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エラーコインとはなに? 種類や価格をご紹介!

こんにちは!

八王子市の買取専門店 買取リッチ東京西八王子店です!

2024年の7月より、新紙幣の発行が始まります。

約20年ぶりのデザイン変更で、ニュースでも取り沙汰されていましたよね!

今回は、そんなお金の話題にちなんで、買取店で取引される「エラーコイン」についてご紹介します。

コレクターの方はもちろん、ご存じない方にも興味深い内容になっていると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

エラーコインってなに?

そもそも、エラーコインとは何なのかについてお話していきます。

エラーコインとは、硬貨の製造過程で何らかの異常が発生し、正しく製造されなかった不良品のことです。

通常であれば流通する前に取り除かれるものですが、まれに検品を逃れて市場に出回ることがあります。

そうした不良品は流通数が少ないうえ、ユニークな見た目をしていることから一部のコレクターが集めているというわけです。

硬貨のエラーには様々なパターンがあります。

その種類や硬貨の状態、製造年によって価格が異なり、珍しいエラーは額面を大きく上回る価格で取引されるのです。

場合によっては額面の10万倍以上の価値がつくことも。なんだか夢のある話ですね!

年代による価値の違い

エラーコインの価値がなぜ製造年によって異なるのか。

それには、年による発行枚数の違いと、技術力の進歩が関係しています。

昭和40年以降は、それ以前に比べて硬貨の流通量が少なく、平成になると、発行枚数の少なさに加えて技術が進歩したことでエラーコインの製造・流通が起きづらくなりました。

それによりエラーコインの希少価値が増加し、製造年が新しくなるにつれてエラーコインの取引価格が高騰しているのです。

また一般流通用の硬貨が製造されていない年のエラーコインはとりわけ希少価値が高くなります。

コレクション用での製造のみに留まった昭和62年の50円玉は、その最たる例と言えるでしょう。

1.穴ずれエラー

ここからはエラーコインのパターンをいくつか紹介していきます。

まずご紹介するのは、「穴ずれエラー」です。

読んで字のごとく、硬貨に打たれた穴が本来の位置よりずれているエラーのことを指します。

穴がずれているという性質上、5円玉か50円玉にしか見られないものです。

比較的見つけやすいことから、エラーコインの中でも特に知名度が高く、エラーコインの代名詞と言えるかもしれません。

ひとえに穴ずれエラーと言っても、その価値はまちまちであり、穴のずれ具合によって大きく変動します。

しかし、ずれが小さい50円玉で1万円程度の値が付くこともありますから、穴ずれの価値の高さが伺えますね。

穴のずれ具合以外に、製造年やコインの状態も価値を決める基準になります。どれだけ汚れていたとしても、掃除してしまうとその価値が大きく下がる可能性がありますので、注意しましょう。

2.穴なしエラー


続いて紹介するのは、「穴なしエラー」。

硬貨に本来あるべき穴がないことからその名がつけられたエラーです。

穴ずれエラー同様、穴あきが本来のデザインである5円玉と50円玉にのみ見られます。

10円玉や100円玉は穴なしが正常なので、当たり前と言えば当たり前ですね。

しかし、極端に古い5円玉・50円玉はもともと穴が開いていない点には注意が必要です。

それらはエラーコインとしての価値が付かないので、売却する場合は一度調べておくとよいかもしれません。

穴なしエラーはエラーコインの中でも特に人気が高く、基本的に穴ずれ以上の価格で取引されます。

年代や状態によっては10万円以上の価値がつくことも珍しくないでしょう。

3.陰打ちエラー

「陰打ちエラー」とは、両面が同じ模様になってしまうエラーのことです。

片面は正常に刻印されていますが、もう片面には同じ模様が鏡写しの形で刻印されています。

一目でわかりやすい穴や変形があるわけではないので、少々発見しづらいエラーと言えるかもしれません。

一度プレスした硬貨が別の硬貨の上に重なりプレスされることによってできるもので、陰打ちがデザイン全体にわたっているものほど価値が高くなります。

一部だけ陰打ちされたものはその分価値が下がるため、取引価格も低くなっている点には気を付けましょう。

こちらも穴なしエラー同様、状態の良いものであれば10万円以上の価値がつくエラーです。

4.刻印ずれエラー


最後に紹介するのは「刻印ずれエラー」です。

ずれ打ちエラーと呼ぶこともありますが、どちらも硬貨のデザインが中心からずれてしまったエラーを指します。

ずれの具合にもよりますが、大きいものだとコインが変形していることもあり、一目でわかりやすいのが特徴です。

そのわかりやすいデザインが人気を集める一方、当然検品の際にはじかれやすいことから市場に出回りづらいエラーであるといえますね!

その分価値は高く、ずれが大きいものであれば100万円の価格で取引されることもあります。

自然とお目にかかることはめったにありませんが、小さなエラーのものでも数千円から数万円の価値がつくので、気が向いたときに探してみるとよいかもしれません。

エラーコインの偽物って?

ここまでいくつか紹介してきたエラーコインですが、一部偽物も出回っています。

エラーコインの偽物とはずばり、人為的に加工を施された硬貨のことです。

最初に言っておきたいのは「硬貨を傷つけたり、加工したりすることは法律で禁止されている」ということ。

当然のことではありますが、硬貨の加工は絶対にしないようにしましょう!

とはいえ、中古市場に加工品が出回っているのも事実です。特に気を付けたいのが、1円玉のエラーコイン。

1円玉は製造過程でエラーが発生しにくいと言われており、天然のエラーコインが出回ることは多くありません。

また、素材であるアルミニウムは加工しやすく、偽物の製造が比較的容易である点も注意が必要でしょう。

ネットで1円玉のエラーコインを購入する際は、慎重に事を進める必要がありそうです。

まとめ

今回は、コレクション価値が高いエラーコインについていくつかご紹介しました。

今回紹介したエラー以外にも様々なエラーがありますので、取引価格と一緒に調べるのも面白いかもしれません。

中には吃驚するほど高価な硬貨もあることでしょう。

買取リッチ東京では、エラーコインや記念メダル等の買取を行っております。値が付くか気になるものがありましたら、お気軽にお立ち寄りください!

 

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