアゾの9社平均買取価格が185万円に達しています。
定価95万400円に対して185万円ですから、換金率はなんと約195%。
しかもこれは販売価格ではなく「買取価格」です。
つまり、発売直後からすでに正規定価の約2倍という、極めて強い中古需要が存在していたことになります。
2018年11月頃にも並行新品相場は190万円前後で推移しており、定価の約2倍という水準が維持されていました。
2019~2020年もプレミアムを維持
2019年になると定価は97万6,800円へ上昇しました。
一方、買取相場はおおむね170万~180万円程度とされており、単純計算で約174~184%の換金率です。
さらに2020年には定価が102万800円へ上昇しました。
買取相場は180万~190万円程度とされており、換金率は約176~186%です。
ここで重要なのは、2018年の発売直後だけ高かったわけではないということです。
2018年から2020年まで、定価に対しておおむね1.8倍前後の買取水準を維持していました。
「派手な赤×青だから一時的に人気になった」という説明だけでは、この長期間の高換金率を説明できません。
2021年、換金率はさらに上昇
GMTマスターⅡの人気が大きく跳ね上がったのが2021年です。
2021年5月には、126710BLROの新品未使用品について、9社平均買取価格が248万円という実績が確認されています。
この時点の参考定価は99万8,800円。換金率は驚異の約248%です。
また、同年7月には中古の買取実績が215万円、9月には265万円、12月には280万3,000円という実績も確認できます。
つまり2021年は、定価100万円前後→買取200万円台という異常なプレミアム市場になっていたわけです。
2022~2023年は調整、それでも高換金率
もちろんGMTマスターⅡも常に上昇していたわけではありません。
2022年から2023年にかけては、高騰したロレックス市場全体に調整が入りました。
126710BLROについても、2022年頃には買取価格が230万~250万円程度、2023年11月時点では「~300万円」という水準が確認されています。
一方、ジュビリーブレス仕様の定価は2022年9月に127万2,700円、2023年9月には129万6,900円まで上昇しました。
仮に2023年の買取価格を300万円として計算すると、換金率は約231%です。
市場が調整しても、定価を大きく上回る水準を維持していたことが分かります。
2024~2026年、再び換金率が上昇
2024年以降は再び相場が強くなります。
126710BLROのジュビリーブレス仕様は、2024年1月時点で定価142万6,700円。
2025年1月には166万4,300円まで定価が引き上げられています。
一方、買取市場では2025年の買取価格が300万円前後から350万円程度まで上昇しました。
2026年になるとさらに強くなり、GINZA RASINでは2026年1月330万円、2月340万円、3月345万円、4月360万円という買取価格が掲載されています。
別の買取店でも2026年9月時点で372万円という相場が確認できます。
2025年1月の定価166万4,300円を基準に、2026年9月の372万円を単純比較すると、換金率は約224%です。
発売から8年以上が経過しても、定価の2倍を超える水準です。
2018年からの換金率を見ると「派手な色は強い」は本当
ここまでの数字を整理すると、126710BLROは次のような動きをしています。
| 時期 | 定価の目安 | 買取価格の目安・実績 | 換金率 |
|---|---|---|---|
| 2018年 | 95万400円 | 185万円 | 約195% |
| 2019年 | 97万6,800円 | 170~180万円 | 約174~184% |
| 2020年 | 102万800円 | 180~190万円 | 約176~186% |
| 2021年 | 約107万円 | 248万円の実績 | 約231% |
| 2022年 | 約127万円 | 230~250万円前後 | 約181~197% |
| 2023年 | 約130万円 | ~300万円 | ~約231% |
| 2025年 | 約166万円 | 約300~350万円 | 約180~210% |
| 2026年 | 現行定価ベース | 約330~370万円台 | 約200%超の水準 |
※各年で「平均値」「最高値」「特定個体の買取実績」など資料の条件が異なるため、厳密な年間平均ではなく、公開情報から見た市場水準の比較です。
この表から分かるのは、ペプシは発売直後から現在まで一貫して高い換金率を維持してきたということです。
これは非常に重要なポイントです。
一時的な流行であれば、発売直後だけ換金率が高く、その後は大きく下落するのが一般的です。
しかし126710BLROは市場の調整局面を挟みながらも、長期間にわたって定価を大幅に上回る買取価格を維持しています。
なぜ赤×青はここまで強いのか?
理由は単純に「派手だから」ではありません。
赤×青というカラーはGMTマスターの歴史そのものともいえる伝統色です。
さらに2018年モデルでは、赤×青ベゼル+ステンレススチール+ジュビリーブレス+新世代ムーブメントという組み合わせになりました。
そのため、単なるカラフルな時計ではなく、「GMTマスターらしさ」を象徴するモデルとして評価されたと考えられます。
2019年にはGMTマスターⅡが読者人気ランキングで上位に入り、2018年に登場したペプシとジュビリーブレスが人気を押し上げたと分析されています。
バットマンやスプライトと比べると?
もちろん、派手なカラーなら何でもペプシと同じ換金率になるわけではありません。
青×黒の126710BLNRも非常に人気が高く、2026年6月の買取平均価格は290万円です。
一方、ペプシは同時期に345万円~360万円という水準でした。
つまり現在の中古市場では、ペプシ>バットマンという価格差が確認できます。
この差こそが、「色」だけではなく、歴史性や希少性、コレクターからの評価が換金率に影響している証拠と言えます。
結論:派手な色ほど人気ではなく「象徴性のある色」が強い
2018年から2026年までの換金率を見ると、「GMTマスターⅡは派手なカラーほど人気が高い」という説には、かなりの根拠があります。
しかし、正確には派手だから高く売れるのではなく、GMTマスターを象徴するカラーだから高く売れると言った方が良いでしょう。
その代表格が赤×青の「ペプシ」です。2018年の発売時点で換金率約195%、2021年には約248%という買取実績も記録しました。
2026年現在も定価の約2倍を超える水準が確認されています。
これは一過性のブームではなく、8年以上にわたって中古市場で高い需要が維持されてきたことを示しています。
GMTマスターⅡを「資産性」や「売却時の強さ」という視点から選ぶなら、現時点ではやはり126710BLRO・ペプシが有力候補です。
「派手な時計は飽きるのでは?」と思われがちですが、GMTマスターⅡに関しては、むしろその個性的なカラーこそが長期的な人気と高い換金率を支えているのかもしれません。
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筆者:買取リッチ東京 高尾店 店長
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