こんにちは!買取リッチ東京東小金井店です。
皆さんは買取専門店で「金歯が高く売れる」ことはご存じですか?
意外に思われるかもしれませんが、買取店に金歯を持ち込まれることは非常に多いです。
今回は金歯を売る際に知っておきたいことについて解説しましょう。
金歯は売れるの?
金のジュエリーに見られるK18や750等の含有量を示す刻印。
金歯に刻印はございませんが、当然金歯にも金が含有されているので他の貴金属同様、買取店で売ることができます!
「含有量の記載が無い」だけでなく、「正確に金の重量を図ることが難しい場合もある」ため、買取店ごとの査定価格に差が起きやすい商材でもあります。
金歯はいくらで売れるの?
金歯はK14、K18、K20で作られるのが一般的です。
K24で作ってしまうと柔らかすぎるため多少純度を落とした物を使用するためです。
買取価格のつけ方は一般的な貴金属と大きな違いがない為
(1gあたりの金の価格)×(金の重さ)=(買取価格)
となります。
金歯は平均として1本あたり2~5g程度重量がございますので、2021年11月21日現在の金相場から計算すると、概ね5,000円~25,000円程度が買取金額になると想定されます。
金歯が高値で売れる理由
金歯が高値で売れる理由は至ってシンプル。
金で作られているからです。
金はその性質上、長期間体内に残っていても状態が変わることなく、そのままの形状を保ちます。
水分のある状況下でも腐食や変色することはまれで、時間の経過とともに劣化し金としても価値が下がることはほとんどありません。
そのため、たとえ長期間口の中にあった金歯でも、金としての価値が薄れることはないのです。
金歯は一本からでも売れるの?
治療で一本だけ抜いた等の理由で、金歯の売却を考えている人もいらっしゃるかと思います。
買取店は金製品をグラム単位で査定するため、金歯1本だけを買取に出しても値段をつけることが出来ます。
当店のお客様でも(どちらかと言えば)複数本を持ち込まれる方は少数で、1本だけ持ち込む方がほとんど。
そのため、多くの買取業者は金歯が1本しかなくても快く引き受けてくれるはずです。
金歯を売る場合の注意点
歯科医に金歯を引き取る旨を伝える
金歯を抜歯する際は、必ず歯科医に金歯を引き取る旨を伝えましょう。
金歯には価値があるため、抜歯した金歯をどうするか聞いてくれるケースがほとんどですが、歯科医によっては抜歯した金歯を金属スクラップとして独自で処分することもあるようです。
金歯は、歯科治療で使用する素材の中でもっとも高価です。
せっかくお金をかけて入れた金歯を無駄にしないために、抜いた金歯は必ず返してもらいましょう。
少しでも高く売ろうとする場合は下準備が必要
金の詰め物であれば特に気にすることはありませんが、入れ歯として使用していたものであれば少し注意しなければいけないことがあります。
それは、入れ歯のままでは売却は難しいという点です。
買取業者が見積もりを行うのはあくまで金の部分のみ、入れ歯自体には価値はありません。
そのため、買取してもらう際は、ペンチなどで金の部分と入れ歯の部分(樹脂や人口歯)を引きはがしておくと良いでしょう。
買取対象ではない部分も引き取ってもらえる業者も存在していますが、その場合は手数料が上乗せされた買取金額となっている場合が多いため、なるべく金と入れ歯と金の部分は外しておくことをおすすめします。
※当店、買取リッチ東京では入れ歯のままでも買い取りしますので、是非そのままお持ち込みください。
金歯を1円でも高く売る方法
金歯を高く買い取ってもらうためにはコツがあります。
金歯の査定価格を大きく左右するため、しっかりチェックしておきましょう。
金の買取実績が豊富な店を選ぶ
歯科用金属である金歯は特殊なアイテムのため、査定には専門知識が必要となります。
金製品の買取実績が豊富な店は、金歯の買取経験も多くありますので信頼できる査定が期待できます。
金の純度を調べる機器のある店や、貴金属に詳しい鑑定士のいる店は、高価買取をしてくれるはずです。
金相場が高いときに売る
金歯の価格は、その日の金相場がベースになります。
金歯を買取に出す際は、金の相場価格ができるだけ高いときに売りに出すことをオススメします。
買取価格を明確に提示している店を選べば、高値で売れる可能性が上がるでしょう。
自分で不純物を取り除いておく
入れ歯タイプの金歯等、金以外の物がついている状態の場合、買取店では引き取る際に査定金額に手数料が含まれてしまう場合がございます。
金歯を売る際には金部分以外をペンチ等で取り除いておくことで手数料を節約できる可能性があります。
金歯の種類
実は金歯と一口に言っても用途も形状も複数ございます。
簡単に種類と特徴をご紹介しますので、お持ちの金歯がどれに当たるのか確認してみてください。
インレー
いわゆる詰め物です。歯を削った穴を保護するために歯科金属で埋めます。
金属を使ったものでは「金パラ」と呼ばれる、金銀パラジウム合金が主流です。
これは12%の金と20%のパラジウムを基本に、銀、銅、微量金属を混ぜあわせた合金で、見た目は鈍い銀色をしています。
しかも様々な金属が混ざっていますので、買取業者が金だけ査定する場合は、溶かして金を抽出するための手数料がとられる可能性があります。
クラウン
一般的にはかぶせのことを指します。
歯の全面または一部に歯科金属をかぶせるように用いて、失った部分を保護補強するものです。
金属の場合は、前述した金パラの他に、金合金や白金加金が使われます。
金合金は14金から20金までが一般的。
白金加金とは、金合金にプラチナを加えたやや銀に近い色合いの歯科用金属で、硬さや耐久性が増した素材です。
金パラに比べると、貴金属である金やプラチナの含有量が多いので、買取の場合もそれぞれの割合に応じて値がつきます。
ブリッジ
素材はクラウンと同じです。
失った歯の両側の歯を削ってクラウンをかぶせ、その2つのクラウンを支えにすることで失った部分に人口の歯を設置する方法です。
前から4番目以降の歯にブリッジを施す場合には必ず金属で作られます。
金属床義歯
総入れ歯の中で土台部分に金属を使っているものです。
一般的にはチタンやコバルトクロムが使用されますが、金合金や白金加金の場合は買取対象になります。
買取対象はあくまでも貴金属部分。
査定の際は人口歯など余分な部分を外す必要があるので、業者によっては買取してくれない場合もあるかもしれません。
まとめ
ネックレスや指輪等ジュエリーとしては使えない金歯ですが、貴金属ジュエリーと同様に売却ができます。
ただし「含有量の記載がないこと」と「正しい重量がわからない場合もある」ことから正確な価値を見極めることは難しく、お店によって査定価格は変わります。
売却の際には信頼できる買取店を利用することをオススメいたします。
この記事を書いた筆者:買取リッチ東京東小金井店 貴金属専門鑑定士
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